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一味違う西部劇「Godless」

おすすめ度:★★★★★★☆☆☆☆(6点)

TM & (C)2017 Netflix Studios, LLC

既存の西部劇からは少し違った角度から描く西部開拓時代「Godless」

原作・制作:スコット・フランク
出演:ジェフ・ダニエルズ、ミシェル・ドッカリー、ジャック・オコンネル、スクート・マクネイリー、メリット・ウェーヴァー、トーマス・サングスター、サム・ウォーターストン、タントゥー・カーディナル

Netflix(ネットフリックス)で視聴する


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「Godless」 あらすじ

ある夜未亡人のアリス・フレッチャー(ミシェル・ドッカリー)の農場に負傷した流れ者ロイ・グッド(ジャック・オコンネル)が現れる。アリスはロイに向かって銃を向け「名乗らなければ撃つ」と言うが、既に重症を負っていたロイは答えることができずアリスに撃たれてしまう。傷を負わせてしまったこともあり、アリスは傷が癒えるまでロイを農場に置くことにする。一方フランク・グリフィン(ジェフ・ダニエルズ)率いるならず者集団はコロラド、ワイオミングの鉱山の町をかたっぱしから襲っていた。またフランク一味はクリードの住民を全員処刑し町を焼き払うような残虐な悪党集団で一味を裏切ったロイを追っていた。

TM & (C)2017 Netflix Studios, LLC

 

 


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「Godless」 従来の西部劇のイメージとは異なる

ネットフリックスオリジナルシリーズ初の西部劇である「Godless」は従来の西部劇とは一線を画す作りになっており、典型的な西部劇でよくある悪党を正義の早撃ちガンマンがばったばったと倒していくような勧善懲悪的なストーリーではない。そしてわかりやすい悪党だったり、早撃ちガンマンだったり、決闘だったりはほとんど出てこない。あくまでアメリカの西部開拓時代における人々の生活にフォーカスを当てながら物語は進んでいく。「西部劇と言えば」というような誇張された部分は極力排除され、比較的リアルな西部開拓時代が描かれていて物語としては重厚な印象。逆にエンターテイメント性は高くないのであまりキャッチーな作品ではない。わかりやすい勧善懲悪的なカウボーイ西部劇を期待すると多少肩透かしを食らうはずなので注意が必要。

TM & (C)2017 Netflix Studios, LLC

 

 

「Godless」 アメリカ西部開拓時代の人間模様

井戸を掘ったり、馬を調教したり、広大な大地の中で暮らす人々。通信手段も電報くらいしかなく、そもそも字が読める者も少ない。日本人の時代劇が、アメリカ人の西部劇にあたるのだろう。現代よりも自然に近い生活を送る人々。広大な土地に太陽がふりそそぐ、自然の中で生きることの美しさも同時に描かれている。ただ最初のうちは興味深く見れたが、アニマルプラネットとかをずっと見ていられるタイプではない管理人は正直途中でダレた。

TM & (C)2017 Netflix Studios, LLC

 

 



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「Godless」は世界観を楽しむドラマ…かな

Rotten tomatoのトマトメーター(評論家の評価)点数が89%(2017年12月14日時点)IMdbで★8.5と比較的評価が高い割りにはさほどドラマもなく、ちょろちょろ発砲シーンはあるものの、銃撃戦もそうそうない。そのため派手さはかなりないものの、今まで見た西部劇の中でもっともこの時代のリアリティを追及した作品であると思う。町には娼館があったり、法律はあってないようなものだったり、連絡手段は手紙か電報という時代。また数人の保安官だけで町の治安を守っていたのだから、それはそれで大した時代である。

TM & (C)2017 Netflix Studios, LLC

 

 



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「Godless」 むしろ群像劇といったほうが近い

ロイ・グッドとフランク・グリフィンの件を軸に物語は進んでいくものの、それがメインストーリーとも呼べない。何故なら二人の件はその他の主要登場人物と同等程度しか描かれないからだ。かと言って群像劇というほど、数人に絞られた描かれて方でもない。強いていうならば、西部開拓時代のラ・ベルという町とそこに関わった人々を俯瞰で描いているような印象。ラ・ベルは鉱山の事故で町の男たちはほとんど死んでしまい、女ばかりで何とか生活してきた町。残された男は保安官のビル、保安官補佐のホワイティ、あとは老人と子供だけだった。ある意味特殊な町「ラ・ベル」での女性の生き方もまた興味深い。

TM & (C)2017 Netflix Studios, LLC

 


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「Godless」 フランク・グリフィン一味

フランク・グリフィン率いる30人ほどの組織はクリードの町の人間を抹殺し、火を放つような凶悪な人間が集まっている。しかし悪党の集団ではあるものの、フランク・グリフィンは仲間たちを家族と呼び、誰よりも大事にする。そしてロイ・グッドも幼い頃フランク・グリフィンに拾われたのだった。そんな父親同然のフランク・グリフィンを裏切り、金を奪ったロイ・グッド。家族同然の一味にいたロイがどうしてそうなったのかという辺りも見どころだろう。またフランク・グリフィンも100%凶悪な人物というわけでもない、という彼の人間性もなかなか興味深い。善も悪もその時代、社会に対しての比較でしかない、ということなのかもしれない。

TM & (C)2017 Netflix Studios, LLC

 

 


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「Godless」ネタバレなし 感想

前述したように、西部劇のイメージである早撃ちや決闘なんかはほとんど出てこず、代わりにその時代の日常が描かれるという典型的な西部劇とは一線を画す作品。スリリング場面も少なく、比較的淡々と物語は進んでいく。広大な土地とカウボーイという絵は見ているだけで面白い、というか何やらリラックスできるような気がするが、あんまり長く続くと飽きは来る。その間に「ラ・ベル」の人々の生活や人間関係が挟まれ、どんな人間がその町に生きているのかじっくりと見せてくれる。この部分がタルいと感じるか興味深く見れるかで「Godless」の感想は大きく変わってくると思う。正直管理人にはちょっと長いかな、とは思ったものの、人間模様をじっくり見たうえで終盤を迎えるからこそ最終回がアツいので、多少我慢しても飛ばさずにラストまで見るのが良いと思う。ミニシリーズとは言え、一話の時間が1時間15分くらいのエピソードが多いためむしろ長く感じるものの、焦らすだけ焦らした後の銃撃戦は本当に熱い。ただその回だけ見ても多分さほど熱くはなれないと思うので途中が多少タルくても最終回を信じて完走を目指すのも良いかもしれない。

 

TM & (C)2017 Netflix Studios, LLC