【モトリークルー自伝】THE DIRT ザ・ダート【セックスドラッグロッケンロール】
これこそがロックスター!モトリークルーの自伝を基にした映画「The Dirt」
監督:ジェフ・トレメイン
脚本:リッチ・ウィルクス, アマンダ・アデルソン
出演:ダグラス・ブース, イヴォン・リオン, コルソル・ベイカー, ダニエル・ウェバー, デヴィッド・コスタビル, ピート・デヴィッドソン
「The Dirt ザ・ダート」 あらすじ
(C)2019 Netflix US,LLC and Netflix International, LLC
1980
「The Dirt ザ・ダート」登場人物
モトリークルー ベース:ニッキー・シックス(ダグラス・ブース)
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モトリークルー ギター:ミック・マーズ(イヴォン・リオン)
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モトリークルー ドラム:トミー・リー(コルソン・ベイカー a.k.a マシンガン・ケリー)
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bring ur kid to work day is kinda weird in this family. 🤘🏽🖤 #TheDirt @netflix
エンディングに使われている同名曲ではフィーチャリングでラップしている。
ちなみにモトリークルーのトミー・リーの元妻は「フレンズ」のジョーイとチャンドラーがかじりついていてみていた「BAY WATCH」という番組に出ていた有名なプレイメイト パメラ・アンダーソン。
モトリークルー ボーカル:ヴィンス・ニール(ダニエル・ウェバー)
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「The Dirt ザ・ダート」ネタバレなし感想
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80年代のヘヴィーメタルバンドモトリークルーの結成からを描く。ロックスターの自伝といっても大体ドラッグにおぼれてぶっ壊れていく感じのものが多いけれど、モトリークルーは違う。ドラッグに溺れていく前がぶっ壊れてる。これぞイメージしてたロックスターの生きざまという言う感じで、セックス、ドラッグ、ロッケンロールな日常の連鎖のまま有名になっていた軌跡を当時の映像にかなり寄せながら描かれている。特に有名になる前、もしくはブレイクし始めの頃エピソードがもうヤバい。どこがどれだけヤバいかはぜひ本編を見てほしいけれど、例えば作中のモトリークルーの周りの人間のセリフを引用すると、
「奴らと自分の彼女を絶対に二人きりするな…ヤラれるぞ」
これである。これが実話だというのだからもう面白くないわけがない。パワフルだとかエネルギッシュなんて言葉では言い表せないロックが持つ力が、音楽より彼らの生きざまを描くことで伝わってくる。衝動の赴くまま行動する彼らの無茶苦茶な日常を見ていると台風の日にわけもなく興奮するような、そんな熱が画面を通して伝わってくるようだった。まるでフィクションみたいにメンバー全員のキャラが立っているという奇跡も手伝ってバンドは成功したのかもしれない。彼らの音楽はなんかハデなことやろうみたいな、ブチかましてやろうという衝動の塊。映画はモトリークルーの音楽性の部分に特にフォーカスは当ててはけれど、彼らの音楽や音楽性はモトリークルーのメンバーを描くことでうまく表現されたいたのだと思う。
酒、女、ドラッグ、音楽。それらに向かう衝動こそがロックという音楽なのかもしれない。傑作。でもロック好きじゃない人にはあんまり響かないかも。
The Dirt 劇中曲
当たり前ながら「モトリークルー」の曲が目白押し。これを機に聞いてみるのもいいと思う。昔は全然聞けなかったけど、今聞くとカッコよく聞こえる。
T.レックスT.Rex/イージー・アクションSolid Gold Easy Action
total insanity The kind
Mötley Crüe – On With The Show
Mötley Crüe – Merry-Go-Round (Official Audio)
Mötley Crüe – Looks That Kill (Official Music Video)
Motley Crue – Girls, Girls, Girls
Mötley Crüe – Live Wire (Official Music Video) ヴィンスがバンドに最初に合流した時やっていた曲。
Johnny Thunders – You Can’t Put Your Arms Around a Memory
Mötley Crüe – Home Sweet Home
Mötley Crüe – Kickstart My Heart
Mötley Crüe – The Dirt (Est. 1981) (feat. Machine Gun Kelly)