【異色フランス産ラブコメ】ブラインド・デート
ちょっと風変わり?でもハッピーなラブコメディ
フランス映画といえば、なんだか陰鬱、希望のないような、悲しいストーリー、あまり音楽のない長まわし、見終わった後なんか心にざらついた爪痕を残していくようなイメージ(※注 個人的な先入観です)
フランス映画にそんな先入観をもっている人に是非見てもらいたいのがこのブラインド・デート。陰鬱やら悲壮とは真逆のハッピーなラブコメです。
フランス映画=暗いわけじゃない
フランス映画に対してのガッチガチの先入観で固められていた僕は彼女がこの映画を再生し始めた時フランス語が聞こえてきて身構えました。だって、フランス映画ってなんか疲れるんだもの。もちろん良作は考えさせられる、とか文学的であったりだとか良い意味で疲れるんだけど、気軽に楽しめるかといえばそうじゃないし・・・。
(c)Cine Nomine
結構突飛なストーリー?
フランス映画への先入観なんかあっという間にひっくり返してくれる一風変わったラブコメでした。
Netflixの冒頭の文章を引用しておくと”音楽に情熱を注ぐピアニストと、沈黙をこよなく愛すパズル製作者が薄い壁を隔てた隣の部屋に住むことに。違いすぎる相手の生活パターンに苛立つ二人だが…”とあります。
(c)Cine Nomine
wikpediaiによると”ブラインドデート(blind date)とは、友人の紹介などを通じて、知らない相手とデートをする行為”だそうです。そういう意味のブラインドデートではありません。ネタばれなしという方針なのであまり書きませんが、作品を見てみると、ああ、なるほどこれはこれでブライドデートですね、という変な納得感が視聴後にはあります。またフランスというお国柄ならではの恋愛観も面白く、少し突飛なストーリーにもなんだか納得できてしまいます。
こういう映画は一人より恋人やパートナーと一緒に見るほうがきっと楽しいですね。
気軽に映画を楽しみたい、重い話は見たくない、そんな気分の時にぴったりの映画です。