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シーズン3へ「オザークへようこそ」ハラハラが好きな人用

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オザークへようこそ タイトル(C)2017 MRC Ⅱ Distribution Company L.P.

ドラッグカルテルのマネーロンダリングをする男とその家族を描くNetflixオリジナルドラマ

「オザークへようこそ」 2017年 Netflixオリジナルドラマ 1話約30分 シーズン1 全10話
原作・製作:ビル・ドゥビューク、マーク・ウイリアムズ
出演:ジェイソン・ベイトマン、ローラ・リニー、ソフィア・フブリッツ、スカイラー・ゲルトナー、
ジェイソン・バトラー・ハーナー、イーサイ・モラレス、ピーター・ミュラン、リサ・エメリー

Netflixオリジナルシリーズ『オザークへようこそ』予告編

 

「オザークへようこそ」あらすじ

ブルース(ジョシュ・ランドール)と共同経営している投資会社を隠れ蓑にメキシコのドラッグカルテルのマネーロンダリングを行っていたマーティ・バード(ジェイソン・ベイトマン)はある日の深夜、カルテルのデル(エサイ・モラレス)に呼び出される。ブルースや資金洗浄にかかわる人間が集められた部屋にマーティがつくと、デルは「私の500万ドルは?」と聞く。最初は弁解するものの、脅されたブルースたちは金を盗んでいたことを白状する。ブルースと現金の運び屋たちはマーティの知らないところでデルの金を盗んでいたのだった。ブルースたちは殺され、共犯だと思われたマーティもその場で殺されそうになるが、とっさにマーティはブルースが休暇に勧めていた「オザーク」湖のパンフレットを持っていること思い出し、オザーク湖で新しい資金洗浄のプランがあるとデルに持ちかける。するとデルはブルースが盗んだ800万を48時間以内に用意し、その金をオザークで3か月で資金洗浄しろとマーティに命じる。かくしてバード一家はオザークへ引っ越すことになるのだった。

湖畔につくバード一家 オザークへようこそ
(C)2017 MRC Ⅱ Distribution Company L.P.

 

 

「オザークへようこそ」はただの2番煎じではない

 ドラッグがらみのドラマというと「ブレイキング・バッド」、Netflixオリジナルの犯罪ドラマといえば「Blood line」なんかが浮かぶけれど、それらとは一線を画す。まず「オザークへようこそ」のマーティバードは自分がドラッグの製造や流通に直接かかわっていないこともあってか、悪事を働いているという感覚がさほどない。また1話目からマーティバードの妻であるウェンディはマネーロンダリングについて知っているという!犯罪ドラマの中では珍しいパターンかもしれない。またこの部分が後々「ブレイキング・バッド」との大きな違いになっていく。バード家は比較的秘密の少ない家族である(犯罪はしてるけど)

バード一家 ozark
(C)2017 MRC Ⅱ Distribution Company L.P.

 

「オザークへようこそ」 見どころは主人公のジェイソン・ベイトマン

ブルースのせいでドラッグカルテルに脅される立場になるし、妻のウェンディは不倫しているし、子供は言うことを聞かないし、と結構かわいそうな状況のジェイソン・ベイトマン演じるマーティ・バードがとても興味深い。正直シーズン1を全部見た今でさえ、どういう男なのか謎が残る。脅されてもめちゃくちゃ取り乱すこともないし、簡単に死を覚悟できてしまうあたり潔い性格なのか、賢すぎるのか。感情の起伏が少なく冷静、常にポーカーフェイスな印象はシーズン1全話を通して変わらない。どんな困難が目の前にあってもやるべきことを淡々とやってのけるのが、妙にかっこよく見える。またジェイソン・ベイトマンはプロデューサー兼監督としてもこの作品に関わっている。

脅されるマーティ オザークへようこそ
(C)2017 MRC Ⅱ Distribution Company L.P.

 

「オザークへようこそ」は妻ウエンディをはじめ、曲者揃い

不倫してたのにも関わらず「旦那が私をほっておくのが悪い」逆切れするような女、妻ウェンディ。一見善人そうな見た目のローラー・リニーが演じているのだけれど、見た目に反してかなり欲の皮のつっぱったキャラクターだったり、共同経営者ブルースは金を盗んでいた上にFBIとつながっていたりと出てくる人間は曲者ばっかり。

 ジェイコブ オザークへようこそ
(C)2017 MRC Ⅱ Distribution Company L.P.

 

 マネーロンダリングとは、日本語で言えば資金洗浄を意味し、麻薬取引、脱税、粉飾決算、ギャンブルなどの犯罪によって得られた資金をその出所をわからなくするために行う。手口としては架空もしくは他人名義の金融機関口座等を利用して、送金を繰り返したり、株や債券の購入、大口寄付を行ったりというものがある。これらは資金の差し押さえや摘発から逃れるための手法であり、犯罪で得た資金を公に使える資金に変えるのが目的であるため、そのまま悪用する場合には資金洗浄する必要はない(笑)。そしてもちろんこれらの行為は法律で禁止されている。アメリカでは10万ドルを超えるお金を振り込んだり、大きなお金を動かすとIRS(内国歳入庁)に通報されるため、例えば出所不明の大金を得たとしても日用品程度にしか使うことができない(と作中で言ってた)。ちなみに日本では2007年に法律が一部改正され、現金でのATM振込み限度額が10万円に引き下げられ、大金を動かすには窓口にて本人確認書類を提示する必要があったりする。「振り込め詐欺」防止対策のひとつになっているとされているが、マネーロンダリングの防止対策も兼ねているのかも。

マネーロンダリング オザークへようこそ
(C)2017 MRC Ⅱ Distribution Company L.P.

 

オザーク湖

1931年に電力会社によって水力発電用のダムとして作られた人口の湖。ドラマの中ではあまり繁盛しているように見えないけれど、実際に存在するリゾート地で湖の回りには7000件ほどの別荘があり、その壮観な眺めも手伝って年間500万人が訪れるらしい。湖岸線はカリフォルニアの海岸線よりも長いんだとか。

オザークで釣りをする
(C)2017 MRC Ⅱ Distribution Company L.P.

 

「オザークへようこそ」 ネタバレなし感想

「オザークへようこそ」は序盤から急展開でテンポよく話が進むため、食いつきやすいドラマだと思う。意外な行動をとるなかなかアクの強い人間がどんどんと出てくるので序盤は特に目が離せない。オザークはリゾート地といえどいわば田舎であり、新参者(バード一家)にあまり好意的でない、すぐ噂が広まる等田舎ならではの閉塞感や、不信感がなかなかスリルがある。どこへ行っても悪いことをしようとすると悪いやつに出会うものらしく、マーティはオザーク湖の地元のワルとも関わっていくことになるが、そのあたりでも”デキるビジネスマン”スキルを持つマーティの活躍が見もの。またただ欲の皮が突っ張っているだけでない妻、野心家ウェンディもなかなか面白い動きを見せてくれる。ラスト手前くらいで少しダレるような印象もあるが、最後まで見る価値は十分にあると思う。

 バード夫妻 オザークへようこそ
(C)2017 MRC Ⅱ Distribution Company L.P.

 

「オザークへようこそ」 2018年8月31日シーズン2配信

「オザークへようこそ」シーズン2は2018年8月31日配信が決定。シーズン2も全10話になる模様。評論家よりも視聴者の評価が高かったようだ。ちなみにルースを演じるジュリア・ガーナーはこの人。


(C)2017 MRC Ⅱ Distribution Company L.P.

シーズン2が決定ということでルースの関係者がみんな揃って恐れる彼女の父親がついに登場したりするのだろうか。またシーズン2には『アルバート氏の人生』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたジャネット・マクティアがレギュラー出演することが決定している。

シーズン1のラストが展開的には意外な終わりかっただったのもありシーズン2は素直に楽しみだ。

 

オザークへようこそ シーズン2 ネタバレなし レビュー


(C)2018 MRC Ⅱ Distribution Company L.P.

「オザークへようこそ」シーズン2ではよくも悪くも「また」様々な前提がひっくり返されれるだろう。あくまでマーティン・バードはポーカーフェイスを保ち、ウェンディ・バードはシーズン1よりもその才覚を表す。シーズン2を見た直後の自分がネタバレをせずにざっくりと感想をいうならば「オザークへようこそ」は終始不安にさせられるドラマとしてはかなり一級品ではないかと思う。なぜなら全くハッピーな出来事はほとんど起こらないし、終始暗いのにも関わらず面白い。こんな情緒が不安定になるようなドラマを貴重な休日を使って見るに至ってしまうのかは実際今自分が見終わった後でも良くわからない。強いて言うならば、「オザークへようこそ」の面白さは例えば自分自身が直面している家族的な問題と「オザークへようこそ」がエピソード毎に描くテーマが比較的似ているのからなのではないかと思う。ドラッグカルテルに、マネーロンダリングという一見普通の家庭には無関係な事柄をメインテーマに据えながら、例えば犯罪という枠を超えなくとも善悪という域で考えれば、どの家庭にも起こりうる様々な問題がバード一家に起こっていく。望む望まないに限らずではあるものの、子供に伝えるべき善悪とは何か、そして生きる上で考慮すべき善悪とは何か。実際に正しいだけではどの世界でも生きられないかもしれない。でも悪って実際なんだろう。法律に反していれば悪なのか。宗教上の道義に反していれば悪なのか。”悪”とはどこから始まるのかという、かなり難しい問題を「オザークへようこそ」では暗に問うているとも思う。シーズン1に比べれば意外性は多少減ったかもしれないけれど、物語の奥深さは増したと思えるシーズン2だったと思える。やはりシーズン3へ続く形のラストだったが、次のシーズンへ続いても期待して見られると思えたシーズン2だったと思う。

オザークへようこそ シーズン3へ更新

シーズン3は全10話構成で製作、2019年に配信を予定。主人公マーティを演じるジェイソン・ベイトマンがいくつかのエピソードで監督も務めるそうだ。一般的なシーズン2の感想はTwitter もRotten tomatomesでもネットで検索しても賛否両論に見える。好意的ではない感想を読んでいるとシーズン2ではストーリー的に新たな展開がなかったということに不満を持っている人が多くいるように思えたが、ストーリー展開がゆっくりだったからこそ人間ドラマ部分をしっかり描けていたと個人的には思う。逆に言えばそのあたりに面白さを見いだせないと確かにシーズン2はイマイチという感想になるのもわからなくはない。ドラッグや家族がテーマになっていることから、よく「ブレイキングバッド」と対比されることが多い「オザークへようこそ」だが、シーズン2になって人間ドラマの濃さという意味で新たな共通点が出てきたように感じる。それでもやはり「オザークへようこそ」はドラッグ、ギャング、家族と小道具や設定が似ているだけであって「ブレイキングバッド」とは良い意味で別ものだと思う。

オザークへようこそ シーズン3 ネタバレなし感想

オザークへようこそシーズン3
(C)2020 MRC Ⅱ Distribution Company L.P.

胃がキリキリするような緊張感をシーズン3でも延々と、かつ淡々とキープし続けている演出と脚本が相変わらずすごい。FBIに付け狙われても人が死んでもさほど取り乱すことなく、資金洗浄に精を出すバード一家だが、マーティとウェンディの意見が食い違いはどんどん大きくなっていき、仕事だけが彼らをつなぐという家族経営の会社でよくある風景が見えてきたりする。

シーズン3ではウェンディの弟ベンが登場しバード一家をかき回していくのだけれど、一番まともなことを言っているのに一番おかしなことを言っているという構図になる彼の立ち位置が面白い。実際に狂っているのはドラッグカルテルの犯罪に加担しているバード一家なのだけど、このドラマの中での正しさ、少なくともバード一家が共有する正しさの尺度は、もう一般のものとは大きくずれていることがベンを通して伝わってくるのは見物である。そして傍からみればどっぷりと悪の世界に浸かっているように見えるバード一家ではあるものの、少なくともマーティとウェンディは自分たちはギャングとは違うと思っており、またその部分が犯罪をこなしていくうえで新たな問題を作っていく。結果、見ていると常に不安にさせられ、にも関わらずついつい見入ってしまうのだからこのシリーズは不思議だ。

シーズン3にもなるとダレるドラマも多い中で「オザークへようこそ」はむしろここまでのシーズンで一番面白かったかもしれない。シーズン2まで視聴していたらシーズン3は絶対見たほうがいいし、まだ一話も見ていないのであればぜひシーズン1から見始めてみるのをオススメする。ただ、僕は夜見て寝ると悪夢を見ることが多かったのでスリルが苦手な人は避けたほうがいいかも。