[映画]ザ・リチュアル-いけにえの儀式
(C)eOne Features(Ritual) Limited 2017
やっちまった感満載のホラー「ザ・リチュアル いけにえの儀式」
「ザ・リチュアル いけにえの儀式」 the Ritual ネットフリックスオリジナル映画 アメリカ 2018年 1時間34分
監督:デヴィッド・ブルックナー
出演:レイフ・スポール, アーシャー・アリ, ロブ・ジェームズ=コリアー, サム・トラウトン, ポール・レイド
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「ザ・リチュアル いけにえの儀式」 あらすじ
(C)eOne Features(Ritual) Limited 2017
中年の仲良し5人組が酒を飲んだ帰り、飲み足りないと感じたルーク(レイフ・スポール)とロバート(ポール・レイド)と酒屋へ入る。するとそこへ強盗が入ってくる。ルークは強盗には見つからない位置にいたが、ロバートは強盗に財布を奪われ、結婚指輪を渡すことをためらったため殺されてしまう。そして6か月後、残された友人5人はロバートがみんなで行こうと提案していたスウェーデンでのトレッキングに出かけることにした。ルークはロバートを見殺しにしてしまった罪の意識が晴れないままだった。
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「ザ・リチュアル いけにえの儀式」 ネタバレなし 感想
(C)eOne Features(Ritual) Limited 2017
死んだロバートの願いだったみんなでトレッキングに行くことをかなえるために、スウェーデンへ向かった仲良し中年男性たちに降りかかる恐怖。物語の進みはゆっくりで、ホラー映画としてはとてもベタなシチュエーションを現代っぽくトレッキングに置き換えてはいるものの、大体昔からよくあるホラー映画のフォーマットの上を進んでいく。ホラーって大体そんな感じだしな、とある程度は我慢するつもりで見ていたが、恐怖の見せ方が若干新しい以外大して食いつけるポイントがない。え、で?どうなるの?と見ていくと、話は進んでいくものの序盤の伏線はほぼ忘れてしまったかのように、ただただの未知なる恐怖にふれてしまった中年男性たちの顛末が描かれていく。これはさすがにやっちまったんじゃないかと思わざるを得ないが、ホラーが苦手な人は楽しめるかもしれない。ちなみに怖いホラー映画が好きな僕は視聴時はほぼ怖いと感じることはなく、面白いと感じたうえでその夜に悪夢見ると怖かったのだな、と認識するフシがあるのだけど、この映画を見たあとに悪夢を見ることはなかった。ルークの驚き方がどうも苦手だ…これは良い演技なのだろうか。正直この映画はオススメはできない。