2020年5月シーズン3配信「ダイナスティ」
「ダイナスティ」エピソード9 「キャリントンの流儀」
面白さ:★★★★★★☆☆☆☆(6点)
今回はクリスマス回。ブレイクの父であり、ファロンの祖父トムが、またクリステルの姉でありサムの母親がキャリントン家にやってくる。トムがまたキャリントン家らしい男でひっかきまわしながら、クリステルの過去がついに明らかに。1話目からずっと引っ張ってきたネタであったにも関わらず、ここまで展開がイチイチ派手すぎたため、明らかになったところで「あ、そうなの」程度の感想しか持てなかったのが正直なところ。本当ならここはそこそこ重要な部分なんだろうけど、あまり驚けないのは、ここまでのやりすぎ感の副作用なのだから仕方がないだろう。むしろここからの展開は普通のドラマ的な意味で気になる。だが!こんな回に限って次までの間が空くという…。まったく理解に苦しむ配信予定だが、なんにしても待つしかないわけである。次回配信は2018年1月18日。年末年始休みすぎだろ、Netflix。
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「ダイナスティ」エピソード10 「しょせん毒グモ」
面白さ:★★★★★★★★☆☆(8点)
前回明らかになったクリステルの過去のせいで家族全員から敬遠されるクリステル。そこへなぜか死んだはずのサムの父親が登場し、キャリントン家の過去のスキャンダルをさらすとクリステルを脅すという今度はクリステルが踏んだり蹴ったりの回。そして父親の顔も知らないサムが父親に会うシーンがダイナスティ的見どころとなっている。また今回のエピソードでの終盤、犬猿の仲のはずのファロンとクリステルが手を組みドヤ顔を見せるのもなかなかアツイ。本当にこの人たちは目の前の出来事で過去のイザコザをサクっと忘れることができるという、まるで選挙前の自民党のような人々である。このムリやり視聴者をスカっとさせようとする感じこそが「ダイナスティ」である。年明け一発目からブレブレのキャラ達が織りなすジェットコースター展開という一貫性はたまらない。
そんなダイナスティ的見どころな一コマ
サムの目の前に現れた知らないおっさん。
おっさん「俺は君の父親だ」
サム「俺の父親は死んだ。顔も覚えてない…」
(おっさん今まで会えなかった理由を説明し…一分後)
サム「親父っ」(抱擁)
ここまで「ダイナスティ」を見ていればわかると思うが相変わらずこんな感じでちょっと頭の弱い登場人物が一周回って魅力的である。
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「ダイナスティ」シーズン2
アメリカでは10月12日スタート
(C)MMXVII CBS STUDIOS INC.
22話という中途半端な話数だったこともあり、てっきりシーズン1で終わるつもりなのかと思っていたがアメリカでは2018年10月12日からシーズン2がスタートすることがアナウンスされている。シーズン2のNetflix配信はシーズン1が一日ズレて配信されていたことから10月13日ではないかと予想される。コルビー兄妹も様子のおかしな普段着でまた出てきて欲しい。