前作ほぼ関係なし「クローバーフィールドパラドックス」

おすすめ度:★★★★★☆☆☆☆☆(5点)

クローバーフィールドパラドックス-タイトル(C)MMXVIII PARAMOUNT PICTURES CORPORATION

製作J・J・エイブラムス 「クローバーフィールドパラドックス」

「クローバーフィールドパラドックス」 [THE CLOVERFIELD PARADOX」ネットフリックスオリジナル映画 アメリカ 2018年 1時間42分
監督:ジュリアス・オナー
脚本:オーレン・ウジエル, ダグ・ユング
出演:ググ・ンバータ=ロー, デヴィッド・オイェロウォ, ダニエル・ブリュール, ジョン・オーティス, クリス・オダウド, アクセル・ヘニー, チャン・ツィーイー, エリザベス・デビッキ, ロジャー・デイヴィス, クローヴァー・ニー
Netflix(ネットフリックス)で視聴する

 

 

「クローバーフィールドパラドックス」 あらすじ

クローバーフィールドパラドックス-実験失敗(C)MMXVIII PARAMOUNT PICTURES CORPORATION

舞台は現代から2、30年ほど先の未来。世界中から集められた宇宙飛行士たちは、地球規模のエネルギー問題に直面している世界を救うため、「クローバーフィールド宇宙ステーション」で無限のエネルギーを生み出す可能性のあるシェパード粒子加速器の実験を繰り返していた。しかし、約2年経っても結果は出ず、燃料不足等の問題で焦り始めていると、ある日の実験で予想外の事態が起こってしまう。

 

 

クローバーフィールドシリーズとしては3作目「クローバーフィールドパラドックス」

クローバーフィールドパラドックス-右手(C)MMXVIII PARAMOUNT PICTURES CORPORATION

2018年NFLの決勝戦後に突然配信が開始された「クローバーフィールドパラドックス」。2016年の「10 クローバーフィールド・レーン」も世界観を共有していたそうだが、本作は制作によると「クローバーフィールド HAKAISHA」に直結した続編とのこと。「10 クローバーフィールド・レーン」公開時には前作とのつながりのなさに落胆の声が多かったようだ。僕は見ていないけれど。

 

 

「クローバーフィールドパラドックス」 ネタバレなし 感想

クローバーフィールドパラドックス-突如現れた女性(C)MMXVIII PARAMOUNT PICTURES CORPORATION

”HAKAISHA”が怪獣映画をベースにしたパニック映画とすれば”パラドックス”は基本的に宇宙をベースにしたパニック映画である。「クローバーフィールドHAKAISHA」の続編というアナウンスだが、どのあたりが続編なのか最後までわからない。そして最後まで見てもはっきりとした関連性が示されるわけでもない。もしかすると2つの物語がどのように関係しているのかも一つの大きなポイントなのかもしれないけれど、二作を見てわかるのは恐らく繋がりはあるのだろうという程度。少なくとも制作が続編と言っているし、ヒントを繋げば続編なんだろうな、とは思えるといえば思えるが、クローバーフィールドという物語の中で繋がっているというだけで、本作時点ではフランス革命のあとに突如として江戸時代の物語が始まったくらい繋がりが薄い印象。まぁ同じ世界のできごとなんだろうけどね…っていうくらいしか僕にはわからなかった。
僕はクローバーフィールドパラドックスが気になるがために「クローバーフィールドHAKAISHA」を見たわけだけど、クローバーフィールドパラドックスを見る上で前作を見る必要はほとんどなかったと思う。いや、むしろ”HAKAISHA”のが断然面白かったので、”HAKAISHA”を見る良いきっかけになったのはよかった。
さて、クローバーフィールドパラドックスの感想だが、”HAKAISHA”のような疑似ドキュメンタリーではなく、カメラを多く使用した普通の宇宙映画なっている。前作のようにほとんど説明をしないスタイルは継承しているものの、これが宇宙物になると結構ピンとこない。何が起こっていのか、何が起こったのかはよくわからないが、なにやらヤバイらしいという状況は伝わってくる雰囲気は”HAKAISHA”同様であるものの、本作わからないことが多すぎて、なんだか視聴者としては置いてけぼりな気分。そんな気持ちのままラストシーンへ向かっていき、最後に「はぁ?」という気持ちになり映画は終わっていった。「次作に続く!」と言わんばかりの全くラストっぽくないラストシーンが最後に最後には待っている。また本作の舞台は恐らく近未来だと思われることから、”HAKAISHA”との時系列その他も謎のままだ。そして本作は大して面白くなかったのに、色々納得がいかないので次作が見たいと思うに至っている。そういう意味では本作自体が新しいプロモーションという形も併せ持っているのかもしれない。