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ドラマ版「僕だけがいない街」アニメと比べて

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僕だけがいない街 タイトル
(C)2017 ドラマ「僕だけがいない街」製作委員会

ネットフリックスオリジナルシリーズ 「僕だけがいない街」

監督:下山天
出演:古川雄輝、内川蓮生、優希美青、柿原りんか、江口のりこ、戸次重幸、白洲迅、眞島秀和、黒谷友香

古川雄輝主演!Netflixオリジナルドラマ『僕だけがいない街』予告編

 

 

 


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「僕だけがいない街」 あらすじ

売れない漫画家・藤沼悟は、「再上映(リバイバル)」と呼んでいる特殊能力を持っていた。その能力は、直後に起こる「悪いこと(事件・事故等)」の原因が取り除かれるまで、その直前の場面に何度もタイムリープしてしまうというものだった。自分の意思とは関係なく発動する上に、能力が発動した結果「マイナスだったことがプラマイ0になる(悪いことが発生しなくなるだけ)、もしくは自分にとってマイナスになる(未然に防ごうとした結果、自分が労力を使う)」というこの能力に不満を持ちながら、悟はピザ屋のアルバイトをこなす日々を過ごしていた。ある日、ピザの配達中に交通事故をめぐるリバイバルを経験した悟は、事故の被害は減らせたが自身は負傷し、二日間入院することになる。これを機会に、ピザ屋で一緒にアルバイトをしていて、見舞いに来てくれた愛梨と親しくなり、また事故の知らせを受けて上京した母親・佐知子とアパートで暮らし始めることになる。後日、佐知子との買い物中にリバイバルが発生、このとき子連れの男の挙動に注目した佐知子は誘拐を未然に防いだことを確信し、同時に1988年北海道で起きた誘拐殺人事件の真犯人と同一犯であることにも気付いた。佐知子は、以前「テレビ石狩」の報道部アナウンサーであり、洞察力が高かったのだ。しかし、真犯人も気づかれたことを察知し、正体を伝えられる前に佐知子を殺害、死体の発見者である悟を犯人に仕立て上げる。悟は死体を発見後、リバイバルで殺害を阻止できないかと試みるが失敗。さらに強く念じたところ、それまで経験したことがない長期間のタイムリープが発生し、1988年にいることに気づく。2006年で母親を殺害した犯人と1988年の連続誘拐殺人事件が同一人物であると確信した悟は、2つの時代を往復しながら真犯人に立ち向かっていく。~wikiより

僕だけがいない街 藤沼悟
(C)2017 ドラマ「僕だけがいない街」製作委員会

 


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漫画版を読み、アニメ版の「僕だけがいない街」を見たのにドラマ版を見てみた

2016年の「僕だけがいない街」のアニメ版が放送を見始め、これはヤバいとハマってアニメも終わる前から漫画版で結末まで読み、当然アニメ版は見たものの、物語の性質上何度も楽しめるような作品ではないとわかっていたのと、映画版で主人公が藤原達也だったのがどうも主人公悟のイメージに合わなかったため、映画版はスルーした管理人。漫画8巻のストーリーをそもそも映画の尺でやろうと考えるのが間違っている。だが、ドラマ版なら?それもNetflixが作るとなるとクオリティ的に気になるのところ。今回は「Netflix製作陣がどれくらいスキルがあるのか」が知りたくてあえて見た。

僕だけがいない街 雛月
(C)2017 ドラマ「僕だけがいない街」製作委員会

 



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〇漫画→アニメ ×漫画→映画 ??漫画→ドラマ

漫画のアニメ化は大抵の場合嬉しい。ほとんどが失敗しないし、というより、あまりにも原作と違うことをやると原作ファンからの叩きがハンパないこともあってか、原作ファンも原作未読のファンも楽しめるように作られていることが多いからだ。というか、全く原作を知らないならむしろアニメから見てもいいんじゃないか、というくらい多くの作品にある程度の安定感がある。これが漫画の実写映画化となると驚くほど失敗率が上がる。というより今までそのパターンで映画が圧勝だったパターンは個人的にはない。映画版「デスノート」(※ハリウッド版ではない)の出来が良かったと聞くのでいつかは見ようとは思ってはいるものの、過去の経験からどうしても見る気がしない。それは漫画原作のみならず、小説原作しかり、モトネタありきの日本の実写映画が良かったなんて例は本当に稀。管理人が邦画で映画と原作を比べて映画がよかったと思えたのは1999年の森田芳光監督の「黒い家」原作貴志祐介だけだ。
そして漫画原作のドラマ、これは映画よりもマシ。ぱっと浮かぶのは「仁」だったり、「重版出来」、「逃げ恥」なんかもちゃんと面白かった。とは言え、漫画原作のドラマが量産されているにも関わらずさほど多いとは言えない。そう思うとNetflixが製作に噛んでいた「100万円の女たち」や「光のお父さん」なんかはそこそこ面白い出来だったと思う。

僕だけがいない街-黒谷友香
(C)2017 ドラマ「僕だけがいない街」製作委員会

 



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「僕だけがいない街」 子役が結構できる子ばかり

どうしてもドラマ版をアニメ版と比べてしまうけれど、子役たちがなかなかの名演。最近の子役は本当にちゃんと芝居ができると思う。ここがダメだったら台無しだっただろうに、ビジュアル的にも芝居的にもなかなかできる子供たちが集まっている。藤沼悟(幼少期)内川蓮生や雛月加代役の 柿原りんかあたりは個人的には全く文句がないし、特に雛月が徐々に心を開いていく様子は地味な部分かもしれないけれど素晴らしかったと思う。

僕だけがいない街 柿原りんか
(C)2017 ドラマ「僕だけがいない街」製作委員会

 


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「僕だけがいない街」 ネタバレなし 感想

管理人は「僕だけがいない街」は既読且つ、アニメ版も視聴済みであったが、ネットフリックスが製作するとどんなドラマになるのかというのが気になって見た。結論から言えばアニメ版、ドラマ版どちらを見ても遜色はないと思う。漫画だけ読んだことがある人になら、アニメ版もしかりだがドラマ版も勧められる出来になっていると思う。アニメにはアニメの、実写には実写の良さがあるのは当たり前だけれど、前述したように実写化というものはどういうわけか往々にして面白くなることが少なく、”実写だからこその良さ”が際立つレベルまで行かないことが多い。だがNetflix製作の「僕だけがいない街」はちゃんと”実写ならではの”良さが出ていたと思う。舞台である北海道ならではの雰囲気が映像を通して見ることできるし、当然だけれどアニメよりもリアルである。そして最もアニメ版と大きく差があると感じたのは映像から見てとれる”寒さ”だ。アニメでは雪が積もっていても、よっぽど象徴的に描かないと寒さは伝わってこないが、ドラマ版で見る北海道は見るからに寒そうなのだ。そういう絵が撮れていること、子役をはじめ役者の芝居もなかなか良く、個人的には黒谷友香は名演だったと思うあたりが個人的には見どころだと思う。ただ「僕だけがいない街」はサスペンスということもあってオチを知っていると面白さとしては台無しなのである。なのでアニメ版を見ている人にはおすすめできない。個人的にも完全にジャッジできないので、出来に遜色がないということでオススメ度はアニメ版と同じとしておいた。はじめはなぜアニメ版と同じ尺で、同じ物語をわざわざドラマ化するのだろう?と思ったが、見終わった後になるとNetflix的にアニメを見ない層に十分訴求できるという自信があったからこそあえてドラマ化したのではないかとも思える。

僕だけがいない街-悟、加代、賢也
(C)2017 ドラマ「僕だけがいない街」製作委員会