2020年5月シーズン3配信「ダイナスティ」
大富豪一家であるキャリントン家の愛憎劇 「ダイナスティ」
原題:「Dynasty」 2017年 Netflix独占放送
原作・制作
サリー・パトリック、ジョシュ・シュワルツ、ステファニー・サヴェージ
出演:エリザベス・ギリーズ、ナタリー・ケリー、グラント・ショウ、ジェームズ・マッケイ、ラファエル・デ・ラ・フェンテ、アラン・デイル、サム・アデゴケ、ロバート・クリストファー・ライリー
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Netflixリメイク版「ダイナスティ」2017年10月より週1配信
2017年10月12日よりNetfxliにて配信開始したダイナスティ(Dynasty)はABCで1981年から1989年までアメリカ合衆国で放映された同名の大型ソープオペラ(昼ドラ的ドロドロ系ドラマ)のリメイク。リメイク版でクリエイターを務めるのは、『ゴシップガール』のジョシュ・シュワルツとステファニー・サヴェージ。『リベンジ』のサリー・パトリックとオリジナルのクリエイターだったエスター&リチャード・シャピロ夫妻も製作総指揮として参加している。リメイク版では、アメリカの二大富豪、キャリントン家とコルビー家が繰り広げる確執や複雑な人間関係が、キャリントン家の家長だったブレイクの娘ファロンと、彼女の義理の母親になるヒスパニック系のクリステルの視点を通して描かれるそうだ。
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「ダイナスティ」 登場人物
キャリントン家長女。買収部門のトップ
広報だったがブレイクとの結婚でCOOに出世し、ファロンのボスに。
キャリントン家家長でファロンとスティーブンの父親。過去に裏切られた経験があることからジェフを嫌っている。
キャリントン家長男。ゲイ。会社には所属せず、自然エネルギーを推奨する。
良からぬ噂を持つクリステルの甥。ステーブンとバーで知り合ったのは偶然だろうか。
キャリントン家お抱え運転手。ファロンと肉体関係がある。
ITの天才でキャリントン家の元従業員。妹がファロンの友達。
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「ダイナスティ」1話目 「まるで別人」
面白さ:★★★★★★★★☆☆(8点)1話目
普段だったら絶対興味を持たないであろう大富豪のお家騒動的な話。「SUBURRA」を見終わったら「ダイナスティ」の予告編が流れ、気づくと本編を再生してしまい、そして気づくと1話見終わっていたという。Netflix怖いわぁ…。何がってこの「ダイナスティ」、1話目のインパクトがすごい。ストーリーとしては会社を経営する父親ブレイク(グラント・ショウ)が女性社員クリステル(ケリー、グラント)と結婚するにあたり、娘ファロン(エリザベス・ギリーズ)、と息子スティーブン(ジェームズ・マッケイ)を家に呼ぶ、というたったそれだけの話なのに、人を操る天才と子供から皮肉られるブレイクと彼を手玉にとるかのようなクリステル、COOの椅子を狙うファロン、ゲイのスティーブン、キャリントン家の執事といきなりキャラが良い意味で立ちすぎで驚くはず。継母になるクリステルとファロンは登場時からお互いバッチバチに敵対心むき出しだったり、またそのクリステルには良くないバックグラウンドがあることをキャロン家執事は調査済みだったりと1話にかなり詰め込んだ内容になっている。クリステルの意地の悪そうな笑顔がたまらない(笑)なんにしてもツカミとしては十分な1話目だったと思う。派手なストーリー展開で人気だったというオリジナルがあってこその1話目のインパクトかもしれないけれど、80年代で"派手なストーリー展開"と言われるとあまり良い予感はしないのも正直なところ。加えて「ゴシップガール」のクリエイターとなると…うーん。この触れ込みを先に読んでたらもしかしたら見ることもなかったかもしれないけれど、もう見てしまったし1話目が面白かったのは事実。上手く現代版にアレンジしつつ、楽しませてくれることに期待したい。
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