【人情系ドラマ】深夜食堂
派手さははないけど、ほっこりするドラマ
深夜食堂 2014年 1話;24分 シーズン3(各10話)
深夜食堂 tokyo stories ネットフリックスオリジナル 2016年 1話:24分 シーズン1(10話)
監督:松岡錠司、山下敦弘、及川拓郎、登坂琢磨、 小林聖太郎、野本史生、熊切和嘉
原作:安倍夜郎
脚本:真辺克彦、向井康介、及川拓郎、和田清人、 荒井晴彦、小嶋健作
出演者:小林薫
ざっくりあらすじ
新宿・花園界隈の路地裏にある深夜0時から朝の7時頃までの深夜にしか営業しない小さな飯屋が舞台。マスター1人で切り盛りするこの店はのれんには単に「めしや」と書かれているにもかかわらず常連客から「深夜食堂」と呼ばれている。メニューは豚汁定食、ビール、酒、焼酎しかないが、マスターができるものなら言えば何でも作ってくれる。そんなマスターと客たちとの交流を描く。
深夜食堂常連たちの心温まる人間模様
大して説明もないまま、新宿、夜の街に生きる常連たちが描かれる。マスターは左目に切り傷があるというくらいで特に素性について触れられることはない。
さりげない感動
メニュー一つにある思い入れだったり、好物がその人の人となりをどことなく表していたり、たった一つの言葉がなんだか心に染みたり。大きなドラマはないけれど日々の生活の中にある、例えば家族と食卓を囲むような温かい時間が常連たちの間にはあって、そんな空気がふんわりと心の中に入ってくるようなドラマ。
サブタイトルの「メニュー」
毎回のゲストキャラクターがマスターに頼んで作ってもらうメニューがサブタイトルになっていて、番組の最後にはその料理のワンポイントアドバイスを教えてくれる。
ほっこりさせられる演出
劇中でアコースティックギターやオルゴールの音楽、マスターのさりげない優しさ、ワンポイントアドバイスのあとに必ず「おやすみなさい」でしめるとか、随所でほっこりさせられる。