「G.L.O.W」シーズン4で完結予定 女子プロレスドラマ
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(C)2017. Netflix Studios, LLC
Netflixとオレンジイズニューブラック制作陣が送る’80年代女子プロレスドラマ 「G.L.O.W」
「GLOW ゴージャス・レディ・オブ・レスリング」 ネットフリックス 2017年 シーズン1 エピソード10
原作・制作:リズ・フラハイヴ、カーリー・メンチ
出演:アリソン・ブリー、ベティ・ギルピン、マーク・マロン、ブリトニー・ヤング
シデル・ノエル、ゲイル・ランキン、スニータ・マニ、キム・ゲートウッド、
レベッカ・ジョンソン、ジャッキー・トーン、エレン・ウォン、ケイト・ナッシュ、
ブリット・バロン、キア・スティーブンス、クリス・ローウェル、アレックス・リッチ
「G.L.O.W」あらすじ
舞台は1985年のL.A。女優志望のルースは貯金もなく、週末はウエイトレスをするも、生活費はギリギリで食事もシリアルでやり過ごしていた。なんとか役がほしいと願うも手に入りそうな役はポルノくらいのもの。それでも女優になる夢をあきらめずにいるルースにある日、エージェントから「型破りな女性募集」と銘打ったオーディションを受けないかと連絡があり、何のオーディションか知らないままにオーディションに参加する。オーディションで待っていたのはB級映画監督サム・シルビア。彼の口から「G.L.O.W the Gorgeous Ladies of Wrestling」という女子プロレスTV番組を作るためのオーディションであることが告げられる。
(C)2017. Netflix Studios, LLC
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「G.L.O.W」かなりリアルな80年代ファッションやメイクが一周回って興味を引く
女子プロレスにはあまり興味はないものの、ドギツイ80代メイクやら、女子プロレスをモチーフにした作品は今まで見たことがなかったのもあり若干気にはなっていた。いつものようにつまんなかったらやめようと再生するとまぁ、毎度のごとくこれが面白い。まず目に入ってくるのが主人公ルース演じるアリソン・ブリー。こんな美人がメイクでこんなにも古臭くなるのがまず驚きだけれど、それにもましてこの人の売れない女優感がすごい。何やらせてもどことなくダサい。だけどこの「Glow」は間違いなく彼女の代表作になると思う。まぁ、ヒットすればだけど。
(C)2017. Netflix Studios, LLC
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「G.L.O.W」ド素人の運動音痴が笑いを誘う
プロデューサーが唯一プロレスファン、というくらいで、監督もオーディションで選ばれた人たちも元スタントマンが一人いるけれど、誰一人プロレス経験はない。唯一プロレス経験のあるコーチをつけていたがサムは気まぐれからか、構想からズレていたからかとっととクビにしてしまう。そんな人間たちで女子プロレスをやろういうのだからそれはもう絵的にひどい…が運動音痴の人の運動で笑える人にはたまらないダサさが笑いを誘うはず。
(C)2017. Netflix Studios, LLC
プロレスをあまり知らないネットフリックス世代のために
プロレスとはエンターテイメントであり、スポーツドラマである。そのため筋書があるし、試合でどちらが勝つかも多くの場合決まっている。もしかするとそう定義していないもっと格闘技に近い思想のプロレス団体もあるかもしれないけれど、この「GLOW」で描かれるプロレスは完全に筋書のある出来レースで如何に観客を熱狂させるか、という類のショーである。
(C)2017. Netflix Studios, LLC
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「G.L.O.W」エピソード7話は特におすすめ
7話目にやっと初試合を行う「GLOW」なんだけど、この回がもうたまらない。なけなしの人材、機材、アイディアで色々がんばるという笑える回。僕のお気に入りはシーラ。その他やりすぎなアイディアも良い。僕はプロレス自体そこまで詳しくはないけれど、ファン曰く、プロレス興行というものは前半の数試合が「お笑いパート」、後半が「ガチ試合」みたいな構成になっているものらしいのだけど、7話目の初試合はその「お笑いパート」に近いような回になっていると思う。