【完全版←重要】レオン 完全版
おすすめ度:★★★★★★★★☆☆(8点)
(C)1994 Gaumont-Les Films du Dauphin
映画って編集でこんなにも印象が変わるんですね
監督・脚本:リュック・ベッソン
製作:パトリス・ルドゥー
出演者:ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマン
ざっくりあらすじ
ニューヨークで孤独に生きるイタリア系移民のレオンは、プロの殺し屋として、表の顔はイタリアレストランの経営者で、イタリア系マフィアのボスであるトニーを介した依頼を完璧に遂行する日々を送っていた。ある日、隣室に住む少女マチルダの家族が麻薬組織の襲撃に合い、レオンのための買い出しをしていたマチルダはレオンの家に逃げ込むことで襲撃を逃れた。帰る家を失ったマチルダは殺された弟の復讐のため、レオンに殺し教えてくれるように頼む。そして少女と殺し屋の共同生活が始まった。
(C)1994 Gaumont-Les Films du Dauphin
22分追加するだけでこんなに印象が違う!?
僕は随分前にノーマル版のレオンを数回見たっきり、完全版を見ることはなかったのだけれどTwitterでフォローさせていただいてる方のツイートに「完全版は別物」といった内容のツイートを見つけたのをきっかけに見てみました。仰るとおり別物です(笑)
(C)1994 Gaumont-Les Films du Dauphin
マチルダとレオンの関係性
二人の生活のシーンが追加されていることが多く、完全版はより劇場版に二人のキャラクターに人間味がある。このあたりは好みだと思うけれど、物語の印象が随分違う。
(C)1994 Gaumont-Les Films du Dauphin
マチルダ(ナタリー・ポートマン)がマジ天使
これは本当にいやらしい意味とかではなく、もう神々しいレベル。女性ではなくあくまで少女という魅力がすごい、という点も完全版ならでは。でも逆にそのあたりが問題になって劇場版が生まれたとか。
(C)1994 Gaumont-Les Films du Dauphin
リュックベッソンの意図は完全版にある
監督としては完全版のほうがやりたい方向性だったようです。劇場版を見ていても”完全版”を見ていないのならば一見の価値ありです。編集だけでなく音楽の使い方とかも違ったような気がします(検証はしてないけど)逆に劇場版を敢えてレンタルしてこようかな。