【フランス産ラブコメ】恋するパリのランデヴー
笑い要素多めのフランス産ラブコメディ
「恋するパリのランデブー」 2012年 フランス 1時間48分
監督:ジェームズ・ユット
出演:ソフィー・マルソー、ガッド・エルマレ、モーリス・バルテレミ
ざっくりあらすじ
ピアニストで作曲家、根無し草のサシャがある日子持ちの女性シャルロットに恋に落ちる。
抗おうにもシャルロットにひかれていくサシャだが、シャルロットの旦那は仕事のクライアントだった、という話。
史上最高に足元が覚束ないヒロイン
こける、つまづく、落ちる。
特にドジっこ売りなわけでもないのに、リアクション芸人ばりに体を張るヒロイン。
ラブコメではあるがどうもコメディ方向に傾けたいらしく、ちょいちょい挟むベタなネタに笑わされる。
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クライアントの嫁だとわかっても、さほど気にしないフランス気質
お国柄なんでしょうか、サシャはシャルロットがクライアントの嫁だということを気にしていません。これが日本だったらなんだかもっと秘めたる恋的ないやらしい感じで、若干の罪悪感も出そうなものですが、さほど気にしていない様子。まぁ、別居しはじめて2年ってのもあるんでしょうか。
子供には引く
不倫は問題ないけど、子供は苦手な主人公。シャルロットに子供がいるとわかるとこれにはドン引き。
2度の結婚、それぞれの旦那の子供を持つシャルロット
日本だったら、この経歴でヒロイン役となると連れ子と彼氏の人間関係だったりだとか、複雑な関係にフォオーカスが当たりそうなものだけど、その辺もシャルロットには”旦那の違う3人の子供がいます”程度でスルー。文化違うなぁ。
アメリカ、イギリス流ラブコメに飽きているあなたに
会うたびに愛し合うお盛んな二人ですがシャルロットがドジっ子なせいかラブ要素が薄く感じるかもしれません。でもその分笑いをたくさん入れてきます。僕はフランスのコメディを見慣れてないのもあり色々新鮮で面白い映画でした。