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【意外と意外な】百万円の女たち

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ドラマ 百万円の女たち タイトル© TV TOKYO Corporation

「俺はまだ本気を出していないだけ」の青野春秋原作ドラマ

監督:藤井直人
原作:青野春秋
出演:野田洋二郎、福島リラ、松井玲奈、我妻三輪子、武田玲奈、新木優子

 

 

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「100万円の女たち」第一話 百万円と謎の女たち

第一話目の面白さ:★★★★★☆☆☆☆☆(5点)
なんとなーく、再生する。目にした広告から察するに漫画原作だろう。というかその絵が”俺はまだ本気出してないだけ”という漫画の作者(青野春秋)の絵ぽかったから気になっていたけど、実際正解だった。連載してた「スラップスティック」はもう完結したんだろうか。とは言えその正解を知ったのは「百万円の女たち」3話目を見終わった現在であって、正直RADWIMPSのボーカルがドラマの主演だなんて、そんなもん見れたもんじゃねーだろうと思っていた。だけど彼が意外に良い。優しそうないかにも草食系といったお兄ちゃんを演じているのか、素なのか、とにかく中々好感の持てるキャラだ。そんな野田洋二郎演じる売れない小説家・道間 慎の元に謎の5人の女性が住み、彼女たちは家賃および生活費として月100万円支払う。彼女たちに対する質問は一切禁止されていて、彼女たちの目的はなんなのか、というのがドラマの流れらしい。青野春秋らしく早速主人公の設定が重い(笑)

ドラマ 百万円の女たち 食卓を囲む6人© TV TOKYO Corporation

 

 

「百万円の女たち」第二話 価値観

第二話目の面白さ:★★★★★★☆☆☆☆(6点)
道間慎を演じる野田洋二郎は初めて役者をやるというわけでもなく、映画『トイレのピエタ』では日本アカデミー賞新人俳優賞受賞したそうだ。ドラマの主演という意味では今回がはじめてということらしい。まぁ、RADWIMPS自体が「ふたりごと」以降は「君の名は。」で久しぶりに聞いたくらいでそもそも音楽をやってたかどうかも知らなかったレベルなのだから、その他で活躍してても知る由がない。先入観で人を判断してはいけないね。この第二話は同居している女性の一人、白川美波(福島リラ)がスランプ気味の道間に自分の仕事を見せる回。よくよく見ると絵が映画っぽいというか、光の使い方が凝っている。民法ドラマ的な安っぽい感じがなく、謎が少しずつ明かされていく感じが次回に期待が持てる。全くストーリーに関係ないが、福島リラの役が裸族設定らしく、自宅では全裸なのも見どころの一つだろうか(笑)

ドラマ 百万円の女たち 道間と菜々果© TV TOKYO Corporation

 

 

「100万円の女たち」第三話 露出

第三話目の面白さ:★★★★★★★☆☆☆(7点)
今回も同居女性のうち一人の素性が明かされる。素性の明かし方がなかなかスカっとする感じでよかった。情報を小出しにするスピードは好きなペースだけど、これだけもったいぶって安い設定だったらどうしようと不安にもなる。未だに不穏な空気は続くものの(主人公の過去が暗いせいもあるが)どんなオチに着地するのか僕には予想がつかない。アニメの「迷家」を見ている時もこんな気持ちだったな。「迷家」は比較的無難に着地したけど。「100万円の女たち」の次回ももちろん気になります。ところで深夜枠ということもあってラストにわざわざお色気を持ってくるのは福島リラの全裸設定といい、お約束なのか、テレ東色なのか。

ドラマ 百万円の女たち パーティへ向かう道間と5人の女たち© TV TOKYO Corporation

 

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青野春秋

絵はそんなにうまくないけど「俺はまだ本気を出していないだけ」はなかなか好きでした。でも万人受けはしなさそう…絵が綺麗じゃないし…。バツイチ子持ちの40歳のシズオが突然会社を辞め漫画家を目指す話。どうしようもない現実はあれど、それでも楽しくゆるく生きる主人公のシズオがかなり良いキャラ。機会があったら読んでみるといいよ。僕は見ていないけれど、堤真一主演で映画にもなったようだ。

 

「100万円の女たち」第4話 選択

第4話目の面白さ:★★★★★★★☆☆☆(7点)

相変わらず野田洋二郎が演じる道間が良い。もうちょっとツラが良ければこのキャラとセットでブームにすらなりそうなのに。星野源ですら売れる世の中なのだから、なくはないか。相変わらずほんの少しずつ話が進むけど、今回はちょっとサスペンス色が強くなったきたかな。30分がほんとあっという間です。堂々ともっと早い時間帯で放送すればいいのに。とは言えまだまだ序盤からか、物語はさほど動かない。

ドラマ 百万円の女たち 制服姿のみどり© TV TOKYO Corporation

 

 

「100万円の女たち」 第5話 絶対

第5話目の面白さ:★★★★★☆☆☆☆☆(5点)

大して何も起こらないし、いつもどおり少しずつ女たちの素性が明かされていくが、こちらとしては段々慣れてきたので少し展開にひねりが欲しくなってくる。まだ5話だし、10話完結だとしても半分なのでこんなペースなのかもしれないが若干ダレた回に思えた。また今回は5人の女たちを誰が道場の元に送ったのか?という”招待者”についてに少し触れられる。僕はこれが少し不安になった。物語に不安にさせられたわけではなく、物語がクソになる方向の不安だ。どういうオチなら少なくとも僕が納得するか、というのもたまには書いてみたけれどそれこそ当たっていたらまさにネタバレになってしまうのでとても書けません。とりあえず思うのは上手くもったいぶって話を進めているんだから、今伏せられている部分が明るみになった時[安っぽいなぁ」と思ってしまったら失敗だと思う。青野さんは好きなのでこんな方向性の話も書けるんだ!といううれしい驚きがあるようなオチだといいな…。

ドラマ 百万円の女たち 評論家とゆき© TV TOKYO Corporation

 

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「100万円の女たち」 第6話 評価

第6話目の面白さ:★★★★★☆☆☆☆☆(5点)

展開的に喜ばしい出来事が起こっているにも関わらず、見ていて不安が募る回でした(スリルがある意味で)。元々明るいストーリーのドラマではないけれど、それにしても今回は演出的にやたら不幸な空気が漂っている。特に悪いことは起きていないのが不幸の前触れにしか見えないあたりが演出のうまさなんでしょう。実際このドラマって主人公の過去に不幸な出来事があっただけで1話目から一度も不幸は起こってないのだけれど、それでも毎回なんだか嫌なことが起こりそうだなぁ…と思っているうちにエンディングテーマが流れてくる。そして今回はここからが物語の本番だと思わせるラストでした。また来週が楽しみです。

© TV TOKYO Corporation

 

 

「100万円の女たち」 第7話 好き

第7話目の面白さ:★★★★★★☆☆☆☆(6点)

ストーリー的にも、ドラマの成否的にもいろんな意味でハラハラな回でした。なかなか笑ったシーンがあったかと思えば、ついに物語の核心にせまる展開。でもこれ全何話なんだろう?考えるとちょっと展開が遅いような気もするけど、6月いっぱいまで放送予定なら全13話。この予定で進むならまだ期待できそうです。原作は『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で2015年51号から2016年41号まで連載とあるので完結しているんでしょう(ちゃんと調べろ、と言われそうですが僕自身がネタバレが苦手なのであんまり読まないように検索するんですよ…)来週がドラマの成否にとても大事な回になると思います。今の展開にある程度筋が通っていることを次回あたりで見せないとサスペンス要素が骨抜きになってしまう。もしくはテンポを上げるか、次回がどんな演出になるか楽しみ。

© TV TOKYO Corporation

 

 

「100万円の女たち」 第8話 理由

面白さ:★★★★★☆☆☆☆☆(5点)

毎回少しずつ、公開されていなかった情報を公開していくドラマなんですね。ストーリーの展開がどうあってもここまで毎回その情報を出すペースは変わっていない感じがします。確かにここまでで一番ショッキングなはずの事柄が今回わかったけれど、個人的な好みで言えば緩急がなさすぎて衝撃が少ないのが残念でした。ああ、なんだか僕の琴線からズレていくような予感がする…。ここまで来たら最後まで見ますが段々嫌な予感が増えていきます。もちろん自分の予想通りに話が進んでしまっても面白くないけれど、やっぱりこういうオチが大事そうなドラマこそ「予想を裏切り、期待に応える」みたいなエンタメしてほしいものです。犯人はたぶんあいつだしねぇ…。ああ、なんだかもうダメな気がしてきた…。

© TV TOKYO Corporation

 

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「100万円の女たち」 第9話 覚悟

面白さ:★★★★★☆☆☆☆☆(5点)

 

わかりやすく立ったフラグ通りに不幸が起こっていく。おそらく招待状を出したものの犯行らしいけど、ちょっと一貫性がないような気がして萎えている。主人公の周りに不幸が起きているにも関わらず、道間がぼんやりしっぱなしなので緊迫感も悲壮感もない。おかげで見てるこっちもなんだか俯瞰で見てしまう。見始めるとそれなりに最後までは見れてしまうので面白いか面白くないかといえば面白いけれど、僕としてはかなり期待感はなくなった。よっぽどラストでひっくり返してくれない限りわざわざ友達に勧めることはないと思う。不幸が起こっても感情に蓋をして淡々と日常を過ごしていくドラマという意味ではある意味斬新かもしれないけど、サスペンスという方向性はもう失ったのかもしれない(そもそもそこは狙ってなかったのかもしれない)

© TV TOKYO Corporation

 

「100万円の女たち」 第10話~最終話

サスペンスを期待していた僕はある意味期待は裏切られ、惰性で見ていたのだけど、最終回が意外によかった。サスペンス要素を客寄せパンダに主人公道間慎の出来事との距離の取り方にドラマを描こうとしたのかもしれない、と最終話まで見て思うに至った。確かに序盤の演出で主眼に置かれていたのは主人公の道間慎のキャラクターだった。原作には打ち切り説もあるらしく、最終話が若干唐突というか、最終回にもう少しスムーズにつなげられたんじゃないだろうかという部分は個人的には残念だ。とは言えやっぱりサスペンス要素が期待していたより弱くてがっかりした部分もいなめないけれど、設定の説得力よりも設定によってどう登場人物の心が動くか、のほうが僕的には物語の評価として比重が高いので最終回は僕はよかったと思う。実際惰性で見ていたのもあり最終回で巻き返してくるとは思わなかったのでそういう意味でも驚かされた。で?とかハァ??とか思う人もいるとは思うけど僕は好きな最終回でした。全体の印象も込みで一気見したほうが楽しめるドラマだったかもしれません。

© TV TOKYO Corporation