【TIME誌で高評価】ロシアンドール-謎のタイムループ-
(C)2018 Universal Television LLC
ドラッグ好きのぶっとんだ36歳女性のタイムループ 「ロシアン・ドール 謎のタイムループ」
「ロシアン・ドール-謎のタイムループ」 原題:Russian Doll 2019年 タイムループミステリー シーズン1 全8話(1話約24分)
原作・制作:レスリー・ヘッドランド, ナターシャ・リオン, エイミー・ポーラー
出演:ナターシャ・リオン, チャーリー・バーネット, ユル・ヴァスケス, エリザベス・アシュレイ, ダーシャ・ポランコ, ジェレミー・ボブ, グレタ・リー, レベッカ・ヘンダーソン, ブレンダン・セクストン三世, クロエ・セヴィニー, ブルック・ティンバー
ロシアン・ドール-謎のタイムループ- あらすじ
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ニューヨークに住むフリーのSEのナディア(ナターシャ・リオン)は36歳の誕生日に友人のマクシーン(グレタ・リー)が開いてくれた誕生日パーティの夜にタクシーにひかれて死ぬ。だが、次の瞬間ナディアは誕生日パーティが行われているマクシーンのアパートのトイレに戻っていた。よくわからないままトイレを出るナディアは、タクシーにひかれて死ぬ前に見た出来事がまるっきり繰り返されていることに気づくも結局また死んでしまう。そしてマクシーンのトイレからやり直すことに。そして元の場所、時間に戻って同じ夜を繰り返すことになったナディアは何度も訪れる自分の死から逃れようと足掻くことになる。
TIME誌絶賛
まだ2019年も1か月しかたっていないので2019年のベストといわれてもそこまで箔はないような気もするけれど、確かに絶賛である。タイムループものはいい加減設定として飽きていたのでこの記事がなかったらこんなに早く手を付けることもなかったかもしれない。絶賛されているだけあって、単純にこれまで世に出てきたタイムループものとは一味違ったテイストになっている。
ロシアン・ドール-謎のタイムループ- ネタバレなし 感想
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タイムループの繰り返しの中に入りこみ、そこから抜け出そうと主人公がもがくというテンプレートはそのままだけれど、酒、タバコ、ドラッグ好き、結婚も健康にも興味のない36歳のナディアがタイムループにハマるとどうなるか、というところがまず最初の見どころ。酒やけで声がガラガラという、今までなかったタイプのキャラクターがタイムループするだけでつかみは十分だ。またナディアはフリーのSEとして働いているということもあり、頭が悪くはないのだけれど、酒に酔ってるのかドラッグが残っているのかマヌケな感じでバシバシ死んじゃうのが笑える。例えばスーパーマリオなんかで何回やっても同じ穴に落ちて死ぬ、みたいな種類のテンポの笑いが序盤の魅力。
パーティの夜を繰り返す、という時間の短いタイムループだけでどうやって8話も引っ張るのか疑問だったけど、なかなかトンチの効いたタイムループになっていて、話が先へ進めば進むほど話の展開が読めなくなってくる。もうジャンルとして成立している体もある「タイムループ」という設定を2019年の今仕掛けてくるだけに、しっかり工夫されているため「タイムループ」って設定がもう飽きたわ、って人でも楽しめると思う。もちろんタイムループモノなので、序盤から伏線がたっぷり含まれている。よってながら見厳禁作品。
ロシアン・ドール 劇中曲
Harry Nilsson – Gotta Get Up
ナディアがタイムループで戻ってくるとかかってる曲
Light Asylum-Shallow Tears
シーズン1-1 エンディング
Don’t Put Off Til Tomorrow
シーズン1-2 出だし
The Liminanas – Migas 2000
シーズン1-2 エンディング
Gang Gang Dance – MindKilla
シーズン1-3 エンディング
Beethoven – Piano Concerto No 4 in G major, Op 58
シーズン1-4
imber Timbre – Black Water
シーズン1-5
Cults – You Know What I Mean
シーズン1-6
When in Rome – The Promise
シーズン1-7 最初
Organs
シーズン1-7 エンディング
Love – Alone Again Or
シーズン1-8 エンディング