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【痺れるストーリー】パルプフィクション

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映画・パルプフィクション タイトル(C)1994 MIRAMAX FILMS.

時間軸の織り交ぜ方が天才!!群像劇の傑作

「PULP FICTION」1994年 アメリカ 2時間34分
監督・脚本・原案:クエンティン・タランティーノ
出演:ジョン・トラボルタ、ユマ・サーマン、サミュエル・L・ジャクソン、ブルース・ウィリス、ティム・ロス

 

ざっくりとあらすじ

ギャングのボス、ボスの妻、ボスに仕えるギャング、賭けボクシングのボクサー、ファミレス強盗…直接面識はなくとも、どこかで繋がっている人間関係をバラバラな時系列でみせるギャング映画。
ジュールズとヴィンセント(C)1994 MIRAMAX FILMS.

 

タランティーノ監督の代表作

最早クラシックと呼んでもおかしくないレベルの古さですが、タランティーノ監督作品の中では未だに1,2を争う作品なのではないでしょうか。
ティムロスが恋人とファミレス強盗をするシーン(C)1994 MIRAMAX FILMS.

 

 

時系列がバラバラのショートストーリーの組み合わせ

ストーリーは全く時系列では進みません。ですが、この構成は見事という以外ないです。時間的に過去の話なのか未来の話なのか、見てる側はストーリーから推測するしかないのですが、時系列をバラバラにしているおかげで、一つの映画で何度も「ああ、なるほど、こう繋がるのか」という納得感を得られる不思議。それすらどこまで狙って作ったのか想像がつきません。
ユマ・サーマン演じるミアがヴィンセントと食事を待つシーン(C)1994 MIRAMAX FILMS.

 

 

メッセージ性はない、とのことだが…

「パルプ・フィクション」というのは、パルプ紙(紙の質の悪い低俗な雑誌のことを指す)に掲載されたフィクション小説のことをいうそうです。メッセージ性はないただのギャング映画だよ、と皮肉ってタイトルをつけたそうです。確かにメッセージ的な要素は徹底して排除しているか、あくまで登場人物個人の考えだ、という演出がなされています。
サミュエル・L・ジャクソン演じるジュールズ(C)1994 MIRAMAX FILMS.

 

 

今となってはとても豪華な俳優陣

ジョントラボルタ、サミュエルMジャクソン、ユマサーマン、ティムロス、ブルースウィルスとっても豪華な俳優陣がいちいちカッコイイ。ティムロスが序盤に登場するファミレス強盗だというのは相当何度も見ていたのに気づきませんでした(笑)銃を向けられるティム・ロス演じるパンプキン(C)1994 MIRAMAX FILMS.

 

 

テーマすら見えないが、何故か惹きつけられる

様々な場面が出てくるので一貫したテーマは無いようにすら見え、直接的に何かを訴えかけてくるようなセリフもシーンも無い…。一見さほど意味のないショートストーリーが組み合わさるとなんだか意味があるような気がしてくるが、本当は意味なんかやっぱり無いのかもしれない。でもそれこそがこの作品のテーマなんだと思う。古い映画と敬遠せずに是非見てもらいたい作品です。
電話ボックスで弟と話すブルース・ウィルス演じるブッチ(C)1994 MIRAMAX FILMS.