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ジャック・ホワイトホール 父子二人旅【コメディ旅番組】

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Netflix 旅番組 ジャック・ホワイトホール 父子二人旅

Jack Whitehall: Travels With My Father | Official Trailer [HD] | Netflix

コメディアンのジャック・ホワイトホールと堅物な英国紳士で父親のマイケル・ホワイトホールが二人で旅をするという番組。シーズン1はもともとは父との時間をあまり取れていなかったと感じていたジャック・ホワイトホールがバックパッカー的な貧乏旅行に父と出ることで仲良くなろうという企画で父子二人で東南アジアを目指すというものだった。しかしジャックは複数の旅人が同じ部屋に宿泊するドミトリーで宿泊したりというバックパッカー的な旅をしようと思うも、堅物イギリス紳士のマイケルは旅行に行くにもスーツを着て行き、他人と同じ部屋で泊まるなどとんでもないと勝手にホテルを取って別に泊まるといったようなチグハグっぷり。親睦を深めるための旅なのに、ジャックの提案になかなか乗ってくれないマイケルという構図のままジャックが目指すのが東南アジアの中でもあえて胡散臭い場所だったりするなどなかなか面白く、軽い笑いも楽しめる旅番組となっている。当初シーズン2の予定はなかったのか日本語タイトルも「ジャック・ホワイトホール 東南アジア父子二人」だったが人気が出たのか、シーズン2、3と製作された。

シーズン2ではマイケルが自分の誕生日に旅行をすることを思いつきジャックをヨーロッパ旅行に誘う。今回はマイケル流、イギリス流の旅行というものをジャックに見せると意気込み、内容も修学旅行のような歴史をめぐるものばかりを予定するがジャックは親孝行のために同行を決意する。そして父子はドイツ、ハンガリー、ルーマニア、ウクライナ、トルコとヨーロッパを巡っていくが、史跡巡りにすぐに飽きてしまったジャックが旅の内容をどんどん軌道修正していくのだった。

Jack Whitehall: Travels with My Father | Official Trailer [HD] | Netflix

シーズン3ではアメリカに移住する計画を立てたジャックがマイケルを自分の住むカリフォルニアに呼び、カリフォルニアから、アリゾナ、フェニックス、ラスベガスと周っていく。もちろん旅行プランはちょっと変わっていて、マイケルに全裸ヨガを勧めてみたり、西海岸な危険な地域を元ギャングの人たちと観光したりと相変わらず普通の旅番組ではお目にかかれない風景を見せてくれる。シーズン3は2話構成。

ジャック・ホワイトホール


イギリスのコメディアン。「アナと雪の女王」への出演オファーをもらったものの、セリフが一行の役でさらに公開時にはそのシーンはカットされていたという逸話を持つ。

マイケル・ホワイトホール

シーズン1では”イギリスから出たことのない堅物の老人”という設定の男だったが、実際イギリスでは有名なTVプロデューサーであり、テレビ的な演出は十分理解してやっていると思って見ると突然ブチ切れる父親にトラウマがある人でも安心して見られるはずだ(めちゃくちゃブチ切れたりはしない)

Netflix 旅番組 ジャック・ホワイトホール 父子二人旅 ネタバレなしレビュー

シーズン3では79歳となるジャックの父マイケル・ホワイトホールがどこまで”堅物英国紳士”のキャラを作っているのかこれが素なのかは全く謎だ。でもそもそもイギリスでは名の知れたプロデューサーでデヴィット・ボウイとドラッグをキメたこともあるという逸話もある彼がこの番組通りの父親である気はしないが、多少なりともキャラ作りはあるんだろう。

「父子二人旅」の旅行先は日本の旅番組とは趣旨が大分違い、おいしいものや面白いものを探すなどということはなく(もちろん、現地の食事やアルコールは楽しむものの)その先々にあるヘンな文化やいかがわしいものを目指して旅していく中で父子のデコボココンビがゆるーいコントを続けているような番組だ。特に見るものがなくて退屈な時なんかになんとなくつけていると意外と面白い、そんな番組になっていると思う。