【子供と見たい】クリスマスクロニクル【カートラッセル】
(C)2018 Netflix US LLC and Netflix international LLC.
Netflixオリジナル映画 「クリスマスクロニクル」
「クリスマスクロニクル」 THE CHRISTMAS CHRONICLES 2018年 Netflix アメリカ映画 1時間44分
監督:クレイ・ケイティス
出演:カート・ラッセル, ダービー・キャンプ, ジュダ・ルイス, キンバリー・ウイリアムズ=ペイズリー, オリヴァー・ハドソン, ラモーン・モリス, マーティン・ローチ
脚本:マット・リーバーマン
「クリスマスクロニクル」 あらすじ
クリスマスに毎年撮影していたビデオの中に、赤い服の腕がプレゼントを置くのを見つけたケイト(ダービー・キャンプ)。ケイトはビデオに映りこんでいたのはサンタに違いないと確信し、兄のテディ(ジュダ・ルイス)を誘って、サンタが家にやってきたところをビデオカメラにおさめよう準備をする。そして夜が更け、眠っていしまっていた二人の前にサンタと思われる人影が現れる。その人影を追うと兄妹の前に八匹の空飛ぶトナカイが現れるのだった。そして思い描いていたのとは少し違うサンタと出会った二人はクールでタフなベテランサンタクロースを夜の街を駆け回ることになる。
「クリスマスクロニクル」 登場人物/キャスト
サンタクロース(カート・ラッセル)
サンタクロース。世間の太ったサンタクロースのイメージが若干気に入らない。夜明けまでに世界中の子供たちにプレゼントを配らなければ世界に危険が迫るという。
ケイト・ピアース(ダービー・キャンプ)
サンタクロースの存在を信じる10歳の女の子。悪い友達とツルんで遊んでいる兄テディを心配している。
テディ・ピアース(ジュダ・ルイス)
ケイトの兄。あることがきっかけで少しグレ始めているけれど、根はやさしいお兄ちゃん。
「クリスマスクロニクル」 ネタバレなし 感想
(C)2018 Netflix US LLC and Netflix international LLC.
配信1週目で2千万視聴を記録したハリーポッターとホームアローンの制作陣が手掛けるクリスマスファンタジー。サンタを信じる女の子の前に本当にサンタが現れるというベタと言えばベタなクリスマスストーリーだけど、夢をなくした大人が見てもなんだかワクワク感がイイ感じ。小さなころきょうだいで仲良くて少し大きくなると距離ができてしまって、さみしいなぁ、なんて感じた経験があったりするとこの兄妹の関係性に共感が持てると思う。そんな距離感が「大人になるということ」という一般論に、この物語は夢のある答えをくれる。カートラッセルのサンタが一般的なイメージ通りのサンタではないのだけれど、イイ意味で裏切られる感じ。思ったよりも破天荒でちょい悪オヤジのようなカートラッセルサンタだけど、サンタクロースに求める根っこのような部分はしっかり持っている。そんな予定調和感が心地良い。ストーリーは悪く言えば先の読める、よく言えばとても安心感のある展開で子供と一緒に楽しめる作品になっている。