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衝撃の結末ダレン・ブラウン「ザ・プッシュ」

面白さ:★★★★★★★★☆☆(8点)

ザ・プッシュ-タイトル(C)Vaudeville Productions MMXVI

英国メンタリストのダレン・ブラウンがプロデュースする心理実験番組「ザ・プッシュ」

イギリスのメンタリスト、「メンタル・マジック」を専門とするダレン・ブラウンが仕掛ける実験という名のドッキリ番組。今回のテーマは社会的追従。社会的な圧力により人は殺人を犯してしまうものなのか、という問いの答えを求めて、参加者1人以外全員俳優を使いドッキリを仕掛けるという内容になっている。この”社会的圧力”を作るためのお金と時間の使い方が途轍もなく、こんなドッキリをされてしまったら本当に人間不信に陥りそうなほどエグいドッキリ番組である。
Netflix(ネットフリックス)で視聴する

 

 

メンタリストとは

超常現象パフォーマーのメンタリストDaiGoが肩書きとして使用し、日本に広めた言葉。彼の定義では、心理学に基づく暗示や錯覚などのテクニックを駆使し、常識では考えられないようなパフォーマンスを見せる人を指す。ほとんど手を触れずにフォークを曲げたり、人が心の中で唱えた数字を言い当てたりといったパフォーマンスをテレビ番組などで披露して人気を博した。しかし、彼が話題になり始めた2012年2月に発足した団体が、「メンタリスト」の名称の商標登録申請を行っていることが発覚。商標権を持たないDaiGoと「メンタリスト」の呼称を巡るトラブルに発展している。~コトバンクより

日本でメンタリストという言葉を広げたDaigoが目指していたのが本番組のダレン・ブラウンだそうだ。メンタリストとは心理学的な錯覚、暗示、誘導を使ったいわばマジシャンである。ただ、心理学に基づいているだけあって端にマジックと言ってしまうよりも人間の本質的な性質を利用してあたかも人を操っているかのように見せるパフォーマンスが多い。

 

 


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「ザ・プッシュ」ダレン・ブラウンがゲス

ザ・プッシュ-笑うダレン(C)Vaudeville Productions MMXVI
番組はドッキリの様子を映しながら、ダレン・ブラウンが解説を入れていくという流れになっている。要所要所に参加者が仕掛け人の意図した通りの行動をとるかどうかを調べる小さなチェックポイントが用意されていて、その成否もダレンが教えてくれるのだけど、参加者が意図したとおりの行動をとった時のダレンのとてもうれしそうな笑顔がとてもゲス。非常に悪趣味である。まぁそれを面白がって見ている僕も似たようなものだけど。

 

 


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「ザ・プッシュ」 日本のドッキリというレベルをはるかに超えたクオリティ

ザ・プッシュ-屋上のシーン(C)Vaudeville Productions MMXVI

リアリティを出すために死体の模型を2か月かけて作ったり、ウソのチャリティ企画に箔をつけるために著名人にビデオメッセージを送らせたりと”社会的圧力”を作るためのお膳立てにとにかく力が入っている。参加者に周囲の人間に”流されて”自分の意志に反した行動をさせるということが大きな趣旨になっており、何も知らない参加者を仕掛け人の言うことに従うようだんだんと誘導していくシナリオがよくできていて面白い。何がどうなれば殺人を行わせるだけの社会的圧力を作り出せるのか?そんなシチュエーションをダレン・ブラウンが一体どうプロデュースするのか?その部分も大きな魅力だと思う。そしてラストには衝撃の結末が待っているというまさにネタバレ厳禁の番組。果たして参加者は殺人を犯してしまうのか?約1時間の番組だがこのエグさは見る価値があると僕は思う。ただ、人によっては不快に感じる可能性は十二分にあるので注意してほしい。個人的には違うテーマで同じ番組の続編がやってほしいと思う。ただドキュメンタリーとは言え、知る由はないものの”やらせ”の可能性はもちろん無いとは言えない。そしてむしろやらせであってほしいと心のどこかで思う。

 

 

「ザ・プッシュ」の吹き替えは酷い

ザ・プッシュ-トムとクリス(C)Vaudeville Productions MMXVI

日本語吹き替えを選択すると「ハノーバー高校落書き事件簿」のようにボリュームを下げられた英語の上に日本語のアテレコが乗るという輸入されたドキュメンタリー番組と同様の吹き替えになっているのだが…クリス(参加者)とトム(仕掛け人)の声優が酷すぎて話の流れが頭に入ってこないレベル。なので英語音声で字幕をつけて視聴するのをオススメする。ていうか、ここまでの大根役者のセリフを聞くことはそうそうないし、この部分を面白がって見るのもまた一興でもある。本当に笑えるくらい酷いので少しだけ聞いてみるのはオススメだ。ほんとダレン・ブラウンの声の声優以外みんなとんでもない棒読み。こんな棒読み聞いたことないレベルで棒読み。もはや棒。こんな声優つけるならいっそ吹き替え版なんか収録しなければいいのにと思ってしまう反面、ここまで酷い吹き替えを採用したのはネット上で話題になることをあえて狙っているんじゃないか?と深読みしてしまう。それくらい酷い。

声優を調べてみるとgoogleから見つけられた二人はロンドン在住の俳優さんらしい。つまりイギリスの制作会社が日本語吹き替えを作ったということなのかもしれない。あえて日本語吹き替えで聞いているとこれはこれでやはり面白いかもしれない。