人気記事

【2018年版】おすすめNetflixオリジナルドラマ

Netflix-ロゴ
ネットフリックスといえばやはり”ネットフリックスでしか見ることのできない”映画やドラマが魅力だが、既にオリジナルドラマ作品だけでラインナップ数も多くどれが面白くてどれから見るべきか迷う人も多いと思う。そこでネットフリックスオリジナルドラマ作品の中でも有名作品、人気作品をかなりの数見ていると自負する管理人がここまで見てきたドラマをおすすめ順にランクキングでお届けしようと思う。
またシーズンは続いているが途中で視聴をやめてしまった作品はランキングからは外しているのでご了承いただきたい。

※ネットフリックスオリジナルシリーズ=ネットフリックス製作の作品及びネットフリックスが独占配信権を持った作品

 


スポンサードリンク




Contents

おすすめNetflixオリジナルドラマランキング

Netflixドラマランキング第51位  SECRET CITY

シークレットシティ-タイトル

政治的ネタを探していたハリエットが湖で腹の裂かれた死体を見て以来、その件を調べれば調べるほど、真実に近づけば近づくほど関係者に危険が迫ってくるといったタイプの陰謀系サスペンス。一見なんの関わりの無いように思われるフリーチベットを訴え焼身自殺を試みた女性と湖の死体。ドラマとして大きくその二つのストーリーを追っていくので、それらの事件にどんなつながりがあるのか興味が引かれる。「ハウスオブカード」を見たことがある人ならば、「SECRET CITY」は記者目線で描かれるオーストラリア版「ハウスオブカード」と言えばなんとなく雰囲気はつかめるかもしれない。ただ「ハウスオブカード」よりはわかりやすいシナリオにはなっていると思う。

 

Netflixドラマランキング第50位 フレークド

フレークド-タイトル

【元アル中イケメン中年の末路とは】フレークド

カリフォルニアに住む元アルコール中毒の主人公・チップとその友人たちのゆるゆるな生活を描く。彼らのとてもリラックスした日常は忙しい日々に疲れた日本人には旅番組を見ているような癒し感がある。良くも悪くも序盤は大きなドラマはなく、ゆるゆると進んでいくがシーズン1後半からシーズン2にかけて元アルコール依存症という設定が表に出始め、だんだんと不穏な空気になってくる。カリフォルニアのリラックスした空気感はそのままにチップの状況だけが悪くなっていくので、妙なリアルさがあり、シーズン2を見終わると妙な後味の悪さが残るかもしれない。ただ色々考えさせられるという意味では興味深い作品だったと思う。



スポンサードリンク



Netflixドラマランキング第49位 SUBURRA

SUBURRA-タイトル

シーズン2待ちかな「SUBURRA」

イタリア製作のネットフリックスオリジナルドラマ。敵対するマフィアの息子スパディーノとアウレリアーノ、ある事件で偶然顔を合わせることになったドラッグディーラーの男ガブリエレ。キリスト教総本山であるバチカン(ローマ法王庁)で平然と行われる司教の汚職の証拠を握った3人は司教を恐喝しようとする。よくよく考えればありそうな話であるものの、キリスト教の偉い人が全力でゲスかったりするのがまず衝撃のドラマである。宗教、政治、マフィアと癒着でズブズブの街で様々な欲望が社会を動かしていく。シーズン1としてはかなり中途半端なところで終わっている、というよりもシーズン1ラストの手前で一旦ストーリーが落ち着き、シーズン1の最終回手前ぐらいからシーズン2の1話目にすればよかったような気もする。政治と宗教とマフィアの癒着のエグさはある意味光っているため、シーズン2に期待できるかどうかは置いておいて、気にはなる作品ではある。

 

Netflixドラマランキング第48位 親愛なる白人様

親愛なる白人様2 サムとライオネル

親愛なる白人様

有名大学のキャンパスでも今もなお根強いアメリカの黒人差別問題。ハロウィンに開催された白人による黒人仮装パーティを火種に大学内で顕在化する非白人学生に対する差別意識、問題を学生一人一人の目線で一話ずつ描いてゆく。古くから黒人が差別され続け、彼らが差別をなくすために戦ってきたという歴史が良くも悪くも存在し、現代に至ってはそれ自体が今もある白人と黒人の間の軋轢に繋がっている部分すら描いている。比較的白人と有色人種の差別問題をフェアにとらえたドラマだと思う。差別をしている意識もされる意識も低い日本人にはピンとこないかもしれない。ただ、アメリカ人から見れば日本人は実は多くが人種差別主義者だったりする。主義者というほど意識的ではないかもしれないが。例えば外国人とこれからかかわっていきたいと思う人ならばこのドラマを見ておくのも良いかもしれない。シーズン1よりは2のほうがストーリー性が高いので末広がりに楽しめるドラマ。ただ、この手の問題に興味がない人には退屈だろうとは思う。


スポンサードリンク




Netflixドラマランキング第47位 ホワイトゴールド

ホワイト・ゴールド-漏らすビンセント

【80年代セールスマン】ホワイトゴールド

舞台は1980年代イギリス。製油会社に勤めていたヴィンセント・スワン(エド・ウェストウィック)は自身のミスから会社をクビになり、窓枠に使うホワイトゴールドと呼ばれるプラスティックを高値で庶民に売りつけるというアコギな商売に出会う。そして開店したばかりのキャシエーウインドウズに就職し、営業チームのリーダーとしてホワイトゴールドのセールスに励むという詐欺師ギリギリの小悪党のドラマといったところ。主人公ヴィンセントのクズっぷり、ヤバいくらいの自己中、根拠もなく自信家だったりと主人公のキャラはかなり立っているものの、ちょっと頭が弱いのが見ていてイライラするかもしれない。ただ30分×6話で見やすいのと「ゴシップガール」を見ていた人ならエド・ウェストウィックのチャック役とのギャップ、また堂々と小便を漏らしたりという下ネタは見どころだと思う。

 

Netflixドラマランキング第46位 聖なるゲーム

聖なるゲーム-ガイトンデ
過大評価?インドドラマ「聖なるゲーム」

IMdbでは9.2と驚異の評価をつけているインド制作のネットフリックスオリジナルドラマ。腐敗した警察やマフィア、宗教が対立するインドという国を舞台に警部補サルタジが姿を消していた大物ギャング・ガイトンデから25日で街を救えと電話を受ける。サルタジは警察上層部からの妨害を受けながら25日後に何が起きるかわからないまま調査を進めていく、というストーリー。つまらないわけではないのだけれど、個人的には少なくとも「ストレンジャー・シングス」(IMdbで8.9)を超えているとは思えない。主人公は警部補サルタジのはずだが、シーズン1の大部分は大物マフィア・ガイトンデの回想で進んでいく。結果ほとんどがインドマフィア・ガイトンデの話なので、例えば「ナルコス」がすごく面白かったなら楽しめるだろうと思う。



スポンサードリンク



Netflixドラマランキング第45位 ガールボス

GIRLBOSS-TITLE

【不良少女→資産280億 】ガールボス

ファッションブランド「ナスティ・ギャル」を立ち上げたアメリカ人女性ソフィア・アモルーソが書いた『#GIRLBOSS(ガールボス)』を元にしたドラマ。『#GIRLBOSS(ガールボス)』は若い頃万引きやゴミあさりをして生きていたソフィアがイーベイ(アメリカ版ヤフオク)から始めたビジネスから100億円企業を作り上げるまでの回顧録的物語。インターネットビジネスで成り上がった人の一人として有名なソフィアだが、一方でその強烈なキャラクターが有名。ただ、実際の出来事を元にしているためかドラマとしての盛り上がりには若干欠ける部分もあり、またソフィアのキャラクターが良くも悪くも強烈すぎる部分が苦手と思う人もいるかもしれない。成功する起業家って大体どこか頭おかしかったりするよね、と寛容に見れる人なら楽しめると思う。残念ながらシーズン2への更新はない。

Netflixドラマランキング第44位 The Rain

THE-RAIN-TITLE

Netflix(ネットフリックス)で視聴する

デンマーク製作のアポカリプスドラマ。濡れただけでなんらかのウィルスに感染し死んでしまうという雨が降り始めた街でシェルターに避難する両親とシモーンとラスムス。父親は「仕事をしてくる」と出ていったっきり帰ってこず、シェルターの扉をたたく音が父のものだと勘違いしたシモーンがさんざん「扉を開けるな」と言われていたにも拘わらず扉を開けてしまい、結果姉弟を守ろうとした母は彼らの目の前で死んでしまう。そしてそれから6年後、姉弟はシェルターの中で暮らし続けるがだんだん食料が尽き始めてしまい、シェルターの外に出ようと決める…といったストーリー。序盤から悪い意味で驚かされ嫌な予感はするものの、6年間シェルターで過ごした後、どうなっているかわからない世界で旅をするという設定はなかなかスリルがある。だが、残念なことに設定がちらほらと雑で、世界が終わってしまうほどの危険な雨なはずなのにその説得力がイマイチ弱い。さほど考えずに見る分には楽しめるとは思うが特に人に勧めたくなるほどではなかったように思える。シーズン2への更新は決まっているようだ。

 

Netflixドラマランキング第43位 ダイナスティ

ダイナスティ 囚われのファロン

’80年代大ヒット作リメイク「ダイナスティ」

’80年代にアメリカで大ヒットしたキャリントンアトランティック社というエネルギー系の大企業を家族経営するキャリントン家の金、愛、陰謀がドロドロに渦巻くメロドラマのリメイク。キャリントンアトランティック社の社長であり父親のブレイク(グラント・ショウ)が女性社員クリステル(ケリー、グラント)と結婚するにあたり、娘ファロン(エリザベス・ギリーズ)、と息子スティーブン(ジェームズ・マッケイ)を家に呼ぶところから物語は始まるのだけれど、1話目のインパクトはなかなかすごい。その後も安っぽかろうが、キャラがブレようが、どんな手を使っても視聴者の興味を引こうとする演出のおかげである意味目の離せない展開が続いていく。ただ「ダイナスティ」を普通のドラマとして見てしまうと、前述のような演出のせいで説得力がなかったり、登場人物が何を考えているか全くわからなかったりして共感も感情移入も難しいとかもしれないが、色々様子のおかしな点を踏まえて「ダイナスティ」とはこういうドラマなのだ、と早い段階で受け入れられればきっと楽しめると思う。ただ、後半になるとその”様子のおかしな点”がなりを潜めてしまい、かなり尻すぼみな印象になった。シーズン2は2018年10月予定。

 


スポンサードリンク




Netflixドラマランキング第42位 カレッジフレンズ

ハイテンションイーサン(C)2017, Netflix Studios, LLC

ハーバード大学卒業から20年後、結婚しているイーサンとリサがニューヨークに戻ってくることになったため再会した学生時代の仲良しグループの6人。みな公私共にそれぞれの道を歩んでいたが、実のところイーサンは仲良しグループのうちの一人サムと20年間不倫関係にあった。同じく仲間の一人のマリアンはサムから不倫について相談を受けていたためイーサンとサムの関係を知っていて…。40歳、友人歴20年。長年の友人であると同時に様々なしがらみのある40歳の男女6人を描く。時間が過ぎれば歳はとるけれど、本人たちにそんな自覚はあっても実感はなかなかない。自分たちがもう若くはないとはわかっていながらもなかなか大人になれない人間たちの物語。その一方でよくもまぁ20年もバレずに不倫を続けていたな、と関心するくらいおバカなイーサンにハラハラするドラマ。

 

Netflixドラマランキング第41位 The OA

the-OA-タイトル(C) 2016, Netflix Studio, LLC

ブラッド・ピッドの会社「プランB」製作のSFドラマ。ネットの評価がかなり賛否両論ではあるものの、2016年に「ストレンジャー・シングス」と並んで成功したドラマとして呼ばれることが多い「The OA」。7年間失踪していたプレーリー・ジョンソンがある日発見され、失踪中の7年間に彼女の身に何が起こったのか、夜な夜なインターネットで集めた仲間に語っていくのがメインストーリーになっている。失踪前は盲目だった彼女に視力が戻っていたり、彼女の背中にある無数の傷の理由など、様々な謎で好奇心を引っ張るタイプのドラマ。少し古いが海外ドラマの「ロスト」とか好きだった人には向いているんじゃないかと思う。でもちょいちょい退屈な回もあったりして、シーズン1の最終回まで見て初めて賛否両論な理由がわかるんじゃないだろうか。

ざっくりと感想を言うならば、「意味はわからないが、最終回は何やらすごい物を目撃した気持ちになった」

「The OA」は今のところ配信はシーズン1のみだが、シーズン1を見始めたら最終回まで見ないと何の意味もない。全ては最終回のための前フリでしかないと言っても過言ではないかもしれない。最終回を見ないとほんとただの駄作。いや、最終回を見ても駄作かもしれない。こればっかりは見た人次第じゃないだろうか。ただ、あの”わけのわからない”最終回は見る価値はあると僕は思う(ヒマなら)

スポンサードリンク




 

Netflixドラマランキング第40位 マインドハンター

マインドハンター-エドモンドとインタビュー(C) 2016, Netflix Studio, LLC

1977年、FBI人質解放交渉のホールデン・フォード(ジョナサン・グロフ)はある事件で人質解放に成功するも犯人を自殺させてしまったことから生真面目なホールデンは、FBIの人質解放のメソッドに疑問を持った。犯人の心理をもっと理解すべきだと思うホールデンは古株の捜査官で行動科学を教えるビル・テンチ(ホルト・マッキャラニー)と組み歴代の凶悪犯のインタビューし、現代のプロファイリングの手法を確立していく。「マインドハンター」は元祖FBIプロファイラーのジョン・ダグラスとマーク・オルシェイカーが著した1996年のノンフィクション「Mind Hunter: Inside the FBI’s Elite Serial Crime Unit」(邦訳「FBIマインド・ハンター セックス殺人捜査の現場から」)をドラマ化したものである。全5シーズンを予定しているらしく、シーズン1はかなりゆっくりと進む。今でこそ当たり前になっているプロファイリングという手法がない頃、どのようにして犯罪捜査が行われていたのか、そしてプロファイリングが構築されていった過程は興味深いが、シーズン1は若干盛り上がりに欠ける内容になっている。次シーズン以降に期待したい。

 

Netflixドラマランキング第39位 ジェシカ・ジョーンズ

ジェシカ(C)2015 MARVEL and ABC Studios

現在シーズン2まで配信

Netflix製作のマーベルシリーズで放送順でも時系列的にも2番目のヒーロー。Netflix製作の他のヒーローと似てジェシカの能力も地味。怪力と超人的な跳躍力があるという他に目立った能力を持っているわけではない。むしろこの話の見どころはジェシカの敵として登場する「キルグレイブ」。ジェシカはドラマの時系列以前の時点でこのキルグレイブに洗脳され従わされていたという過去を持っており、このドラマは悪をやっつけるヒーロー物というより、人を従わせることのできる能力を持った「キルグレイブ」と呼ばれるストーカーに付きまとわれる女子のドラマである。
シーズン1は面白かったジェシカ・ジョーンズだが、シーズン2ではヴィラン「キルグレイブ」の登場がかなり少なくなることもありどうも盛り上がりに欠ける。またちょっとキャラの行動も予想外というよりもブレているように見えて、シーズン1からの期待感は予想を下回る結果になった。


スポンサードリンク




Netflixドラマランキング第38位 Dark

DARK-TITLE

2019年、ドイツの小さな町ヴィンデンで子供が失踪し、住人たちは不安に包まれる。エリックが失踪してから2週間、警官ウルリッヒの息子ミッケルが発電所近くの森で忽然と姿を消してしまう。失踪事件は33年前にも起きていて、その時はウルリッヒの弟マッツがいなくなっていた。更に現場付近で少年の遺体が見つかる。目は焼け焦げていて外耳が損傷し服は80年代のものだった。

このあらすじにしてドイツで製作されたSF作品である「DARK」。世界的に評価も人気も高く、僕の周りのアメリカ人は絶賛だったが個人的にはあまり心に刺さらず。SF部分の設定はかなり凝っていて、驚かされる部分も多いけれど、シーズン1は情報量の割にはストーリーがこじんまりとして見える。また何よりも全体的なストーリーが俯瞰的に描かれているのが個人的にはイマイチ。かなり不思議な出来事に巻き込まれている人々を描いていくが群像劇というほど主人公が定まっておらず感情移入がしにくいシーズン1だった。物語としてもかなりスローペースで進んでいきラストに向けて盛り上がってはいくものの、シーズン1の最終話はクリフハンガー的ラストを迎える。シーズン2の更新も決まっているということで、シーズン2が俄然盛り上がる期待感はあるものの、シーズン1だけだと世間が言うほど良くもなかったように思える。

Netflix(ネットフリックス)で視聴する

Netflixドラマランキング第37位 SAFE-埋もれた秘密

safe-埋もれた秘密-タイトル(C) Safe Series Limited MMXVIII

一年前に病気で妻を亡くしたトム・デラニー(マイケル・C・ホール)は妻の死に目に会えなかったことで娘のジェニー(エイミー・ジェームズ・ケリー)と間には精神的に距離ができてしまっていた。そしてある日友達と会うと言って出かけたままジェニーが家に帰って来なかった。壁で囲われた一見安全なコミュニティに住むトムは失踪した娘ジェニーを捜索しているうちにご近所の様々な秘密が明るみになっていく。謎、疑惑、ウソ等テンポよくストーリーを転がせてくれて視聴者をうまく引き付ける演出になっているのが魅力。だが逆にテンポが良過ぎるため、リアルさが若干失われている。サスペンス好きにはオススメできるが、サスペンスオタクには勧められないという、よく言えば万人受け、悪く言えば単純なサスペンスになっている。個人的には面白かった。
スポンサードリンク



 

Netflixドラマランキング第36位 ナルコス

ナルコス-タイトル(C)2015 NARCOS PRODUCTIONS LLC,

コロンビアでのコカイン密売組織の歴史を描く。シーズン1、2では実在した麻薬王”パブロ・エスコバル”が作り上げたメデジンカルテルの隆盛を描く。実在の事件に着想を得たフィクションという体のドラマではあるものの、ほとんど史実通りのドラマ展開になっている。当時の映像とドラマを混ぜた演出になっており、シーズン1で言えばパブロ・エスコバルやDEAのマシューなどはかなり本人にかなり似た役者を採用している。麻薬密売といえばブレイキングバッドを思い出すが、それとはまた少し違った毛色で、コロンビアでの麻薬組織や、当時の政府の動きなどの歴史をなぞるといった意味でも、コロンビア版大河ドラマといったところ。そのせいか若干展開はもっさりしているものの、個人的にはシーズン1後半あたり2の中盤あたりまでの盛り上がりはなかなか熱かったと思う。ただシーズン3は展開がもっさりしすぎていたため、管理人はまだすべては見ていない。好きな人は好きだと思う。

 

Netflixドラマランキング第35位 ロスト・イン・スペース

ロスト・イン・スペース-タイトル

1968年のドラマシリーズ「宇宙家族ロビンソン」をベースにNetflixがリブートした「ロスト・イン・スペース」。舞台は地殻変動のために人類が植民可能な新たな惑星を探索せざるを得なくなった今から30年後の未来。ロビンソン一家はレゾルートに乗って約束の地アルファ・ケンタウリを目指していたが、不慮の事故により未知の惑星に不時着してしまう。なんとかその惑星から脱出し、再びアルファ・ケンタウリを目指すためロビンソン一家は奮闘する…というストーリー。次々と降ってくるトラブルを家族が一丸となってなんとか回避しながら、宇宙旅行+家族ドラマというなかなか面白いかけ合わせが描かれる。ただもともとの「宇宙家族ロビンソン」が安っぽいのか、展開に若干の安っぽさが垣間見えるのが萎える点ではある。印象としては序盤が比較的面白く、後半へだんだんとテンションが下がっていくという若干残念なシーズン1ではあったが、ひとまずシーズン1でストーリーも一旦区切りがついているのは良い点ではある。もう少し何かが違えばかなり面白い宇宙冒険モノに成り得たんじゃないかと思うと惜しい。すでにシーズン2の制作も決まっているとのことなので、シーズン2に期待したい。

 

 


スポンサードリンク




Netflixドラマランキング第34位 Godless

godless-アリスとロイTM & (C)2017 Netflix Studios, LLC

ネットフリックスオリジナルシリーズ初の西部劇。これがまた一風変わっていて、「Godless」はアメリカの西部開拓時代を描いているものの一般的に西部劇と呼ばれる作品にはよくある”早撃ちガンマンと悪党の決闘”だったり、”保安官と悪党のいさかい”にはさほどフォーカスを当てていない。フランク・グリフィン一味を抜けたロイ・グッドが「ラ・ベル」の町近くに住むアリス・フレッチャーの農場に現れるところから物語は始まり、ストーリーの軸としてはロイとフランクの確執も根底にはあるものの、基本的には農場を営むアリスや「ラ・ベル」の町で生きる人々、またその町にまつわる人々を描く。派手な銃撃戦や決闘シーンがないわけではないが、物語の多くが西部開拓時代の人々の生活を淡々と映すものになっているので、既存の西部劇と同種のストーリーを「Godless」に求めてしまうと期待外れになってしまうかもしれない。広大な土地で自然と共に生きる人々、悪も善もまだはっきりと区別されない、もしくはできなかった時代。たかだか100年すら経っていないというのに、現代から考えると想像も絶する世界がリアルに広がっている作品。そしてラストではしっかり盛り上げてくれる。序盤があまりにも退屈に感じてしまったら見なくてもいいかもしれないけれど、見れるならば最終回まで見るとこの物語の評価は上がるに違いない。

 

 



スポンサードリンク



Netflixドラマランキング第33位 百万円の女たち

100万円の女たちc TV TOKYO Corporation

青野春秋の同名漫画のドラマ化「100万円の女たち」。道間 慎(野田洋次郎)の元に謎の5人の女性が住み、彼女たちは家賃および生活費として月100万円支払う。彼女たちに対する質問は一切禁止されていて、彼女たちの目的はなんなのか…というサスペンステイストなドラマ。小説家であり、父親が殺人者という主人公、道間慎をRADWIMPSのボーカル野田洋次郎が演じている。どこか浮世離れしたような主人公のキャラクターと野田洋次郎の芝居がすごくフィットしていてよかったと思う。ただ設定に大きな粗はないものの、本格的なサスペンスをを期待してみると肩透かしを食らうかもしれない。サスペンス色もあり、文学色もありスッキリしないと思う人もいるかもしれないけれど、この特殊な過去を背負ってしまった主人公道間慎と世界との関わり方がメインテーマのドラマだと思うなら面白い内容であったのではないかと思う。

 

Netflixドラマランキング第32位 The Sinner -記憶を埋める女

The-sinner-フィービーとコーラ(C)2017 Universal Cable Productions LLC

ある日、湖のほとりで家族と休日を楽しんでいた一見なんの変哲もない主婦コーラが、突然目の前にいた見ず知らずの男性をめった刺しにしてしまう。突然の出来事に夫も茫然としてしまうが、男性を刺殺したコーラ自身も自分がなぜそんなことをしたのかわからない。コーラは犯人は男性との面識はないと言うものの、「自分は有罪である」と罪を認め裁判を拒否するコーラ。衝動的な殺人であるにも関わらず、その動機がまるで見当たらない。担当刑事が事件の不可思議の点を追っていくとコーラにはある意外な過去が…といったストーリー。全八話と短めのサスペンスになっており見やすい。ストーリーの構成上1話目にピークがやってきてしまうが、そのまま尻すぼみで終わるわけではなくラストではしっかり盛り上げてくれる。全八話で完結していることも評価できる点だ。

 

Netflixドラマランキング第31位 子供はあなたの所有物じゃない

台湾ブラックミラー「子供はあなたの所有物じゃない」

社会的プレッシャー、大きすぎる親の期待、家庭の崩壊。不可思議な物語を通して、社会や家庭の重圧によりもたらされる悲劇を鋭く描く。

超学歴社会と言われる台湾の親子を描く1話完結のオムニバスストーリー。同ドラマは台湾の作家、呉暁楽さんの同名小説を原作として9つの物語を5つに脚色しており、ブラックミラーのようなSF的な要素も出てきたりはするが、あくまで教育に厳しく良い大学を出て良い生活をしてほしいと子に願う母とその子供の葛藤をメインテーマに据えている。エピソードによってはメッセージ性が強すぎて台湾の実情を知らないものにとってはそのメッセージ部分がなかなか心に入ってこないものもあるかもしれない。敢えて比べるならばブラックミラーよりもエンターテイメント性は低いが、一方で作品の持つ文学的な要素を監督がうまく演出していたりと違った方向性の魅力がある作品である。


スポンサードリンク




 

Netflixドラマランキング第30位 センス8

センス8 サンの父親の墓の前(C)2017 Reliance Entertainment Productions 2 Ltd.


先日シーズン2をもって打ち切りが決まった「センス8」。製作費用に対し再生数が稼げなかったという部分が打ち切りの大きな理由と言われているように、打ち切られたからと言ってこのドラマが面白くないという証拠では全くない。むしろその逆でとても面白く新しいSFになっている。打ち切りに反発した視聴者の署名運動のおかげで最終回として2時間スペシャルの配信が決定したことからも人気のほどが伺える。実際、こんなに新しい設定と映像表現はほかに類を見ない。ただ時代が追い付いていなかったのかな、と思わざるを得ないほど色々な意味で攻めている作品。ただ、ゲイ要素がふんだんに盛り込まれて、かつストーリーにも大きく影響していることから万人に受けるかと言われると残念ながらそうではないとは思う。「センス8」は世界中に散らばる8人の感覚を共有する男女の物語で、序盤こそ多少設定の説明が長くなってしまったことを除けば、見始めたら止まらない勢いはNetflixオリジナルドラマの中でもシーズン2までなら最高峰。ではあったものの最終回の2時間スペシャルは個人的にはがっかり。シーズン1、2と広げてきた風呂敷を大急ぎでたたんだといった感じで、打ち切りのため仕方がない部分はあるもののここまで積み上げてきたテーマだったり、メタファーだったり、メッセージ性だったりのほとんどが活かされることなくストーリーの完結に終始したのは残念でならなかった。個人的な希望で言えばストーリーの完結は捨てて、「センス8」を通して言いたかったことを最終回に詰め込んでほしかった。まぁ、そんなラストであればそれはそれでたたかれてたかもしれないし、個人的な好みは横にどけて言うならば最終回は無難な出来だったとは思う。

Netflixドラマランキング第29位 MANIAC

MANIAC エマ・ストーン
(C)2018 Paramount Television

エマ・ストーンとジョナ・ヒルのダブル主演、「ビーストオブノーネーション」のキャリージョージフクナガがメガホンを取った異色作。オーウェン(ジョナ・ヒル)は統合失調症と診断され、幻覚と現実の区別のつかない毎日の中である日仕事をクビになってしまう。エリート一家の末っ子であるオーウェンは家族の前で体裁を保とうした成り行きで怪しげな治験の仕事をすることにする。一方アニー(エマ・ストーン)は家族崩壊やトラウマから解放されるため、ネバーディーン社の薬に依存していた。薬がもっとたくさん欲しいと願うアニーは、ネバーディーン社で治験の仕事があることを知る。そして二人は治験の仕事を通して出会うことになるのだった。モニターがブラウン管だったり、古いタイプのPCを使っていたりする中でAIや脳内の出来事をモニターする技術が同居するといったレトロフューチャー的な世界が描かれている。その不思議な世界の中でオーウェンはバリバリ幻覚を見るし、治験が始まると脳内の話ということでかなり突飛な展開が続くので、慣れていないとストーリーを追うのが大変かもしれない。ぶっ飛んだ展開やキャラクターはデビッド・リンチ作品を思わせるがそれらよりはキャッチーにできていると思うし、いろいろな要素が詰め込まれている割にはまとまりのあるラストだったように思える。ジョナ・ヒルとエマ・ストーンは「スーパーバッド 童貞ウォーズ」(2007年)以来の共演。

 

Netflixドラマランキング第28位 宇宙をかけるよだか


©川端志季/集英社 ©「宇宙を駆けるよだか」製作委員会

小日向あゆみ(清原 果耶)は幼馴染の水元公史郎(神山智洋)との長年の恋が実り初デートの日に待ち合わせ場所に向かう途中、クラスメイトの海根然子(富田 望生)が飛び降り自殺する現場を見てしまい、気絶してしまう。そして病院で目覚めたあゆみは自分の体が自殺したはずの海根然子に変わっていることに気づくのだった。

簡単に言ってしまえばラブコメなどにある主人公の心が他の誰かと入れ替わるという設定の物語だが、このドラマではその設定を単純にラブコメとしてではなくサスペンスとして使っている点が新しい。容姿の良いあゆみが容姿の悪い然子と入れ替わることで、意識すらしていなかった”ブスとして生きる”という苦しさの中に放り込まれるというエッジの聞いた設定とテーマも面白いが何よりも良かったのは主役キャラの4人。富田望生、清原果耶、そしてジャニーズWESTの重岡大毅, 神山智洋という若い俳優の熱演がかなり見どころ。設定やテーマに対する結論に若干甘さはあるものの、彼らの芝居が十二分に魅せてくれるので最後まで飽きることなく見ることができた。特に富田望生、清原果耶の芝居はすごい。

 

Netflixドラマランキング第27位 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん

光のおとうさん-タイトルc 2017 『一撃確殺SS日記』・株式会社スクウェア・エニックス/『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』製作委員会

人気ブログ一撃確殺SS日記の記事からドラマ化された本作は、主人公の千葉雄大演じる光生が今では口もなかなかきかなくなってしまった大滝連演じるお父さんともうファイナルファンタジー14というネットゲームを通して、コミュニケーションを取り、昔のように仲の良い親子になろうとゲームを通して奮闘するドラマ。ネットゲームあるあるで笑いを交えながら、大人になった息子とその父親のゲームを使ったコミュニケーションというまさに現代っぽい設定も面白いが、お互いの素性がわからないネットゲームだからこそ互いの”素”が見えるというポイントをうまく使って父と子がお互い新しい面を知っていくというコンセプトが新しい。また現代を舞台にしながらほとんどの登場人物からやさしさがにじみ出ていると言っていいほどハートフルな物語になっている。心が疲れた時なんかには染みるかも。

 

Netflixドラマランキング第26位 アレクサ&ケイティ

アレクサ&ケイティ メンドーサ一家
TM&(C)2018 Netflix ZStudios,LLC and Netflix Global, LLC

白血病の治療中のアレクサ(パリス・ベレルス)とその親友ケイティ(イザベル・メイ)の高校生二人が主人公のシットコム。構成だけを見れば「白血病の高校生」とその友達によるシチュエーションコメディと呼べるけれど、人生において良くも悪くも不安定な思春期に病気という要素が入り込んでいるシチュエーションで、”ただただ過ぎていく日常”なんてものはあり得ない。一話完結のエピソードではあるものの、次が気になるタイプのコメディ。フラーハウスやワンディはイマイチだったけど、シットコムは好きな人にオススメ。主人公が闘病中の割には比較的笑いの要素が多めでストーリーが軽いのも良いところ。

 


スポンサードリンク




 

Netflixドラマランキング第25位 Marvel パニッシャー

パニッシャー-タイトル(C)2017 MARVEL TELEVISION AND ABC STUDIOS

アフガニスタンで行われた秘密の作戦について知っているせいで家族を皆殺しにされたフランク・キャッスルが家族を殺した人間への復讐に燃える話。ジェシカ・ジョーンズとどっちが良かったかと聞かれると正直難しい。同じMarvel作品とは言えテイストがかなり違うので甲乙つけがたいけれど、結局好みでパニッシャーをわずかに上とした。2017年のMarvel作品は「アイアン・フィスト」「ディフェンダーズ」とイマイチな作品が続いていたので正直あまり期待はしていなかったのだけれど、「パニッシャー」は良かった部類に入ると思う。また主人公のパニッシャーことフランク・キャッスルはこれまでのNetflix製作のMarvel作品の中で一番ヒーローっぽさを持っていると思う。そして同時にこれまでのMarvel作品同様、フランク・キャッスルのキャラクターもシンプルなものではない。近接戦闘を得意とすることもあり殺し方がまずエグいし、拷問、追跡の仕方がネチっこく、人にプレッシャーを与えるのを楽しんでいるんじゃないかと思うほど残虐な一面がありながら、一般人や仲間が困っていたらほおっておけず、そして仲間からも信頼が厚い。残虐で熱くて優しいというある意味異質なキャラクターは一見の価値があると思う。

 


スポンサードリンク




Netflixドラマランキング第24位 GLOW

GLOW-タイトル(C)2017. Netflix Studios, LLC

1980年代、女優を目指しオーディションを受け続ける日々を送っていたルース(アリソン・ブリー)がやっとオーディションで勝ち取った役は女子プロレスラーだった(※女優ではない)プロレスも芝居、俳優のようなものだと考えたルースは快諾、その他特にプロレスラーを目指していたわけではない面々とプロレス番組を放映するため団体を立ち上げ奮闘するという内容。スポ根モノというより、ド素人がシナリオのあるプロレスショーを作っていくというドラマになっている。運動ができなさそうな登場人物が不器用に練習する様だけで十分笑えるが、さらにプロレス的な笑いが随所にちりばめられているので見ていて飽きない。1986年~1990年に活動した女子プロレス団体G.L.O.W(Gorgeous Ladies of Wrestling)をモチーフにしている。シーズン1ではまだプロレスが出来ていると呼べるところまで団体は育っていなかったが、シーズン2になるとプロレスの体がある程度しっかりしてくるので、運動音痴的な笑いから各キャラクターの物語を少しづつ掘り下げていくといった具合に見どころがシフトしていく。シーズン2まで見た感じだと物語的にはシーズン1が”起承転結”の”起”シーズン2が”承”にあたるような内容になっている。また30分で1エピソードのためテンポも非常にに良いし、おそらくシーズン3も更新されると思われることもありまだまだ目が離せない作品である。

 

Netflixドラマランキング第23位 クラッシング

Crashing-title(C)Big Talk Productions Ltd. MMXV

居住管理者として廃病院で暮らす男女6人の物語。それだけ聞くとあー、その6人の友情やら恋愛やらでごちゃごちゃするのね、と思ってしまうがこの「クラッシング」はそんな一筋縄にははいかない。主人公ルルとアンソニー、ケイトの三角関係はあるものの、外国ならではの主張する文化の中で、6人が6人共アクの強いキャラたが様々な状況から口に出せない思いを抱えながら生活していく様を描く。それはそれとしてルルのぶっとんだキャラクターが笑わされるに違いない。30分全6話なのが物足りないが、短いので暇ならとりあえず見てみるのをオススメする。


スポンサードリンク




Netflixドラマランキング第22位 ユニークライフ

ユニークライフ サム(C) 2017 Sony Pictures Television.

自閉スペクトラム症を抱えるサムは多くの普通のことが「困難」だったり、彼独自の「普通」を持っているサムにとって多くの一般的に「普通」な事柄が大きな挑戦だったりする。とりわけ”彼女を作る”ことはサムにとって大きな挑戦であり、同時に彼の家族にとっても大きな挑戦だった。そんなサムと彼を支える家族や友人たちの物語で、自閉スペクトラム症を持ったサムを笑いを交えながら理解できる内容になっている。自閉症特有の習性から生まれる”自閉症ギャグ”が随所に出てくるのも「ユニークライフ」特徴であり、見どころでもある。この「普通の感覚で笑える部分は笑ったっていい」というスタンスは障害や差別に対する偏見をなくすのに一番良い方法だと管理人は思っている。洋題は”典型的ではない”を意味する「Untypical」。ただ、”典型的”ではないだけなのだ。見ると優しい気持ちになれると思う。

シーズン2

自閉症ギャグに慣れてより笑えるようになったのか、シーズン2のほうが笑いどころが多かったように思える。シーズン2でも相変わらずサムの周りの人々の優しさに癒されるはずだ。またシーズン1から日常生活に躓き続けているサムの症状も少しだけ改善が見られ、シーズン1よりも確実に成長した彼の変化も見どころの一つだ。良い意味でどのキャラクターも個性が際立っているので見ていて安定感のあるシーズン2だったと思う。



スポンサードリンク



Netflixドラマランキング第21位 Good Girls 崖っぷちの女たち

good-girls-ベス-アニー-ルビー(C)2018 Universal Television LLC

なんの変哲もない仲良し主婦のベス、アニー、ルビーの3人が自身の家庭のために犯罪に手を染めるというクライムサスペンス+コメディ。女性ならではの行動力と無鉄砲さで自分たちの問題を解決するために悪事を働き、さらなる問題に巻き込まれていくという物語。基本的にお金が悩みの種である三人は、悪いことをして手っ取り早く金銭的な問題を解消しようと考えるが、子を持つ親という目線が常に付いてまわってしまってなかなか悪人にはなり切れない。そんな3人のキャラクターが魅力的な作品。そしてちょっぴりおバカだったりすることも災いして様々な困難が降りかかる中、なんの後ろ盾もスーパーパワーもない普通の主婦たちが独特の機転を利かせて切り抜けていく。シーズン1は続きが気になるところで最終回を迎えているが、シーズン1だけでも十分面白かったと思う。

Netflixドラマランキング第20位 マスターオブゼロ

マスターオブゼロ-デフ(C)2017 Universal Television LLC.

コメディアンのアジズ・アンサリが作・脚本・監督・主演を務めるニューヨーク在住のマイノリティたちの日常を描くドラマ。エミー賞受賞作品。コメディアンが作ったドラマということで笑いを期待してみてしまうところだけど、笑いはクスッと笑える程度。このドラマの魅力はニューヨークでゆるく生きるアジズ・アンサリ演じるデフとその周りの人たちの日常を独特の切り口で描いているところにある。エンターテイメント性よりもむしろ文学色性が強いと言ってしまっても過言ではないと思うほど、登場人物たちの心情が繊細に、しかもさりげなく描かれる。もちろん笑いはメインではないけれど、ユーモアタップリのセリフ回しに思わずにやっとしてしまったり、急にほろりとさせられたりしてアジズ・アンサリのセンスに驚かされるはず。演出がフランス映画のみたいに洒落ていたりするも、あくまで日常系のお話で物語の起伏は大きくはないので、刺激の強い面白いストーリーを求めている時には向かないかも。でもアジズの演出する空気感や物事に対する視点だったり、とにもかくにもスマホをまず取り出しちゃうような登場人物たちのノリが後々2010年代を象徴するような作品の一つとして語り継がれる…かもしれない。

 



スポンサードリンク



Netflixドラマランキング第19位 「オザークへようこそ」

オザークへようこそ タイトル(C)2017 MRC Ⅱ Distribution Company L.P.

メキシコドラッグカルテルの資金洗浄(マネーロンダリング)を行う主人公のマーティ・バードは友人であり、共同経営者の男ブルースがカルテルの金に手をつけてしまったため、家族共々命を脅かされることになる。咄嗟の思い付きで口から出まかせの新しい資金洗浄計画をカルテルの人間に話したことで命拾いしたマーティだったが、その咄嗟の思い付きのせいで都会を離れリゾート地である「オザーク」で資金洗浄を行う羽目になる。不倫をしているマーティの妻ウエンディをはじめ、あまり仕事をしないちょっと人格に問題がありそうなFBI捜査官だったり、地元を仕切っている悪者だったり、登場人物は曲者揃い。そんな中マーティは家族の命を守るため800万ドルの資金洗浄を3か月で行うことを求められる。この物語で新しいのは、マーティの仕事を妻をはじめ子供も知っているということ(子供が知ったのはウェンディが話してしまったからだけど)。色んなことが思うように行かないが、それでも大きく取り乱すことなく仕事を進めていくマーティの人間性や、色々なしがらみのせいで精神的に閉塞的な”田舎”でに生きるアクの強い人間たちが見どころのドラマ。

シーズン2

ひたすら怖い目に合うバード家だけれど、シーズン2でも安定して不安な日々を送ることになる。彼らにとって生きるために必要な”悪”。その必要悪の扱い方、考え方、さらには正しいこととは何か、そんなことよりもまず生き延びなくてはならない。一見意外で危険な日常生活を送ることになってしまったバード一家の物語の裏側で走っているドラマはシーズン2でさらにその深みを増したと思う。見ていてただただ不安にはなるものの、それでも先が気になってしまうのは「オザークにようこそ」が持つテーマが人が物事の善悪を考えたり、扱ったりする際にかならずぶち当たる普遍的な部分を描いているからだと思う。クライムドラマとしてはかなり良い線をついているのではないかと思う。

 

Netflixドラマランキング第18位 JIMMY~アホみたいなホンマの話

JIMMY-さんまジミーのトーク
c2017YDクリエイション

明石家さんま役だった小出恵介が不祥事により降板、その後玉山鉄二を明石家さんま役に据えて撮り直し。そして一年越しの配信となったタレント ジミー大西の自伝的ドラマ。芸人の話だけに多少盛っている部分はあるだろうけれど、ジミー大西の天然っぷりと純粋さはそれだけでドラマになると思えるほど強烈。さらにエピソードのほとんどが事実を元にしているという、いろんな意味で改めて驚かされるドラマだと思う。80年代後半から90年代という今よりも厳しいこともあったかもしれないけれど、よくも悪くも社会が寛容さを持っていた時代だったからこそ成り立った”ジミー大西”というタレント。彼を囲む明石家さんまはじめとする人間たちのやさしさと、アホだけれど限りなく純粋な”ジミー大西”という男がユーモラスに描かれ、涙あり笑いありのわかりやすいエンターテイメントになっている。”ジミー大西”と言われてても若い人から見れば年末のダウンタウンの番組「笑ってはいけないシリーズ」に出てくるおっさんというイメージしかないかもしれないけれど、そんな世代でも十分楽しめると思う。もちろんフジテレビの「俺たちひょうきん族」を見たことある世代なら間違いなく楽しめるはずだ。

 


スポンサードリンク




Netflixドラマランキング第17位 僕だけがいない街

僕だけがいない街 タイトル(C)2017 ドラマ「僕だけがいない街」製作委員会

管理人は漫画、アニメ、ドラマと同じストーリーを三回通っている。ドラマ版はアニメと比べて遜色がなく、むしろドラマ版だからこそ表現できている部分を買ってこの順位とした。正直サスペンス要素が魅力な本作は同じストーリーを3周してみてそれでも楽しめる作品かと言われるとそうではない。でも逆に言えば、サスペンスなのにオチを知った状態で最後まで楽しく観れるというのはすごいことなのではないだろうか。サスペンスならもちろん一番魅力があるのはやはり初見だと思うので、もし本作を全く知らない人ならばドラマ版から入るのも全く問題がないと思う。なにぶんこればかりは想像でしかないが、ストーリーに関しては間違いない出来であることと子役たちの名演が光ったこと、また黒田友香がなかなかハマり役であったことなど、見どころは多かったと思う。

 

Netflixドラマランキング第16位 13の理由

13の理由-タイトル(C) 2016 Paramount Television

2017年Netflixオリジナル作品の中でTwitter SNS等、ネットを中心に話題になった人気作品。ハンナ・ベイカーという自殺した女の子が彼女が自殺するに至った13の理由をカセットテープに残し、ハンナと距離の近かったクレイという少年がカセットテープを順に聞いていきハンナの身に何が起こったのか紐解いていく。一話目で明るく元気なハンナが回を追うごとに少しずつ悲しい出来事に遭遇し、生きる気力をなくしていく過程がフィクションなのに妙に生々しく、心に刺さる作品。テーマからしてとても重いのはもちろんのこと、見終わった後にも重い気持ちになるので、おすすめかどうかというととても難しいけれど、特筆すべきドラマであることは間違いないと思う。ただ、もちろんクソ暗いので心に余裕がないときは見ないほうがいいかも。もしくは逆に「落ち込んでいる時こそ陰鬱な小説に救われる」、みたいなこともあると思うのでその辺りは自己判断でどうぞ。
2018年5月にシーズン2が放送になった。シーズン1ではハンナの事件がテープを通してハンナの主観で語られるという内容だったがシーズン2では事件の5か月後、ハンナの事件に学校の責任を問う裁判で関係者が証人として彼から見たハンナのストーリーを語っていく。シーズン1とは違って、シーズン2では視聴者は物語の結末が知らされていないこともあり、ドラマ的な面白さが上がっていると思う。また関係者のその後、またはサイドストーリーが見えることでより物語の奥行が広がるのも良かった。宮部みゆきの「ソロモンの偽証」が好きな人はきっとシーズン2のほうが好きなはず。

 



スポンサードリンク



Netflixドラマランキング第15位 このサイテーな世界の終わり

このサイテーな世界の終わり-二人(C)Clerkenwell Films/Dominic Buchanan Productions MMXVII

17歳、転校生のアリッサは友達とうまく馴染めずにいた。また同じ学校には自分で自分のことをサイコパスだと認識し、小動物などを殺すのを趣味としている同じく17歳のジェームスがいた。友達にうんざりしたアリッサはちょっと風変わりなジェームスのことが気になりはじめた。また次こそは人間を殺してみたいと考えているジェームスは近づいてきたアリッサを次の獲物として考えるのだった。そうしてサイコパスを自認する少年とちょっとグレた少女とが出会い、少女の提案で二人は街を出ることに決めた…という物語。若い男女が駆け落ちする、という古いロードムービー映画のような設定で(実際駆け落ちとは違うのだけど)暗めの話なのかな、と思うもどこかに必ず滑稽でクスっと笑える部分が作ってある。またこの物語では思春期の少年少女の心の機微が面白く描かれていると同時に、例えば高校の中では決して中心人物にはならないであろう少年少女のマイナーな思春期がリアルに描かれている。素直になれなかったり、心の傷があってどこかスレてゆがんでしまっていたりする彼らのような思春期も僕はある意味”王道な”思春期だと思う。そんな二人の中に懐かしく思える部分が見つけられる人も多いのではないだろうか。どうやって続けるつもりなのかはわからないけれど、シーズン2への更新が決まっている。

 

Netflixドラマランキング第14位 サイテー!ハイスクール

サイテーハイスクール-放送クラブ(C)2018, Netflix Studios, LLC.

放送部と演劇部というアメリカの高校でもマイナーな部に所属する高校生の物語。このドラマの登場人物たちは昨今のエグめのティーンドラマとは真逆でピュアで純真まっすぐな子たちばかり。周りに変化があっても自分が抱える気持ちには素直に生きようとする彼らがとてもかわいらしく、懐かしく感じられた。ストーリー展開に華がないといえばないが、俳優たちの演技がよく、各キャラの魅力がよく表現されているため一気見できる魅力がある。メイン主人公の男の子が黒人だったり、ゲイ問題が出てきたりとストーリーの体裁としては現代風ではあるものの、構造は古き良き青春ドラマを踏襲していると思う。エグいネットフリックスドラマに疲れた時にオススメの比較的爽やかなドラマ。シーズン2に続くだろうと思えるラストシーンだったが、素直に次のシーズンが見たいと思えた。
…と思っていたがまさかの打ち切り。アイアンフィストのシーズン2はいらんからこういうのを更新してほしい(アイアンフィスト好きな人ごめんなさい)シーズン1で終わりだとしても僕は面白かったと思う。

 



スポンサードリンク



Netflixドラマランキング第13位 グッドプレイス

グッドプレイス タイトル(C)2016 Universal Television LLC.

死後の世界で目を覚ますエレノアは「いいところ」の設計者マイケルから死後の世界は「いいところ」と「悪いところ」の2種類があり、エレノアは「いいところ」にいるのだと説明を受ける。生前良い行いを積んだ一部の人だけに来ることができる「いいところ」に自分がいると聞き、安心するエレノアだったが、マイケルの話を聞くうちに彼女は自分が「いいところ」にいるのは何かの間違いだと気づく。手違いで「悪いところ」行きを免れたエレノアだったが、なんとか「悪いところ」に行かないために、彼女自身が「良い人間」なり、「いいところ」にふさわしい人間になろうと(本当の素性がバレないように)努力する話。2017年9月にシーズン1全話配信と週1配信でシーズン2が始まっている。1話につき必ず1、2回驚きの展開を作ってあるシーズン1はとても素晴らしい出来だった。ストレンジャーシングスと比べて、こちらを2位にした理由はストレンジャーシングスはシーズン1だけである程度ストーリーはまとまって終わっている上に面白かったが、グッドプレイスはシーズン2がある前提だった、というだけの差。
シーズン1は色々驚きがあってよかった。シーズン2でも各エピソードに驚きを入れてくることは忘れないものの、見ているこっちが段々グッドプレイス的なサプライズに慣れてしまいさほど驚かなくなってしまった。色々謎に包まれていた部分が明らかになったせいで根本的に驚くべき事柄が減ったということもあるのだろう。またシーズン1では登場人物のキャラクターがしっかり描かれたコメディになっていたところが見どころだったが、さすがに生前のキャラを使ったネタは出尽くしたのか、シーズン2は人間ドラマよりもストーリー展開に頼っている傾向があった。単純にストーリーを楽しむ分には良いけれど、物語としては少し薄まったかなという印象。それでもなお面白いという部類からは外れてはいないと思うが、少し期待外れであったのは否めない。シーズン3はどうなるのか若干不安である。

 

Netflixドラマランキング第12位 American Vandal アメリカを荒らす者たち シーズン2

(C)MMXVII CBS STUDIOS INC

「アメリカを荒らす者たち」と言われてもピンとこない人もいるかもしれないのでまず結論を言えば「ハノーバー高校落書き事件簿」シーズン2にあたる作品。シーズン1の配信当初はシーズン2を予見していなかったのか、原題が「American Vandal(アメリカを荒らす者たち)」であるのに、内容のわかりやすさを取ったのか邦題が「ハノーバー高校落書き事件簿」とされていた。シーズン1をそもそも「アメリカを荒らす者たち~ハノーバー高校落書き事件簿」という邦題にしておけば何の問題もなかったはずなのに、邦題が何度も変更され最終的には「アメリカを荒らす者たち」に落ち着いたようだ。
このドラマはモキュメンタリーと呼ばれる嘘ドキュメンタリーで、ドキュメンタリー風の作りになっているドラマである。シーズン1でハノーバー高校での落書き事件を追った同校の生徒ピーターとサムが「American Vandal」という題名でその事件についてのドキュメンタリーを撮り終えた後、動画サイトを通じてその番組は爆発的に人気となり、シーズン2では彼らが新たな事件の真相を追う依頼を受けるというもの。今回はセントバーナディン高校でタード・バーグラーとSNS上で名乗る人物が起こした集団食中毒事件を追う。前回同様どこかくだらない事件を真剣に追っていくというスタンスは変わらず、前回がチ〇コの落書き、今回はウ〇チとビジュアルがかなり過激になっている。フェイクとわかっていても食事中は避けたほうが良いと思う。
シーズン1は高校生のピーターとサムが慣れないながらもカッチリとしたドキュメンタリー番組を作ろうと奮闘するドラマと、ハーノーバー高校落書き事件の真相を追うという二つのドラマが楽しめたが、シーズン2ではピーターとサムが有名になったおかげでネットフリックスが協力することになったという設定も加わって、前者のドラマがなくなったのは残念なところだ。とは言え、ビジュアルのショッキングさや事件の謎解きパートが前回よりもクオリティが高くなっていて、よくも悪くも前作より綺麗にまとまっている。総合的なドラマとしてのクオリティはシーズン1、2ともに高く甲乙つけがたいが、個人的にはシーズン1のほうが好みではあるが、一般的にはラストが綺麗なシーズン2のほうが人気が出そうな気もする。

Netflixドラマランキング第11位 ELITE エリート

【学園モノ×サスペンス】ELITE【エリート】

スペインの学園ドラマ×サスペンス。通っていた公立高校の校舎が崩落してしまったため、学校に通えなくなった3人の生徒が建設会社からの奨学金でスペイン髄一のお金持ち高校ラス・エンナシスに転入するという話。よくあるお金持ち高校生たちと貧乏転校生たちがいがみ合うという図式のドラマではあるものの、スペインというお国柄の特有のお金持ち文化なのか、ラス・エンナシスの生徒はどこかスレていて性への奔放さなど僕たちが知っている高校生というレベルを超えている。高校生らしさももちろんあるが、他の国の高校生ものよりもより大人な世界観をもった高校生たちのドラマになっているところが興味深い。またそしてそこにサスペンス要素が加わってくる。ラス・エンナシスで殺人事件が起こった、というところから物語は始まるが、主人公のサムエルたちが転入してきた頃から回想的に描かれるストーリーは、転入性と既存の生徒といがみ合うことはあるものの、殺人事件が起こるほどの雰囲気は微塵もない。「一体何がどうなってだれが殺人事件を起こすんだろう?」という疑問が適度に保たれたまま彼らは関係を深めていく。学園ドラマとサスペンス要素がうまくからまっていて最後まで飽きることなく見れる作品だと思う。

 

 

Netflixドラマランキング第10位 American Vandal アメリカを荒らす者たち シーズン1 ハノーバー高校落書き事件簿

ハノーバー高校落書き事件簿 サラ・ピアソン(C)MMXVII CBS STUDIOS INC

モキュメンタリーというドキュメンタリー形式で作られたドラマ。つまりは嘘ドキュメンタリーである。高校の教師駐車場にあった27台に「チ〇コ」の落書きがしてあるのが見つかり、その事件の真相を追うという物語なので、何も知らずに「ドキュメンタリー」だと思ってみると題材がくだらなすぎてみるのをやめてしまうかもしれない(正直僕がそうだった)でも、それではあまりにももったいない。題材のくだらなさからは想像もつかないけれど、この「ハノーバー高校落書き事件簿」はとても面白い。くだらない事件の真相を真面目に追っていくというシュールな部分はあるけれど、展開としては至って真面目でシリアス、そして非常によく出来ている。無実を主張するも、事件の容疑者として高校を退学となったディランと同じ放送研究会だったピーターとサムが事件の真相を追及するドキュメンタリーを作っていくという設定であるが、高校生で彼らの作る番組はある程度未熟さを感じるように作ってある半面、登場人物の心理や設定アリバイ等、細部のディテールにはかなり隙がなく、視聴者をかなり振り回してくれるはずだ。実際の犯人は一体だれなのか。真相に迫れば迫るほど事実が見えなくなっていく。早い人なら一話目のラストあたりから夢中になれる作品。吹き替え版は海外ドキュメンタリー番組を意識した作りになっていて、英語の上に日本語吹き替えが被るように収録されている。個人的にこのドラマは吹き替え版で見るのがオススメ。

 


スポンサードリンク




Netflixドラマランキング第9位 オルタードカーボン

オルタードカーボン-繁華街(C)2018 SKYDANCE PRODUCTIONS, LLC

リチャード・モーガンによるSF界の大文学賞フィリップ・K・ディック賞を受賞した同名小説を、連続ドラマ化したSFサスペンス・アクション。舞台は27世紀。人の意識をスタックと呼ばれるチップに保存できるようになり、金さえあればに永遠に生きることができ、バックアップを取っていないスタックを破壊された人間のみが”真の死”を迎える世界。犯罪者としてスタックを収監されていたタケシ・コヴァッチはローレンス・バンクロフトという有名な富豪によって肉体を与えられ現実世界に再生した。バンクロフトは自身の大量のクローンと定期的なバックアップのため死ぬことはなかったが、ある日彼の肉体は何者かに殺された。すぐにバックアップによって再生されたバンクロフトだったが、警察の調べによるとバンクロフトの死因は自殺だった。何が起こったにせよ自分が自殺をするはずがないと確信するバンクロフトは、再生したタケシに自分を殺した犯人を捜すよう依頼するのだった。
かなり未来考察のしっかりとした本格的なSF作品。理論上の不死を手に入れることが現実となった世界で人間はどう変わり、何を思うのか。バンクロフトの死を追いながら、同時に描かれる未来の人間模様がとても興味深い。全10話、1話大体1時間以内の作品だが時間を忘れて見入ってしまった。説明的にならずにこの規模の世界観を描く脚本も素晴らしい。欲を言えばもう少し感情に訴えるようなシーンが多くてもよかったのではないか、と思わなくはないが情報量の割にわかりやすく面白い作品だったと思う。

 

Netflixドラマランキング第8位 ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス

屋敷を買い取りリノベーションして売るという商売をしていたクレーン家。「ヒルハウス」に越してきたある夏に起こった出来事が、数十年後の彼らの人生に大きく影を落としてしまうことになる。そして数十年たった現在でも「ヒルハウス」の因縁から逃れられず、過去との因縁と対峙することになるという家族の話。原作は1959年に発表され、過去に二度ほど映画化されているホラー作品。映画版の評判はあまり良くなかったそうだけれど、Netflixが手掛けてドラマ化するとなかなかエンターテイメントなホラー作品になってしまうというところはさすがNetflixといったところか。物語は現在から回想的に「夏の出来事」を挿入し、その夏に何が起こったの紐解いていく。ビジュアルで怖がらせる部分と心理的に怖がらせる部分のバランスがちょうどよく、そこにしっかりとした家族のドラマが描かれていていて密度が濃い物語となっている。またホラー部分もトラウマを残すような怖さというよりは、お化け屋敷的な怖さが多めに演出されていており、ストーリーも楽しめてライトに怖がれた作品だったと思う。久しぶりにマジメで良作なホラー作品だった。ホラーが得意な人はぜひ夜中に部屋の電気を消して毛布にくるまって見てほしい。

 

 

Netflixドラマランキング第7位 タブラ・ラサ

タブララサ-ミーの妄想
© één 2017

製作国ベルギーとあまり聞かない国で作られた作品であるものの、しっかりとしたサイコスリラー。自動車事故の後遺症で前向性健忘となってしまった主人公ミーがある男性の失踪事件の重要参考人になってしまうところから物語は始まる。そして物語は失踪事件の3か月前からと現在を交互に描きながら、ミーが失踪事件にどうかかわっているのかを描く。前半は前向性健忘であるミーやその家族の日常、また前向性健忘が引き起こす問題を描くものの、全く失踪事件に結び付く雰囲気がない。そして5話目がターニングポイントとなる印象。なので一度見始めたならここまでは頑張って見てみて見ることをオススメする。また後半になるとだんだんと真相の輪郭が見えるかのように思えるも、最後の最後まで答えは見せてくれないという演出。そしてもったいつけまくった後のラストは圧巻の一言。この畳みかけ方は一見の価値あり。


スポンサードリンク




Netflixドラマランキング第6位 Happy!

Happy
(C)2017 UNIVERSAL CABLE PRODUCTIONS LLC

元警官で現殺し屋のニック・サックス(クリストファー・メローニ)の元に小学生の女の子ヘイリーの”想像上の友達”Happyがやってきてさらわれた彼女を助けて欲しいと頼む。酒浸り、荒れた生活をしていたニックはその”想像上の友達”が幻覚だと疑わないが、マフィアに襲撃を受けた際にHappyが相手の数を的確に言い当てたことから、その存在を信じるようになり、誘拐されたヘイリーを助けるためにHappyの手を借りながら奮闘する…。2018年5月の時点でシーズン1しか配信されていないが、まるでシーズン1がシーズン2か3であるかのようにニックの過去や色々な謎が説明されないままストーリーが展開していく。だが情報公開の匙加減がよく、シーズン1として謎な部分があったとしてもストーリー上邪魔になることはないし、むしろミステリアスな感じが興味をそそるような作りになっている。昨今量産されているヒーローモノとは若干毛色が違うこともあり(主人公殺し屋だし)、ヒーローモノ好きにもそうじゃない人にも勧められるアクションヒーローモノ。

 

Netflixドラマランキング第5位 アンという名の少女

アンという名の少女-シーズン2(C)2018 NORTHWOOD ANNE INC.

100年以上前の小説「赤毛のアン」を現代的な解釈、改変を加えてNetflixオリジナル作品としてリメイク。想像力豊かで個性的な孤児であるアンがカスバード家に引き取られ、世間からの偏見の目にさらされながらも前向きに生きていくというドラマ。このドラマの見どころは何と言っても1800人以上の中から選ばれたアン役のアミーベス・マクナルティの演技力。アンのキャラクターがかなりぶっ飛んでいるんだけど、アンという少女が只者ではないと思わされるのはこの子の演技力あってこそ。また時代設定が古いとその世界観を伝えようとする製作者側の意図が裏目にでて退屈するパターンも多いけど、「アンという名の少女」ではさほど時代背景のディテールに凝ってはおらず、アンとその周りの人々のドラマにフォーカスが当たっていていて、100年前を描きながら今風のドラマになっているためとても見やすい。そんな演出になっているのもネットフリックスが製作に噛んでいるからこそかも。シーズン1から役者の芝居のレベルも高く、各キャラクターが立っているのがとても魅力であったのだけれど、シーズン2ではその魅力が全開。カナダの田舎町の素朴な人々が時に意地悪で時に可愛らしく、そんな登場人物たちの物語をカナダの広大な自然が彩る。Netflixオリジナル作品では珍しい心温まるお話。

 


スポンサードリンク




Netflixドラマランキング第4位 ブラックミラー

アークエンジェル-チップを埋め込まれるサラ

10年か20年後に本当に起こりそうな今より進んだテクノロジーの中で生きる人間を描く一話完結のオムニバスストーリー。外部記憶媒体や、ポケモンGoのようなAR技術(現実とヴァーチャルの融合)を実現するデバイスを人間の体に埋め込むのが常識になっているという未来で色々なストーリーが展開される。面白い回はとびきり面白いけど、とびきりつまらない回もあるのでここまですべてを踏まえた順位となっている。過去記事の★の数の少ないものは避けて見れば全体の印象は良くなると思うので、長いシリーズもののドラマを見るのはしんどいなぁ、と思うときなどにオススメ。僕が特に好きなのはシーズン2 エピソード1「ずっとそばにいて」とシーズン2 エピソード4「ホワイト・クリスマス」。個人的に観なくていいんじゃないか、と思うのはシーズン1 エピソード1「国家」、シーズン3 エピソード3「秘密」。
シーズン4はこれまでのシーズンであったような駄作回が個人的には全く無く素晴らしい出来だった。しかもオチもストーリー性もバラエティに富んでいて、シーズン4のバランスも良い。もし一度もブラックミラーを見たことがないならシーズン4から見てもいいと思う。ランキングもシーズン4だけの評価ならもう少し上の順位として書いただろう。シーズンが進むほどにファンを獲得し続けている「ブラックミラー」だがシーズン5への更新も当然決まっている。

 

 

Netflixドラマランキング第3位 スタートレックディスカバリー

スタートレックディスカバリー 驚くマイケル(C)MMXVII CBS STUDIOS INC.

最初の放送から約50年続いている大人気SF作品「スタートレック」シリーズの最新作。あまりにも累計シリーズが長すぎて手を付けるのをためらっていたが、アメリカで盛り上がっていることもあり視聴してみるとこれが面白い。ちなみに管理人はほとんど過去の「スタートレック」シリーズに触れたことはなかったが、実際スタートレックディスカバリーの制作者や脚本家ですらすべてのストーリーや設定を覚えきれず、過去作品を調べながら作ったそうだ。結果シリーズ長すぎる故、逆に過去作品は全く知らなくても楽しめる内容になっている。作中に出てくる専門用語のうちストーリーを楽しむために必要なものは上記記事下部にまとめてあるので気になった人は読んでみるといいと思う。ストーリーとしては惑星連邦とクリンゴンの戦争の中で宇宙船USSディスカバリーとその乗組員の冒険を描く。序盤は1話完結のストーリーになっており後半にかけて2話~4話くらいでまとまる短編の連作のような構成になっており気軽に見れるのも魅力の一つだ。そして短編の連作のような作りではあるものの、後半にかけてストーリー的にも大きな山場もある。また早くもシーズン2が決まっているがシーズン1だけで話の区切りがついているのも良いところ。

 



スポンサードリンク



Netflixドラマランキング第2位 ベターコールソウル

ベターコールソウル-ジミーマッギル(c) 2017 Sony Pictures Television Inc.

化学を教える高校教師が末期がんの宣告を受け、家族にお金を残すためにドラッグを製造を始めるという人気ドラマ「ブレイキング・バッド」のスピンオフ作品。「ブレイキング・バッド」では主人公ウォルター・ホワイトのマネーロンダリングに手を貸したりドラッグの元締めとの橋渡し役になったりという悪徳弁護士として登場した「ソウル・グッドマン」の駆け出し時代、「ブレイキング・バッド」の6年前を描く。「ブレイキング・バッド」を見ていたという人にはもちろんおすすめだけど、「ブレイキング・バッド」を見ていなくても十分楽しめる内容になっている。巧妙に張り巡らされた伏線と視聴者心理を読み切った上での演出としか思えない展開は圧巻の一言。ジミーマッギル(この頃はまだソウルグッドマンと名乗っていない)とその兄、チャックとの複雑な関係性をうまく脚本が表現している。ただ演出が独特で、たとえば例えば登場人物が何をやっているのかしっかり見てないとわからなかったりするため、注意深く見ていないと面白さが伝わらないかもしれない辺りが万人受けしにくいような気がする。ストーリーの進み方も本当にゆっくりだけど、独特のカメラワークと演出がこれまでのドラマとは違った面白さを生み出しているのも魅力の一つだ。特にシーズン3は1話1話で見るとそこまで面白くない回もあるかもしれないけれど、シーズン3全体を通して観るとイマイチな回だった伏線回(あまり話が進まない回を勝手にこう呼んでいる)のおかげで山場回のピーク感がすごい。気に入ったなら一気に見てしまうのをオススメしたい(と言っても数日かかるだろうけど)。欲を言えばブレイキングバッドでソウル・グッドマンことジミー・マッギルがどういう人物だったかを知ったうえで見るのをオススメしたいのだけど、ブレイキングバッドはシーズン5もあるので…。そこで途方に暮れてしまうくらいなら、「ベターコールソウル」から見たらいいと思う。

シーズン4

「ブレイキング・バッド」の頃から見ている人ならばシーズン4で「ベター・コールソウル」のジミー・マッギルがこのシーズン4を経てかなり大きく「ブレイキング・バッド」のソウル・グッドマンになっていくのがわかるシーズンだったと思う。物語に派手さはないものの、人間ドラマとして見せ場が多かったように思える。元不良の弁護士という魅力があるんだかないんだかよくわからないジミー・マッギルというおっさんのドラマをここまで面白く魅せることができるのも製作のヴィンス・ギリガンがシーズン1から積み上げてきた人物描写によるものではないだろうか。その細かさ故にストーリーの進み方は常にゆっくりだが、それでも退屈させない工夫が詰まっている。シーズン4まで来てしまうとなかなか途中から見るのはオススメできないが、人間ドラマの濃さといい、見せ方の新しさといい、細かい仕掛けや伏線などを思うと本当に製作のヴィンス・ギリガンは天才としか思えない。本ブログのコンセプトとして「誰かに勧める」ということが前提になっているのでランキングとしては2位としているが、もしもストレンジャーシングスが1シーズンごとにストーリーがうまく区切れていなかったとしたら僕はこの「ソウル・グッドマン」を一番に推すと思う。

 

 


スポンサードリンク




Netflixドラマランキング第1位 ストレンジャーシングス

ストレンジャーシングス2-ジェーン(C) 2017, Netflix Studio, LLC

現在ではネットフリックスの代表する人気作品「ストレンジャーシングス」は1980年代の映画を意識したSFホラーである。世界観が徹底してグーニーズやスタンドバイミーの頃の映画の世界観を表現していて、懐かしく感じる世代、古臭く感じる世代、逆に新しく感じる世代と年代によって感じ方は様々だろうとは思う。80年代に少年時代を過ごした管理人の初見の印象は「古いなぁ」と思って一瞬拒否感が出たけれど、例えば雰囲気が苦手だなと思っても1話、2話と見ていけば、むしろその完全に狙った世界観こそがまず面白いと感じるようになるに違いない。次の話が気になって仕方がない展開、シーズン1だけ、またシーズン2だけで一旦ストーリーが収束している等、ネットフリックスに加入したばかりの人にどれがオススメかと聞かれたらまず「ストレンジャーシングス」と答えると思う(今では「ブラックミラー」と迷うところではあるが)。子供の頃の冒険のワクワク感や異世界があるという設定、超能力を持った少女。それらを単に組み合わせただけだと普通のB級作品になってしまうところを「ストレンジャーシングス」ではディテールにこだわることによって1級品のクオリティを獲得することに成功している。主人公の母親役として登場するウィノナ・ライダーの名演も光る。こんなにも王道なのに視聴者を飽きさせることなくストーリーを進めていけるのは、ただディテールが凝っているのみならず、80年代に映画がこぞって提供していた「あこがれの冒険」や観客な純粋な好奇心を如何に違和感なく満足させるかということを、現代までに積みあがった手法や技術でより高いレベルで実現できているからではないだろうか。シーズン3は2019年配信になるのでシーズン3まで待つとのは気が遠くなるが、前述したようにシーズン2までで見ても十二分に楽しめる内容になっているのでオススメだ。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。まだまだ見視聴作品はあるので順位は随時更新していこうと思います。またこのランキングでは新シリーズが始まったものの、途中で見るのをやめてしまった作品についてはランク外として除外しています。まぁ、個人的な感想なので参考程度に読んでいただけたなら幸いです。