「ウェットホットアメリカンサマー」映画&ドラマ
こんなに積極的にくだらない映画&ドラマははじめて
「ウェット・ホット・アメリカン・サマー」2001年 アメリカ 1時間37分
「ウェット・ホット・アメリカン・サマー:キャンプ1日目」2015年 アメリカ 28分 8エピソード
映画版 あらすじ ネットフリックス詳細ページより
時は80年代、ベタに楽しいサマーキャンプ最終日。キャンプカウンセラーたちはなんとか気になる相手と親密になろうとするが…
正直言ってあらすじといっても別にこれが物語の本筋というわけでもない。※画像は2001年版
時系列的にはドラマ(2015年)キャンプ1日目→映画(2001年)キャンプ最終日
2001年に映画がリリースされたものの、この映画を上映したアメリカの映画館は数少なかったそう。その後DVDとして発売されてからカルト的な人気に火がつき、ネットフリックスオリジナルドラマとしてドラマ版が制作されたのが2015年。2001年の映画はキャンプの最終日を描く内容に対して、2015年のドラマ版そのキャンプの初日を描くという構成になっている。全てのキャストが当時と同じ、つまり全員年を取った状態で2001年と同じ役を演じている。今となってはとても豪華なメンバーになっています。※画像は2015年版
正直面白くはない。でもついつい見てしまう
決して評価は高くないのにも関わらず熱狂的なファンから支持され、世代を超えて支持されているらしい「ウェット・ホット・アメリカン・サマー」。おそらく狙って作ったB級映画だと思うのだけど、僕はそもそもB級映画を好んで見るタイプではないので、何度も途中で見るのをやめようかと思いながら、結局最後まで見てしまった。あらすじはほんとコントでいう設定程度のものでしかない。
全てがくだらない…が
驚くほどくだらないやり取りやシーンがてんこ盛りで真面目にストーリーを追っているとバカバカしくなってくる。というよりそもそもストーリーなんか特に追わなくてもいい気もする。登場人物たちがその場のノリや思い付きでシーンを作っているんじゃないかというくらいいちいち話が適当で、しょーもない事柄の連発で全然面白くない、本当にくだらない。でもここまでしょーもないと「次はどんなくだらないことをするんだろう」という変な期待感を持つようになる。で、話が進んでまたくだらないシーンがやってくる。そして全然おもろないやんけ!と思うのだけど、やっぱりまた「次はどんなしょーもないシーンが飛び出すのだろう」と気になってしまう。そんなこんなで最後まで見てしまった。もしかするとこれがB級映画の楽しみ方なんだろうか。
今となってはそこそこ大物になった役者たちがバカをやる
と、書いてあったのをどこかで読んだだけで正直僕はさほど知らないのでwiki貼っときました。ブラッドリークーパーとポールラッド、あとはアニメ「Archer」の声をやってるH・ジョン・ベンジャミンしか知らない。実際一番驚いたのはH・ジョン・ベンジャミン。だってアニメ以外で出演しているのは初めて見たので。
クープ:マイケル・ショウォルター
スージー:エイミー・ポーラー
続編?
ネットフリックス上で関連作品に「WET HOT AMERICAN SUMMER TEN YEARS LATER」という題名だけアップされているので、近々ネットフリックスオリジナルとして続編の配信がありそうではあります。配信されてたらまたなんとなく見てしまうんだろうなぁ。