【和製ヒーローアニメ】TIGER & BUNNY
和製バディモノのヒーローアニメ
「TIGER & BUNNY」 2011年 日本 全25話
原作:サンライズ
監督:さとうけいいち
シリーズ構成:西田征史
キャラクターデザイン:桂正和(原案)、羽山賢二、山田正樹
ざっくりあらすじ
様々な特殊能力をもった「NEXT」と呼ばれる人種が存在する未来の世界。一部の「NEXT」は職業として「ヒーロー」になり人命救助、凶悪犯撲滅に活躍していた。ヒーローとしてデビュー10年目、落ち目ヒーロー・ワイルドタイガー(虎徹)は有能な新人ヒーロー、バーナビー・ブルックスJrとスポンサーの都合でコンビを組まされることになり、性格の合わない二人はいがみ合い依ながらも共に事件に立ち向かっていく。
職業としてヒーローをするということ
ヒーローたちにはスポンサーがついており、事件解決と「HERO TV LIVE」上で活躍し、視聴率を取ることの両方が求められる。また作中だけでなく、ソフトバンクやカルビー、牛角などの実在する企業が実際にもスポンサー協賛しておりキャラクターのスーツにはロゴが入っている。
事件解決と「HERO TV LIVE」
事件が起こると「HERO TV LIVE」で中継され、ヒーローたちには活躍に応じてつくポイントを番組上で競う。そのためヒーローたちはポイントをより多く取れるよう行動する必要がある(※スポンサーを失わないために)。また番組のプロデューサーが番組を盛り上げるために、事件解決の段取りを指示する。ヒーローたちは”職業”としてヒーローをやっているのでプロデューサーの指示を聞かなければならないが、時としてヒーローとしてあるべき行動との板挟みにあう。
バディものらしい正反対な二人
おせっかいでお人好し、人情に厚いの虎鉄と常に冷静でクールな現実主義者のバーナビーと性格は対照的な二人だが能力は同じ「ハンドレッドパワー」(5分間身体能力が100倍になる)というもの。ヒーローはこうあるべきという信念に熱い虎徹を当初バーナビーは露骨に疎むが少しずつ信頼関係を築いていく。
ホモ好きの女子にも受けたらしい
はじめ虎徹を嫌っているバーナビーだが虎徹の人柄に触れ、だんだんと態度を軟化していく。バーナビーはいわゆる”ツンデレ”である。腐女子と呼ばれるホモが好きな女子に受けたこともヒットした要因だと何かに書いてあったがわからんでもない(僕ははゲイではないけれど)そんな特殊な(?)性癖がなくても十分面白いストーリーです。
ハリウッドで実写化も決まっている
2015年にハリウッド映画化が発表され、2016年夏頃には脚本家が決まったとの話がありましたが2017年3月現在はそれ以後の情報は見つけられませんでした。日本のアニメがハリウッド映画化して面白かった試しは無く、個人的には全く期待はしていませんが、アニメ版の評価が高いことの裏付けとしては間違いないんじゃないでしょうか。