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【最終回は蛇足か】「sense8」S2打ち切り理由を考えてみた

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「Sense8」の設定に時代が追い付いていなかった

同性同士のラブシーンが頻繁に入ってくることで僕はすっかりゲイに慣れ、そういうものかと以前より受け入れられるようになった気はする。でももしこれが受け入れられないとシーズン2は面白さが減ってしまうと思う。「センス8」はセンソリウムと呼ばれる意識をシンクロさせることができる人間たちの物語だが、センソリウムは人類とは別の進化を遂げた亜種であり、いわばマイノリティである。マイノリティに対する世間の目や扱い、そしてマイノリティから見たその戦いがLGBTとして生きることを暗喩しているストーリーは、もし世界の大多数の人ががトランスジェンダーに対する知識と理解を持っていたとしたらウケけたかもしれないが、やはりまだ今の社会には早かったのかもしれない。現代では(少なくとも日本では)「LGBTって何?」という次元だろうし、そもそもどういうことなのか知らない人が多いと思う。そして同性同士愛し合うということを嫌悪する人もまだまだ世界中で多いだろう。「センス8」のようなLGBTをはじめとするマイノリティをこんなにもテーマのど真ん中に据えた作品を推してきたのはネットフリックスだからこそできたのかもしれない。「センス8」ほどこのテーマについて製作費を出し、攻めている作品が今まであっただろうか。ここ最近ではぶっちぎりにトガっている作品だったように思える。もしかすると後10年くらいして、時代が追い付いたころ続編が作られるんじゃないだろうかと密かに僕は思っている。

ゲイパレードに出るリト センス8
(C)2017 Reliance Entertainment Productions 2 Ltd.

 

 



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「Sense8 シーズン2」のネタバレなし 感想

8人分のストーリーがザッピング的に描かれるため、どうしても展開はスローになりがち。それでもシーズン1後半あたりからテンポが上がり始め、シーズン2では勢いを増したままストーリーが続きあっという間に1話見れてしまう回がシーズン1よりも多かったように思う。シーズン1を全部見た人ならシーズン2はかなり高い確率で楽しめるはず。個人的にはここで終わってしまうにはかなりもったいないんじゃないかと思う半面、SF設定、またその表現の相性の斬新さ、マイノリティが生き抜いていくことというテーマが各登場人物のストーリーと親和性が高く、メッセージ性を強く出していたという意味ではシーズン2も十分秀逸なストーリーだと思う。ただ打ち切りということで、おそらく描かれるはずだった数々のシーンを見ることができないのもまた残念であるが、もしストーリーもシーズン2できれいにまとめていたら文句なしの傑作になっていたんじゃないかとも思う。ただ現実としては2時間スペシャルの最終回を残すものの、伏線をどう回収して最終回を終えるかはとても気になるところ。打ち切りが決定したために最終回でうまくまとめることができなかったとしても、「センス8」のシーズン1、2は十二分に見る価値があると思う。

ウィスパーズとヴォルフギャング センス8
(C)2017 Reliance Entertainment Productions 2 Ltd.

 


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「センス8」の続編を作りたいという企業が名乗りを上げた

2017年8月の時点では次シリーズの製作を大手アダルトサイトxHamsterがシリーズを引き継ぎたいと名乗りを上げているそうだ。役員のアレックス・ホーキンス(Alex Hawkins)氏が同社のブログで、『Sense8』クリエイターのウォシャウスキー姉妹に宛てた公開書簡を発表している。

同氏によればxHamsterは「性に関する言論と、規範的でないセクシュアリティの権利に関して長らく戦い続けて」おり、抑圧的なアンチLGBTQ法に反対を唱えるよう視聴者に働きかけてもいるとのこと。自分たちが「ありそうもない」プラットフォームであることは理解しているが、5年前にはNetflixがオリジナルドラマを作るというアイディアさえ笑われていたのだから一考してほしいと氏は訴えています。ちなみにPinkNewsによれば、ウォシャウスキー姉妹からの返事はまだないそうです。 Netflix以外からウォシャウスキー姉妹に『Sense8』シーズン3制作の申し入れ

「センス8」はLGBTの啓もう活動としても一役買っている部分があると思うので、こういわれてしまってはなかなかあっさりNoとは言いにくいんじゃないだろうか。おそらくアダルトサイトをスポンサーにウォシャウスキー姉妹が撮ることがその後の監督のキャリアにどう影響するかということが最も大きな問題であるような気もするけれど、それよりもいくら大手アダルトサイトとは言え、Netflixを超えるプラットホームとはなり得ないことから、xHamsterがスポンサーとなったうえでNetflix配信が可能になれば話が動くのではないだろうか、と勝手に推測している。なんにしても続行してくれたらファンとしてはうれしいことには違いはない。

 



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Sense8 最終回 ネタバレなし感想

Sence8-ナポリ-リラ-ヴォルフガング
(C)2018 Reliance Entertainment Productions 2 Ltd.

2018年6月8日に配信された最終回。最終回と言えど続編には違いないので比較的期待はしていたのだけれど、やっぱり大きく広げた風呂敷を2時間少々で急にたたんでしまうとそりゃこうなるよね…という個人的には若干がっかり。個人的に最終回というのは展開が読みやすいし、かといって突然の超展開では萎えるので、最終回、最終話はソツなく終わってくれればよいとは思っているけれど、センス8の場合は結果としてメイン部分は結構超展開で唖然として終わって言ったという印象。個人的にはただまとめるだけの最終回なら要らないと思っているのもあり、これから見始める人ならまだよいかもしれないけれど、シーズン1、シーズン2と見てきて間が空いている人には大ファンじゃないかぎり「特に見なくていいかも」と思った。