【シーズン2で打ち切り】the OA【賛否両論ドラマ】
(C) 2016, Netflix Studio, LLC
2016年ブレイクの賛否両論ネットフリックスオリジナルドラマ 「The OA」
「The OA」 2016年 ネットフリックスオリジナルドラマ
原作・制作:ブリット・マーリング、ザル・パトマングリッジ
出演:ブリット・マーリング、ジェイソン・アイザックス、エモリー・コーエン、スコット・ウィルソン
フィリス・スミス、アリス・クリーグ、パトリック・ギブソン、ブレンダン・マイヤー、ブランド・ペレア、イアン・アレクサンダー、ウィル・ブリル、リズ・アーメッド、パス・ベガ
ネットフリックスオリジナルドラマ「the OA」 あらすじ
ある日7年間失踪していたプレーリージョンソンが橋から飛び降りるところを発見される。幸い大事には至らず病院で意識を取り戻すプレーリーだが、7年前の失踪当時盲目だった彼女には視力が戻っており、背中には無数の傷があった。なぜ目が見えるようになったのか、また背中の傷はだれにつけられたのか、7年間どこにいたか、何が起こったのか両親や警察にも何も話そうとしないプレーリー。だが、一方で彼女は「…運命は変えられない、でも見せてあげられる。私たちの境界線への旅が今夜0時、クレストウッドビューの外れにある空き家で始まる」といったメッセージをインターネットに発信し、協力者を募る。そして集まった5人の協力者に7年間に何があったのかプレーリーは語り始める。臨死体験や異次元、生き返り、何度も死ぬということ。プレーリーは不可思議な話を夜な夜な協力者たちに語り、「あちら側」に行くために協力してほしい、と協力者たちに頼むのだった。
「The OA」成功したネットフリックスオリジナルドラマのうちの一つ
(C) 2016, Netflix Studio, LLC
2016年に成功したネットフリックスオリジナルドラマとして「ストレンジャー・シングス」と共に名があがることが多いこの「The OA」。「ストレンジャー・シングス」はストレートに面白いというレビューが多い気がするけれど、「the OA」ネットフリックスのレビューでも5点、4点、2点、1点と人によって評価がバラバラ。ネット上でいろいろレビューも読んだけどやっぱりバラバラ。好きな人は好き、嫌いな人は嫌いといった感じの作品のようだ。今の時代は議論を呼べるかどうかもヒット作の要因の一つなのでそういう意味では間違いなく成功していると思う。
「The OA」の面白さは?
見続けられるクオリティ、面白さはあると思うが1話から7話までは様々な謎が好奇心を引っ張るものの、若干退屈なシーンもしばしば。「すべては最終話のためにある」みたいに言っている人をネットでよく見たのもあり、頑張って最後まで見ると最終話では意味不明ながらも妙な感動が。最終話を見ている時、あと数分で何ができるんだよ…と正直ちょっとあきらめていたたんですが前評どおりに山場がやってくる。しかもちょっと感動すると同時に「ナニコレ????」という心の声が止まらないという(笑)謎な感覚を味わうことができるかも。
(C) 2016, Netflix Studio, LLC
「The OA」はどんな人にオススメのドラマ?
系統としては謎で好奇心を引っ張るタイプのドラマなのでやっぱりまず浮かぶのは「LOST」が好きだった人。最後まで見れば、見た人で語りたくなると思うので、誰かと一緒に見始めてみるのがおすすめ。賛否両論な部分を誰かと話すという楽しみもこの作品には重要な要素になっていると思う。でも面白いから誰にでも勧めたくなるような作品ではない…かな。少なくともシーズン1は。僕にはシーズン1はただの序章に見えたけど…。
「The OA」は見た後に誰かの感想やレビューが気になる
賛否両論のNetflix海外ドラマ、『the OA』は8時間にわたる壮大な「踏絵」だ
ネットに色々な解釈やレビューがあるが、一番しっくり来た+面白かったのはこの方のレビュー(注意:2ページ目にネタバレあり)最終話にはなんだかよくわからない感動があって、細かい考察を積み上げるとその感動はこういうところから来ているのか、と少し納得するような、一部やっぱりよくわからないような。
「The OA」 シーズン2 2019年3月22日配信
The OA season 2: Will there be another series on Netflix, what did the ending mean?
「The OA」シーズン2の配信は2017年末を目指していると言っていたのに、結局1年と少し遅れて2019年3月22日にシーズン2配信がアナウンスされた。
「The OA」 シーズン2 ネタバレなし感想
今回はテンポの良いストーリーを期待したけれど「The OA」にその展開を求めるのはやはりお門違いなのだろう。Twitterなどで先に見た人の意見を見ると最終回が大きなヤマだという記述をいくつか見たので仕方なく見ることに。次から次へと登場する謎に翻弄されながら、さらにその上に謎を乗せてくるスタイルに正直途中で眠くなったり、ついていけなくなったりしたのは正直なところだ。このあたりはすべてについていける脳みそを持っている人には面白く感じるのかもしれないけれど、シーズン1の内容もある程度覚えておかないと意味がわからなかったり、違う次元の話を同時に描いたりしているうえにどのシーンもふわっとした場面で切り替わっていくため、「え、こっちの次元ってさっきどこで終わってたっけ?」と僕はイチイチ混乱してちゃんとついていけた自信がない。それでもシーズン1を思い出すとダルいシーンを超えて見続けた最終話が面白かったのは確かなので、最後まで意地で見てみた。
だけど結果から言えばシーズン2のラストはシーズン1ほどの衝撃はなかった。というか個人的には”そのオチ”に持っていきますか…、というある意味ガッカリ感しかなかった。”そのオチ”をやっている映画なんかは今までいろいろあるけれど(しかも映画の名前を言ってしまえばほぼネタバレになってしまうので書かないけど)、個人的には夢オチばりにがっかりな結末。この手のオチを始めた見た人には面白く感じるとは思うけれど2度、3度とこのパターンを見ているとやっぱりふーん、としか思わないのではないだろうか。とは言え、僕の脳みそが壮大な構成についていけなかっただけのかもしれない。色々な謎が気になって見続けてしまうタイプの人はハマれるかも。