【ヒップホップ黎明期】ゲットダウン
’70年代後半のイケイケ感が熱いヒップホップxドラマ
「Get Down」 全6話 ~シーズン1(Netflix 2017年2月現在)
原作・製作:バズ・ラーマン、スティーブ・アドリー=ギアギス
出演:ジャスティス・スミス、シャメイク・ムーア、ヘリゼン・グアルディオラ
ざっくりあらすじ
舞台は’70年代後半ニューヨーク。詩の才能を持つが表現の仕方を知らないエゼキエルとDJを目指すシャオリーンが出会い、黎明期のヒップホップシーンを担う存在になっていく。年間1万件を超す放火、荒れに荒れた時代を生きる10代の若者たちの物語。
気合の入った時代描写
若者たちのファッションが奇抜で笑ってしまうかもしれないけれど、見ていて飽きない。一周回ってカッコイイとすら思えてくる。編集も当時の実際の映像を混ざたりとかなり凝っている。その時期のニューヨークを知らない日本人としてはどっちにしてもおとぎの国のようだけれど、そんな時代感があってこそ成り立つ話でもある。
実際の人物が登場
シャオリーンが師匠とあがめる人物グランドマスター・フラッシュは実在する人物。「ヒップホップエボリューション」でも紹介されていた3大DJの一人。
Incredible Bongo Band – Apache (Grandmaster Flash Mix)
ラップというスタイルが確立されつつあった時代
見どころはやっぱりエゼキエルのフリースタイルでしょう。彼のように詩の才能があると突然マイクを振られてもフリースタイルできちゃうっていう。いきなりこんなことできないでしょう、というのは言いっこなしで(笑)
70年代ニューヨークの青春 ※但しストリート
特に悪ぶっているわけでもなく、普通につるんでハッパ吸って、時に落書きしたりの仲良しグループがそのままヒップホップグループを作ったりする。そんな時代の青春模様。
2017年4月には残り半分が放送
4月7日よりシーズン2(残り半分のエピソード7話)が放送になるそうです。今から待ち遠しいですね。