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【×パロディ〇コメディ】ヒットマンズ・ボディーガード

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(C)2017 BODYGUARD PRODUCTIONS. INC.

映画ならではのハチャメチャさが爽快なアクションコメディ「ヒットマンズ・ボディガード」

「ヒットマンズ・ボディガード」 2017年 ネットフリックスオリジナル作品 1時間58分
監督:パトリック・ヒューズ
脚本:トム・オコナー
出演:ライアン・レイノルズ、サミュエル・L・ジャクソン、ゲイリー・オールドマン、サルマ・ハエック、エロディ・ユン、
サム・ヘイゼルダイン、ジョアキム・デ・アルメイダ、カースティ・ミッチェル

ライアン・レイノルズ&サミュエル・L・ジャクソン共演!『ヒットマンズ・ボディガード』予告編

 


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「ヒットマンズ・ボディガード」あらすじ

これまで数百人を暗殺してきたと言われる殺し屋のダリウス(サミュエル・L・ジャクソン)が、東欧の独裁者ドゥコビッチ(ゲイリー・オールドマン)の国際裁判に証人として出廷することになり、インターポールによって国際司法裁判所の本部のあるハーグへ護送されるが、その途中ドゥコビッチの手のものにより襲撃を受ける。護送を担当していたアメリア・ルーセル捜査官(エロディ・ユン)はダリウスとなんとかセーフハウスに逃げ込んだ。ダリウスは「ルートがバレたのはインターポール内にスパイがいるからだ」といい、インターポールに連絡するなという。そこでアメリアは元カレで元世界有数の警護人マイケル(ライアン・レイノルズ)にハーグまでの警護を依頼する。ダリウスとマイケルは長年にわたって敵対する間柄ではあったが、元カノにまだ気があるマイケルはしぶしぶ警護を引き受けることとなり、マイケルは殺し屋ダリウスとハーグを目指すことになる。


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「ヒットマンズ・ボディガード」用意周到な警護人と直観で生きる殺し屋のコンビが面白い

警護人のマイケル・ブライスを「デッド・プール」のライアンレイノルズ、殺し屋のダリウス・キンケイドを「スターウォーズ」シリーズ、「アベンジャーズ」シリーズ、またタランティーノ作品常連のサミュエル・L・ジャクソンが演じる。マイケルは仕事には万全の準備をして臨む超慎重派、大してダリウスは直観を頼りにガンガン行動するタイプというよく言えば対比の聞いた二人のキャラクター、悪く言えばベタベタのデコボココンビである。マイケルは警護をすることにしたものの、ダリウスは警護なんざいらん!とばかりに襲い来る敵をばったばったと倒していく。一応警護の仕事を受けたマイケルはダリウスのアシストをするようについていく。そんな二人の意外な一面がハーグへ向かう道すがら見えてくる。


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話題になった「ボディガード」のパロディポスターはあくまで宣伝用

てっきり本当にホイットニーヒューストンとケビンコスナーの「ボディーガード」のパロディ映画だと思っていた管理人でした。なんせ本当にそんな内容だと思い込んでいたので期間限定のパロディCMも見てません。今探しても見つからなかったのでそのうち見つかったら貼っておこうと思います。今更「ボディーガード」のパロディなんかやらないよねぇ(笑) おかげで僕もデスノートよりもこっちが見たくなったので宣伝効果としては十分にあったんでしょう。

https://www.cinematoday.jp/news/N0093842

 

 

マイケルの元彼女アメリア役エロディ・ユン

Netflix「デアデビル」や「ディフェンダーズ」でエレクトラ・ナチオス役を演じていたエロディ・ユンがマイケルの元彼女、アメリア・ルーセルを演じている。エレクトラ役の時よりずいぶん美人に見える。彼女カンボジア人の父親とフランス人の母親を持つハーフなんですね。フランス人だから当たり前かもですが、フランス語がしっくりきます。


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「ヒットマンズ・ボディガード」の見どころはド派手な街中での銃撃戦とカーチェイス

本作の監督はパトリック・ヒューズという「エクスペンダブルズ3」を撮ったオーストラリア人でスタローンがその才能惚れたというのも納得のアクションシーンは圧巻の一言。以前紹介したバッドボーイズ2バッドみたいな映画ならではの、街中でがんがん銃撃戦をしちゃうノリ。ハーグまでの道のりで起こる派手な銃撃戦とカーチェイスはまるでマイケル・ベイ監督作品のようだ。つまり街中でそんな銃撃戦ありえねー、なんて野暮な突っ込みはなしで楽しむとよいでしょう(笑)


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ダリウスが惚れこむ危険な妻ソニア

ダリウスと妻ソニアの関係は謎だけれど、二人のなれそめはほんの1シーンだけ描かれる。愛し合う危険な二人はまるで「ナチュラルボーンキラーズ」のマロリーとミッキー。ソニア役は「フリーダ」(02)で主演と製作を務め、アカデミー賞6部門でノミネートされ、人気TVシリーズ「アグリー・ベティ」では製作総指揮を務めたサルマ・ハエック。殺し屋の妻だけあってこの人の狂暴な感じの芝居がまたカッコイイ。

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「ヒットマンズ・ボディガード」は娯楽映画

敵対関係だったはずのマイケルとダリウスの二人が協力するという設定は、ルパン三世で言えばルパンと銭形が協力する回だったり、シティーハンターの冴羽獠と海坊主が憎まれ口をたたきながら行動を共にするみたいなノリを思い出す。凄腕だからか周りで銃撃が起こっていようとお構いなしだったり、最近のアクション・コメディあるある的な笑いもちらほら。突っ走るダリウスがボケで彼を追いかけつつ警護もちゃんとするマイケルが突っ込みのような立ち位置と言えるのかも。


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「ヒットマンズ・ボディガード」 ネタバレなし感想

漫画の登場人物ばりの運転技術に、銃の扱いも上手ければ、格闘にもたけているマイケルとダリウス。お互いの腕を認めているからか、ハーグに向かう間にだんだんと心を許し、ついにはお互いの妻、彼女の話まで語るようになるほどになっていくのがベタではあるものの、全く正反対の性格の二人だからこそ面白い。「惚れた女とハードボイルド」というひと昔前の漫画のようなノリが受け入れられれば十分楽しめる作品だと思う。ただ、逆に言えばあまりにも漫画的でリアルさに欠けるため、見る人によってはこの映画の長所がそっくりそのまま短所になる可能性もあるけれど、シリアスさはほとんどないコメディ成分の多い”アクション・コメディ”なので気軽に見れるし、ちゃんと楽しい。そんな作品です。あとたまーに、ダリウスが深いセリフを言おうとしますが、大してメッセージ性はないと思います(良い意味で)。


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「ヒットマンズ・ボディガード」を最後まで見たならシュールなNGカットもお忘れなく

エンドロールの最後のほうに、やさぐれて酒を飲むシーンを撮っているがなかなかいろいろな事柄が邪魔して撮影に入れないカットが収められている。かなりシュールな絵だけれど、せっかく最後まで見たなら見るておくのもよいでしょう。


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