【各話評価】ブラックミラー【シーズン4にハズレなし】 | ネタバレなしレビュー|Netflixおすすめ案内所

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【各話評価】ブラックミラー【シーズン4にハズレなし】

更新日:

おすすめ度:★★★★★★★★★☆(9点)

ネットフリックス ドラマ ブラックミラー タイトル

ネットフリックス版 世にも奇妙な物語+SF⇒ブラックミラー

ブラックミラー
原作・制作:チャーリー・ブルッカー
出演:ブライス・ダラス・ハワード、アリス・イブ、マイケル・ケリー、チェリー・ジョーンズ
ググ・ンバータ=ロー、マッケンジー・デイヴィス、ワイアット・ラッセル、ベネディクト・ウォン、
ケリー・マクドナルド、フェイ・マーセイ、マデリーン・ブルーワー、ハナー・ジョン・カメン、マラカイ・カービー
アレックス・ロウザー、ジェローム・フリン、ジェームズ・ノートン、ロリー・キニア、リンゼイ・ダンカン、ダニエル・カルーヤ

Netflix(ネットフリックス)で視聴する

10年か20年後にはグーグルかアップルが実現してそうな未来を描いた一話完結のオムニバスドラマ。見ててピンと来なければ次の話に進んでしまっても問題ないと思う。

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ブラックミラー シーズン1 エピソード1 「国家」

面白さ:★★★★☆☆☆☆☆☆(4点)

監督:Otto Bathurst
脚本:Charlie Brooker, Charlie Brooker
出演:Rory Kinnear, Michael Callow, Lindsay Duncan, Alex Cairns, Donald Sumpter, Julian Hereford, Tom Goodman-Hill, Tom Bilce, Anna Wilson-Jones, Jane Callow, Patrick Kennedy, Section Chief Walker, Alastair Mackenzie

「国家」 あらすじ

舞台はイギリス。王室のスザンナ妃が誘拐され、犯人は首相にとんでもない要求をするという話。

犯人の飛んでも要求が興味深いと言えば興味深い。ただ、それが全てと言えばすべて。個人的には一話目にしてかなり出鼻くじかれた。犯人の指定時刻までにいろいろ起こる中で世論の動きがなんか雑だし、そもそも政府うろたえすぎ。例えば天皇家の誰かが誘拐されたら日本でもこの話と同じことになるんだろうか。確かにもしも的な話として興味深くはあるが、それ以上でもそれ以下でもなかった。先の話のほうが面白いのでこの話は一旦飛ばして、エピソード2か3から見るといいと思う。後で気になったら見る程度のオススメ感。正直僕はこれが第1話目だと思うと見るのをやめてしまいそうだった。

犯人の要求をのむ首相 ブラックミラー

 

 



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ブラックミラー シーズン1 エピソード2 「1500万メリット」

面白さ:★★★★★☆☆☆☆☆(5点)

監督:Euros Lyn
脚本:Charlie Brooker, Konnie Huq
出演:Daniel Kaluuya, Jessica Brown Findlay, Rupert Everett, Julia Davis, Judge Charity, Ashley Thomas, Judge Wraith, Paul Popplewell, Dustin

「1500万メリット」 あらすじ

極度の管理社会で毎日電気を得るためにエアロバイクをこぎ、”メリット”と呼ばれる通貨を稼いで生きる人間たちの話。その生活から抜け出すためにはHOT SHOTと呼ばれるアメリカンアイドルのようなオーディション番組に出演して審査員に認められるしかない。主人公のビングはある日、素敵な歌声を持つアビと知り合い彼女こそHot shotに出演し自由を手に入れるべきだと考えるが…。

未来を描きつつも現代社会で働く人々の暗喩的で皮肉に満ちた作品。物語の展開にもし心が若ければなぜだ!と悲しい気持ちにもなるかもしれないけれど、心がある意味老人の僕にはさほど響くことはなかった。でも好みの問題だと思う。

ホットショットに出演するアビー ブラックミラー

 

 



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ブラックミラー シーズン1 エピソード3 「人生の軌跡のすべて」

面白さ:★★★★★★★★☆☆(8点)

監督:Brian Welsh
脚本:Jesse Armstrong
出演:Toby Kebbell, Jodie Whittaker, Tom Cullen, Amy Beth Hayes, Rebekah Staton, Rhashan Stone, Phoebe Fox, Jimi Mistry

「人生の軌跡すべて」 あらすじ

自分の体にチップを埋め込んで自分の記憶を動画として保存できるようになった未来の話。仕事から早めに帰った夫リアムは自分の知らない男性と親しそうに話す妻フィオンを見つける。その一瞬の記憶を再生し、分析し、リアムは執拗なほど妻の浮気の疑いを深めていく…

これは…僕を含む女々しい男性なら見ていてとても痛ーい話。記憶というものは曖昧だから人間関係が成り立ってるんだな、と改めて思い知らされる。ほんと女々しい男は絶対にこんなチップ埋め込んじゃダメ。というか、人間は忘れることで生きていけるんだよと説教されている気分になった(僕みたいな男は)。男女のケンカで”言った、言ってない”なんて問答の正解なんかわからなくていい。二人に起こった問題の正答は事実確認とは別のところにあるのだ。男女が幸せに過ごしていくために何が必要か考えさせられる反面教師的作品。うう、心が痛い…。

記憶を再生するリアム ブラックミラー

 


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ブラックミラー シーズン2 エピソード1 「ずっと側にいて」

面白さ:★★★★★★★★★☆(9点)

監督:Owen Harris
脚本:Charlie Brooker, Charlie Brooker
出演: Hayley Atwell, Domhnall Gleeson, Claire Keelan,Sinead Matthews

「ずっと側にいて」 あらすじ

恋人を事故で失ったマーサが、友人に死んだ人間を再現したプログラムと通信できるアプリを勧められるという話。はじめは不謹慎だと怒ったマーサもその再現度の高さにどんどんハマっていくのだが…。

例によって10年後か、20年後には実現しているかもしれないシステムをモチーフに人が悲しみと向き合っていくということが描かれている。途方もない悲しみから立ち直っていく一人の人間の心の様をドラマを通して表現しているような物語。また同時に自分にとっての”恋人”や”家族”の定義とは一体なんなのか、という哲学的な側面もテーマの一つになっていると思う。AIで完全にほぼ完全に再現される死んだ恋人を通して、自分が恋人に求める機能的側面とは何か、また何をもってして自分にとって”恋人”として成立するのか?この物語ではそんな疑問を投げかけられる。記憶を共有すること、会話できること、触れ合えること、心の距離が近いこと。未来で人間らしさ、という部分までAIで再現できるのだとしたら、自分にとって生身の他者は本当に必要なのか…?そんな風に難しく考えるのもまた一興ではあるものの、細かいことを考えなくても見れるし、感動できると思う。ここまでで一番好きな話。

アプリとやりとりするマーサ ブラックミラー

 


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ブラックミラー シーズン2 エピソード2 「ホワイトベアー」

面白さ:★★★★★☆☆☆☆☆(5点)

監督:Carl Tibbetts
脚本:Charlie Brooker, Charlie Brooker
出演: Lenora Crichlow, Michael Smiley, Tuppence Middleton, Ian Bonar, Elisabeth Hopper

「ホワイトベアー」 あらすじ

ある女性が酷い頭痛で目を覚ますと私は椅子に座って気を失っていたことに気づく。手首には傷があるようで、また足元には無数の薬が散らばっている。テレビの画面には謎のマークが映し出されている。だが、彼女は自分が誰だか思い出すことができない。表に出ると人の気配はあるが、声をかけても誰も返事をしてはくれず、それどころか彼女を撮影するように皆スマートフォンを彼女に向けている。すると不思議な仮面をかぶった人物が銃を構えて彼女を狙った。彼女は意味がわからないまま逃げ出した。

なぜ彼女がこんな目に?あまり後味の良いとは言えないストーリーではあったけれど、ある意味ブラックミラーっぽさとはこういう話なのかもしれない。”理由はわからないが何者かに追われる”ような悪夢を見たことがある人はこの恐怖を知っているはず。自分以外の見知らぬ人間から敵意を感じ、かつその理由がわからないのは、現代社会で生きる人間が恐れる事柄の中でも上位に入るのではないだろうか。

ホワイトベアー ブラックミラー

 

 


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ブラックミラー シーズン2 エピソード3 「時のクマ、ウォルダー」

面白さ:★★★★☆☆☆☆☆☆(4点)

監督:Bryn Higgins
脚本:Charlie Brooker, Christopher Morris
出演: Daniel Rigby, Chloe Pirrie, Jason Flemyng,Jack Napier, Tobias Menzies, Liam Monroe, Christina Chong, James Lance

「時のクマ、ウォルダー」 あらすじ

テレビ番組の子供向けコーナーのアニメーション、青い毒舌クマ「ウォルドー」。ある日、「ウォルドー」は番組のネタで政治家をいじることになった。それが思いのほかウケてしまったことがきっかけで毒舌の「ウォルドー」を政治と絡ませて注目を集めよう、ということになるが、「ウォルドー」役を演じるコメディアンのジェイミーは政治に興味がなく、注目を集めるために「ウォルドー」として選挙キャンペーンに参加するのは反対だった。

この話はフィクションだけど、実際に人以外による選挙への立候補というのは現実にあって例えば「ボウリング・フォー・コロンバイン」のマイケル・ムーアはテレビ番組でフィカス(イチジク科の植物)を2000年にアメリカの下院議員選挙に出馬させたことがある。ありそうで怖いね、と思うも個人的にはそれだけ。

ウォルドー ブラックミラー

 

 

ブラックミラー シーズン2 エピソード4 「ホワイト・クリスマス」

面白さ:★★★★★★★★★☆(9点)

監督:Carl Tibbetts
脚本:Charlie Brooker
出演: Jon Hamm, Rafe Spall, Oona Chaplin, Natalia Tena, Janet Montgomery, Rasmus Hardiker, Dan Li,Ken Drury

「ホワイト・クリスマス」~あらすじ~

五年も人里離れた家に住む二人の男性マットとポッター。彼らは5年もの間数えるほどしか言葉を交わしていなかった。あるクリスマスの日、マットはポッターに食事をしながら酒でも飲んで話さないか?と持ち掛ける。だがなかなかポッターは話したがらない。そこでマットは自分の過去の仕事について語り始める。彼の仕事はアイリンクという機能を使って、他人と視覚を共有し脳内にアドバイスを送信することで、なかなか彼女ができない男性のデートがうまくいくよう手助けをする仕事だった。

シーズン2のラストにふさわしい良いシナリオだったと思う。井坂幸太郎ばりの伏線回収が素晴らしい。素晴らしいだけに内容に触れるのが難しく、すべてがネタバレの種になりかねない。なので触れずにおこうと思う。シーズン1からのブラックミラーの中では一番ストーリーの立った回だったと思う。ブラックミラーを見るならまずオススメしたい作品。

ホワイトクリスマス ブラックミラー

 

 



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ブラックミラー シーズン3 エピソード1 「ランク社会」

面白さ:★★★★★★★★☆☆(8点)

監督:Joe Wright
脚本:Rashida Jones, Michael Schur
出演: Bryce Dallas Howard, Alice Eve, Cherry Jones, James Norton, Alan Ritchson,Daisy Haggard, Susannah Fielding, Demetri Goritsas, Kadiff Kirwan

「ランク社会」 あらすじ

個人が他人からランク付けされる未来の世の中。レイシーは5点満点の評価で4.2点をキープして生きていた。ある日レイシーは弟と同居するアパートの契約期間が終わるため、新しいアパートを探すことになった。するとすぐに素敵な、でも家賃の高いアパートが見つかった。レイシーは評価が4.5以上あれば家賃が安くなる制度があると聞き、自分のランクを積極的に上げようと努力することに…。

現代でもSNSでやたら楽しそうな写真やらセンスのよい服やら人からよく見られようと頑張っている人もいると思うけれど、それを極端にした話。とにかく人からよく見られるために本音を言わず、上品に、他人からの見た目ばかりを気にして生きる。そんな生き方をこのドラマのように社会から求められるなんて想像しただけで腹立たしい。いや、現代だってそこまで極端ではないものの、似たような風潮はあるんだろう。だからこそたかがドラマなのに見ていてイラつくけど…。僕はこの話のラストシーンはすごく好きでした。序盤はやっぱりムカつきますが(笑)SNS文化を皮肉った作品。

ランク社会 ブラックミラー

 


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ブラックミラー シーズン3 エピソード2 「拡張現実ゲーム」

面白さ:★★★★★★★★☆☆(8点)

監督:Dan Trachtenberg
脚本:Charlie Brooker
出演: Wyatt Russell, Hannah John-Kamen, Wunmi Mosaku, Ken Yamamura, Elizabeth Moynihan, Jamie Paul, Rick Peters

「現実拡張ゲーム」 あらすじ

クーパーは世界中を一人で旅し、最後の国としてイギリスに降り立った。クーパーはイギリスで数日過ごしアメリカの実家に帰る予定だったが、銀行口座にあったはずの金がなくなっており、アメリカ行きの航空券を手に入れることができなくなってしまった。そこで航空券代を稼ぐためにイギリスで知り合ったソーニャに紹介されたゲームの被験者の仕事を受けることにする。そのゲームとはゲームのプレイヤーが最も怖いと思うことを脳から解析し、視覚と聴覚に再現するという、最高の恐怖を楽しむためのゲームだった。

クーパーはAR技術(携帯アプリのポケモンみたいな現実の中にヴァーチャルをミックスする技術)を実際の体で体験できるようなゲームの被験者になり、怖がるというよりゲームがどんな方法で自分を怖がらせに来るのかワクワクしている感じが見ていて楽しい。クーパーと一緒に次の展開を予想してみるのも良いと思う。仮に予想があっていても十分に引き込まれるシナリオになっている思うので安心してみていられるはず。これはなかなか怖いかもしれない。またこの作品では日本人IT社長役としてKen Yamamura(山村憲之介)さんが出演している。彼は2014年にハリウッド版GODZILLA ゴジラ連続テレビ小説 マッサン、また今年は漫画原作の人は見た目が100パーセント等にも出演している。

現実拡張ゲーム ブラックミラー

 


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ブラックミラー シーズン3 エピソード3 「秘密」

面白さ:★★☆☆☆☆☆☆☆☆(2点)

監督:James Watkins
脚本:William Bridges, Charlie Brooker
出演: Alex Lawther, Jerome Flynn, Susannah Doyle, Frankie Wilson, Jimmy Roye-Dunne, Hannah Steele

「秘密」 あらすじ

コンピューターウィルスに感染したPCのカメラを遠隔操作され、主人公が恥ずかしい動画を撮られてしまい、犯人の言う通りにしないと動画をバラまくぞ!と脅される話。

ちょいちょい駄作がまざる「ブラックミラー」だが、今回は駄作と呼んでも良いのではないだろうか。ドラマというよりはウイルスへの注意喚起の動画にしか見えない。何か見落としているのか、一見単純なストーリーの中に何か暗喩があるのか。僕にはさっぱりわからなかったし、面白くもなかった。ブラックミラーシーズン1の1話に近い意味不明さだった。そしてここまでで最もつまらなかった回でもある。個人的にはこの回はスキップ推奨。

監視される少年 ブラックミラー

 


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ブラックミラー シーズン3 エピソード4 「サン・ジュニペロ」

おすすめ度:★★★★★★☆☆☆☆(6点)

監督:Owen Harris
脚本:Charlie Brooker
出演: Gugu Mbatha-Raw, Mackenzie Davis, Denise Burse,Raymond McAnally, Gavin Stenhouse, Cheryl Anderson, Jackson Bews, Annabel Davis

「サン・ジュニペロ」 あらすじ

1987年、「サン・ジュニペロ」で内気なヨーキーと社交的なケリーが出会い惹かれあう。だがケリーはヨーキーを避けるようになり、ヨーキーは時間を飛び越えて様々な年代でケリーを探すことに…。

見ているうちにだんだん「サン・ジュニペロ」という場所がどういう場所なのかがわかってくる。「ブラックミラー」では珍しく未来のシステムがポジティブな形で描かれている。でもこの物語のラストがしあわせなものかどうかは、人それぞれかもしれない。「ブラックミラー」の他の物語もそうだが「サン・ジュニペロ」もSFでありながら「人間とは何か」のようなとても身近でまた哲学的な疑問に回帰するという側面がある。技術やシステムの進歩によって今までではできなかったことが実現してしまうと、人間という生物の形が改めて浮き彫りなるのだ。「サン・ジュニペロ」はどこか普遍的で、人類一人ひとりが最大公約数のように持っているように思われる”幸せ”という概念が数十年後の未来ではもっと多様化していて、共通の概念ではなくなってしまうのかもしれないと思わせられる作品。

ブラックミラー サン・ジュニペロ

 

 



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ブラックミラー シーズン3 エピソード5 「虫けら掃討作戦」

おすすめ度:★★★★★☆☆☆☆☆(5点)

監督:Jakob Verbruggen
脚本:Charlie Brooker
出演: Malachi Kirby, Madeline Brewer, Ariane Labed, Sarah Snook, Michael Kelly, Kola Bokinni, Francis Magee

「虫けら掃討作戦」 あらすじ

「虫けら」と呼ばれる病原菌を持ったモンスターを駆除する部隊に配属された新人兵士ストライプは初戦で手柄を立てるものの、戦闘用システムに誤作動が起こるようになり時折不思議な感覚にさいなまれるようになる。ある日「虫けら」の隠れ家と思わしき建物を発見したと連絡を受けたメディナ、レイマン、ストライプは調査に向かう。システムチェック等に問題がなかったはずのストライプはやはり体に異変を感じるのだった。

「ブラックミラー」でありがちの、こんな未来は嫌だシリーズ(勝手に命名)。この手のシリーズはどうも好きではないけれど、少し怖いなと思ったので多少面白かったのだと思う。でも見終わって思うのはやっぱり「そんな未来は嫌だなぁ」ということくらいなんだよねぇ。ハウスオブカードでフランクの側近役を演じるマイケル・ケリーがカウンセラー役として出演している。

虫けら掃討作戦 ブラックミラー

 

 


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ブラックミラー シーズン3 エピソード6 「殺意の追跡」

おすすめ度:★★★★★★☆☆☆☆(6点)

監督:James Hawes
脚本:Charlie Brooker
出演: Kelly Macdonald, Faye Marsay, Benedict Wong, Jonas Karlsson, Joe Armstrong, Elizabeth Berrington, Charles Babalola

「殺意の追跡」 ~あらすじ~

不謹慎な発言や記事のためにSNSで炎上している有名人が次々に謎の死を遂げる事件をパーク警部と研修中のブルー・コルソンが追う。有名人の死には絶滅したミツバチの代わりに生態系を守るはずの存在ADI(ハチ型ドローン)が関係しているようだった。元ハイテク犯罪課に所属していたブルーは自身のスキルで事件の真相に迫り、そして驚愕の事実にたどり着いてしまう。

設定に若干の無理があるような気もしなくはないが、その辺りをさほど気にしなければなかなか引き込まれるサスペンス展開になっていると思う。ラストもなかなか好みだった。シーズン2の最終話がなかなか面白かったのでシーズン3も期待したけれど、悪くはないがそれほどでもない、といったところ。

殺意の追跡 ブラックミラー

 



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シーズン4は2017年12月29日配信

シーズン4は全6話で各エピソードの題名は発表されている。監督のラインナップには、ジョディ・フォスター、「SHERLOCK」のトビー・ヘインズ、「ゲーム・オブ・スローンズ」のティム・ヴァン・パタン、「アメリカン・ゴッズ」のデヴィッド・スレイドなど前回より有名人が撮っているのが吉とでるか凶と出るか。「マッドメン」のローズマリー・デウィット、「FARGO」のジェシー・プレモンス、「ウエストワールド」のジミー・シンプソンなどキャスト陣も豪華にはなっているが、それがそのまま面白さにつながるとは言えないのは事実。「ホワイト・クリスマス」や「ずっとそばにいて」くらいのストーリーのクオリティが全6話にちりばめられているとうれしいけれど、好みもあるだろうし、さすがにそこまでは期待してません(笑)50%でいい。よかった!と自信を持ってと言えるエピソードが半分あってほしい。

予告編が出てた

 


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ブラックミラー シーズン4 エピソード1 「宇宙船カリスター号」

おすすめ度:★★★★★★★★☆☆(8点)

ブラックミラー 宇宙船カリスター号

監督:トビー・ヘインズ
脚本:チャーリー・ブルッカー、ウィリアム・ブリッジズ
キャスト:ジェシー・プレモンス、クリスティン・ミリオティ、ジミー・シンプソン、ミカエラ・コーエル

「宇宙船カリスター号」 ~あらすじ~

ロバート・デイリー(ジェシー・プレモンス)はCTO(最高技術責任者)としてジェームズ・ウォルトン(ジミー・シンプソン)とカリスター社を立ち上げ、オンラインゲーム「インフィニティ」をリリースしていた。デイリーは技術者としては優秀だったものの、社内では共同経営者の一人であるにも関わらず誰からの敬意も得られず、インフィニティを個人用に”スペースフリート”仕様に改造したヴァージョンで主人公を演じることでウサを晴らしていた。そこへ、デイリーの技術力にあこがれて入社したというナネット・コール(クリスティン・ミリオティ)が現れ、デイリーのプログラムの美しさを褒めたたえたことで、デイリーは彼女に興味を持つのだが…。

そもそも配信前から公開されていた映像からどうやったら「ブラックミラー」的ストーリーになるのかと疑問に思っていたが、出だしから初期のスタートレックのような映像やセット、音楽まですべて凝った”スペースフリート”という架空のストーリーが始まりしばらくそれが続く。「まさかこの謎のスタートレックオマージュのまま行くわけじゃないよな…」とみていると、途中からは安定の「ブラックミラー」が始まる。序盤から意外な展開で、「え?どうなるのこれ」と気になりまくりのテンションで物語が進んでいく。ブラックミラーらしい人間のエグさと、近未来設定が上手く混ざったまさにこれぞ「ブラックミラー」だ、と言わんばかりの作品。多少設定に粗さはあるような気もするが、最終的には爽快な終わり方なのも好感が持てた。シーズン4幸先良いかも。

 

 


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ブラックミラー シーズン4 エピソード2 「アークエンジェル」 "Arkangel"

おすすめ度:★★★★★★☆☆☆☆(6点)

ブラックミラー-アークエンジェル-チップを埋め込まれるサラ

監督: ジョディ フォスター
脚本: チャーリー・ブルッカー
出演:ローズマリー・デウィット、ブレナ・ハーディング、オーウェン・ティーグ、アナヤ・ホッジス

「アークエンジェル」 あらすじ

シングルマザーのマリー(ローズマリー・デウィット)は3歳の娘のサラ(アナヤ・ホッジス)が迷子になったのをきっかけに「アークエンジェル」というシステムのチップをサラの体に埋め込むことにした。「アークエンジェル」とは当時新技術として出回っていた、体にチップを埋め込むことでチップを埋め込まれた人間の居場所や身体の異常、また視覚情報をタブレットからモニターできるシステム。またこのシステムはモニター対象にストレスが起こるとストレスの原因となる映像や音声をフィルターをかける機能が備わっており、ストレス対象はモザイク処理され、音声もノイズになる。サラは幼少期ストレスから守られて生きたが、その後「アークエンジェル」の機能が人間に悪影響を及ぼすとわかってきたことや、サラにも若干異常が見られたことからマリーは「アークエンジェル」を使うことをやめることにした。

もし自分の子供の行動をすべてモニターできたら?というSF的過保護な作品。発想はすごくわかりやすいが、その結果どうなるのかということまでは想像できなくとも、親の過干渉が子供と親の関係を良くすると思う人は少ないと思うと、多くの視聴者が話の方向性に予想がついてしまうかもしれない。子供のストレスに対してフィルターをかけたくなる親の心理もわからなくはないが、もうその時点でああマズいことになってしまうんだろうな、と思ってしまう。一方で演出的に、ストーリーの先を少しずつ視聴者に予想させながら物語を進めていくという手法になっているため、なんとなく先が読めるけれど退屈はしなかった。欲を言えばもうひとひねり欲しかった、というところだろうか。

 

 



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ブラックミラー シーズン4 エピソード3 「クロコダイル」 

おすすめ度:★★★★★★☆☆☆☆(6点)

クロコダイル-ミア

監督:ジョン・ヒルコート
脚本:チャーリー・ブルッカー
出演:アンドレア・ライズブロー、アンドリュー・ガワー、キーラン・ソニア・サワー

「クロコダイル」 あらすじ

クラブで酔っ払い帰る途中ミヤ(アンドレア・ライズブロー)とロブ(アンドリュー・ガワー)は自転車に乗った男を轢いてしまう。飲酒運転の上での人身事故、警察に通報すれば間違いなく通報され刑務所に行かざるを得ないロブは警察に通報する代わりに男性の死体を海に捨てることを選び、ミアも仕方なく同意する。そして15年後建築デザイナーとして成功したミヤのもとにロブが再び現れ、15年前の事故の償いのために遺族に手紙を書くという。今では結婚して8歳になる息子もいるミヤは絶対に秘密をばらされたくはなかった。それでも聞かないロブ。一方その夜、ピザの自動デリバリーマシンに男性が轢かれたという事故があり、保険の調査員として働いていたシャジア(キーラン・ソニア・サワー)がその事故について調査をしていた。

ブラックミラー的なSF世界ならではの数奇な運命を描いている。その数奇な感じが見どころなのであんまりここで書けることがないけれど、本作はどことなくショートショートで有名な星新一のような作品。ラストの切れ味がなかなか良かった。

 



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ブラックミラー シーズン4 エピソード4 「Hang the DJ」

おすすめ度:★★★★★★★★★★(10点満点)

Hang-the-DJ-エイミーと恋人

監督:ティム・ヴァン・パタン
脚本:チャーリー・ブルッカー
出演:ジョージーナ・キャンベル、ジョー・コール、ジョージ・ブラグデン

男女交際のすべてをお膳てするシステムの中でぴったりのパートナーを探すフランク(ジョー・コール)が最初に出会ったのはエイミー(ジョージーナ・キャンベル)。システムは交際期間を決めて男女を交際させ、出会いと別れを繰り返させて最高のパートナーを見つけるというもの。また残り交際期間は端末を使って見ることができるものの、男女二人が同時に確認するというルールになっていた。フランクとエイミーが残り時間を確認するとたったの12時間。二人は恋人としてはぎこちないながらもどこか楽しそうに12時間を過ごし、また新しい相手と交際していくのだった。

コーチと呼ぶ端末に誘導され、自動的に交際相手と交際期間を設定される男女。システムは被験者に何人も異性(時に同性)と交際させながらデータを取っていくことで最終的に最良のパートナーを見つけることができるものとなっている。交際相手、期間はシステムで決められた通りに従う必要があって、管理人の視聴者目線だと「自動的に最良の相手を見つけてくれるというわりには、実際にやっていることは出会いと別れを抜きにすれば現実と変わらないな」なんて思い、フランクやエイミーは一見無作為に出会いと別れを繰り返させられることになんの意味があるのか、と疑い始める。そんな疑問を投げかける度にシステムは「すべてに理由があります」と答える。そこに一体どんな理由があるのか、なんとなく先は読めるかもしれないけれど、僕にとってはこの話はシーズン4でおそらく最高に好きなストーリーになるだろうと思う。ジョージーナ・キャンベルとジョー・コールの芝居が素晴らしい。かなり泣けた。

 

 


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ブラックミラー シーズン4 エピソード5 「メタルヘッド」

おすすめ度:★★★★★★☆☆☆☆(6点)

ブラックミラー-メタルヘッド

監督:デヴィッド・スレイド 脚本:チャーリー・ブルッカー
出演:マキシン・ピーク、ジェイク・デイヴィス、クリント・ディアー

「メタルヘッド」 あらすじ

舞台は荒廃した未来の世界。クラーク、ベラ、アンソニーたちが忍び込んだ倉庫には”イヌ”と呼ばれる金属製で四本脚のロボットが待ち構えていた。自立思考をし、機動力に優れたそのロボットは小さなボディと4本脚を活かしてどこまでも追ってくるのだった。

流して見てしまうとただの逃走劇。トムとジェリーのシリアス版でしかないけれど、しっかり見るとこの物語の裏で何が起こっているのか、彼らはなぜ危険を冒して倉庫へ向かったのか、その辺りの画面に映らない物語を想像させるように作られているのだと思う。ラストシーンを「ハァ?」と思うか、感慨深く感じるかはまさにあなた次第。あまりキャッチーではないとは思う。見た目はアクション逃走劇だが、短編らしい少し文学より要素を含む作品。逆にここまでのブラックミラーでつまらん、と思った回も本作のような狙いがあったのかもしれない…と思わされた回だった。まぁ、なかったように思うけれど。

 

 


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ブラックミラー シーズン4 エピソード6 「ブラックミュージアム」 

おすすめ度:★★★★★★★★☆☆(8点)

ブラックミュージアム-ニッシュとロロ

監督:コーム・マッカーシー
脚本:チャーリー・ブルッカー
出演: ダグラス・ホッジ、レティティア・ライト、バブス・オルサンモクン

「ブラックミュージアム」

旅の途中、車の充電中にニッシュ(レティティア・ライト)が立ち寄った建物は犯罪の証拠など悪事に使われた品々を集めた博物館だった。全く客足のないその博物館の館長でオーナーのロロ・ヘインズ(ダグラス・ホッジ)は久しぶりの客だったこともあり、ニッシュに展示物を説明して回る。するとその展示物の多くがロロ・ヘインズが博物館を開く前に直接、もしくは間接的にかかわった品々であることがわかってくる。

ロロがブラックミュージアムの展示物の全てを一体どうやって手に入れたのかは謎だが、ここまで「ブラックミラー」を見てきた人なら「ああ!」と思うような品が並んでいる。またロロの口からもなかなか聞き覚えのある単語が飛び出してくるので総集編のような内容なのか?と序盤思うもののそれはただの前振り。展示物をニッシュに見せながらロロは過去に自身かかわってきたブラックミラーらしい未来な機器やシステムにまつわる話をしていく。そして博物館の奥には目玉品が…。この話もまた星新一っぽい、と思ったが、星新一っぽさとはなんだろうとよくよく考えてみると完成度の高さなのである。星新一のショートショートのようなキレと毒がある作品。そして視聴後には何やらスカっとするなかなか良い作品だった。

 



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ブラックミラー シーズン4 感想まとめ

シーズン4は素晴らしい出来だった。大体ここまでのブラックミラーと言えば必ず1話は駄作が混ざっていたように思うけれど今回は捨て回無し。どの作品も面白く、また様々な方向性のストーリーを各話で展開していてシーズン4をワンセットとして見るとバランス良く色んな味のオムニバス作品の楽しめるようになっていて飽きさせない。ブラックミラー全体で見ると過去の駄作が足を引っ張る印象だけど、シーズン4だけで見るとNetflixオリジナルシリーズの中でも1,2位辺りを争える出来だと個人的には思う。シーズン4は特に監督、キャスト共に有名どころを使い始めたのが吉と出るのか凶と出るのか…と思っていたけれど、完全に吉。このテンションのままぜひシーズン5を続けてもらいたいものだ。年末に良いものが見れてよかった。

 

 

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