2020年5月シーズン3配信「ダイナスティ」
- 1. 大富豪一家であるキャリントン家の愛憎劇 「ダイナスティ」
- 2. Netflixリメイク版「ダイナスティ」2017年10月より週1配信
- 3. 「ダイナスティ」 登場人物
- 4. 「ダイナスティ」1話目 「まるで別人」
- 5. 「ダイナスティ」 エピソード2~4
- 6. 「ダイナスティ」エピソード5 「娼婦と同じ」
- 7. 「ダイナスティ」エピソード6 「大切なのは自分だけ」
- 8. 「ダイナスティ」エピソード7 「悪女に効く薬」
- 9. 「ダイナスティ」エピソード8 「大切なものはお金で買えない」
- 10. 「ダイナスティ」エピソード9 「キャリントンの流儀」
- 11. 「ダイナスティ」エピソード10 「しょせん毒グモ」
- 12. 「ダイナスティ」エピソード11 「男の言いなりにはならない」
- 13. 「ダイナスティ」エピソード12 「守れない約束」
- 14. 「ダイナスティ」エピソード13~22
- 15. 「ダイナスティ」シーズン2 アメリカでは10月12日スタート
「ダイナスティ」エピソード9 「キャリントンの流儀」
面白さ:★★★★★★☆☆☆☆(6点)
今回はクリスマス回。ブレイクの父であり、ファロンの祖父トムが、またクリステルの姉でありサムの母親がキャリントン家にやってくる。トムがまたキャリントン家らしい男でひっかきまわしながら、クリステルの過去がついに明らかに。1話目からずっと引っ張ってきたネタであったにも関わらず、ここまで展開がイチイチ派手すぎたため、明らかになったところで「あ、そうなの」程度の感想しか持てなかったのが正直なところ。本当ならここはそこそこ重要な部分なんだろうけど、あまり驚けないのは、ここまでのやりすぎ感の副作用なのだから仕方がないだろう。むしろここからの展開は普通のドラマ的な意味で気になる。だが!こんな回に限って次までの間が空くという…。まったく理解に苦しむ配信予定だが、なんにしても待つしかないわけである。次回配信は2018年1月18日。年末年始休みすぎだろ、Netflix。
(C)MMXVII CBS STUDIOS INC.
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「ダイナスティ」エピソード10 「しょせん毒グモ」
面白さ:★★★★★★★★☆☆(8点)
(C)MMXVII CBS STUDIOS INC.
前回明らかになったクリステルの過去のせいで家族全員から敬遠されるクリステル。そこへなぜか死んだはずのサムの父親が登場し、キャリントン家の過去のスキャンダルをさらすとクリステルを脅すという今度はクリステルが踏んだり蹴ったりの回。そして父親の顔も知らないサムが父親に会うシーンがダイナスティ的見どころとなっている。また今回のエピソードでの終盤、犬猿の仲のはずのファロンとクリステルが手を組みドヤ顔を見せるのもなかなかアツイ。本当にこの人たちは目の前の出来事で過去のイザコザをサクっと忘れることができるという、まるで選挙前の自民党のような人々である。このムリやり視聴者をスカっとさせようとする感じこそが「ダイナスティ」である。年明け一発目からブレブレのキャラ達が織りなすジェットコースター展開という一貫性はたまらない。
そんなダイナスティ的見どころな一コマ
(C)MMXVII CBS STUDIOS INC.
サムの目の前に現れた知らないおっさん。
おっさん「俺は君の父親だ」
サム「俺の父親は死んだ。顔も覚えてない…」
(おっさん今まで会えなかった理由を説明し…一分後)
サム「親父っ」(抱擁)
ここまで「ダイナスティ」を見ていればわかると思うが相変わらずこんな感じでちょっと頭の弱い登場人物が一周回って魅力的である。
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「ダイナスティ」エピソード11 「男の言いなりにはならない」
面白さ:★★★★★★★★☆☆(8点)
(C)MMXVII CBS STUDIOS INC.
誘拐されてしまったファロンをめぐり、キャリントン家が右往左往。相変わらず突っ込みどころ満載の展開だが、もうわざわざ突っ込む必要もないだろう。むしろクリステルのキャラや言動がブレることがなく、ここのところまともに(いいやつに?)なってきてしまっていて、管理人としては少し残念なくらいだ。そのおかげで今回はいつもよりも普通のドラマっぽいストーリーに見える。あくまでも”いつもよりは”。雑な展開や、登場人物のリアリティとは程遠い常軌を逸した行動、判断(本人たちは露ほどもおかしいとは思っていない)などはやはり健在である。最初からエピソード11まで見ていていれば、それらに慣れてしまってもはやどこがおかしいのかわからなくなるのかもしれない。それにしても今更だけれど、ファロンの衣装がおっぱいを強調しすぎなのも見どころなのかもしれない。印象としては胸の谷間の見えない状態で登場してくるほうが少ないんじゃないかと思うほどである。そのあたりもメロドラマの定義に入るのだろうか。メロドラマというジャンルの定義がなんだか”数字が取れればどんな手を使ってもいいドラマ”であるような気がしてきた。
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「ダイナスティ」エピソード12 「守れない約束」
(C)MMXVII CBS STUDIOS INC.
面白さ:★★★★★★☆☆☆☆(6点)
前回までで初回から引っ張ってきた一番大きな秘密が大っぴらになってしまった後ということもあり、今回はすっかり大人しいドラマに。いつものように強引な展開もなく、様子のおかしな発言をする登場人物もおらず「ダイナスティ」に求めるものが残念ながら何もない回だった。ツラツラと物語は進むものの、大した変化もない回でもあった。強いて言えばファロンの露出度の高さだけは平常運転だったと言えるだろう。全22話ということなのでこのあたりが折り返し地点だと思うとまぁ、仕方がないのかもしれない。
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「ダイナスティ」エピソード13~22
面白さ:★★★★★☆☆☆☆☆(5点)
(C)MMXVII CBS STUDIOS INC.
ここまで視聴者の興味を引くために、キャラの行動や性格までもブレさせて(?)無理やりに山を作ってきた「ダイナスティ」。見ているこちらがある程度「ダイナスティ」の世界観に慣れてしまったのもあるかもしれないが、後半になるとぶっ飛んだ展開は随分となりを潜め普通の大富豪ドラマになっていった印象。また前半に伏線を使い切ってしまったのか、伏線がわかりにくくて見過ごしたのか、「あれはどうなるんだろう」みたいな変なドキドキ感も減ってしまった。また12話までの時点でいろいろと起こり過ぎていて、登場人物それぞれの心境が結局どうなっているのかよくわからないので、個人的には今更普通のドラマ展開を見せられても、なんか「コレジャナイ感」がある。突っ込みどころ満載の展開やぶっとんだ各登場人物の行動が魅力だと思っていたので、それらが封印されたかに見える13話~22話はまるで別のドラマ。前半のノリのまま突っ走ってほしかったので残念である。それは置いといても元々様子がおかしかったコルビー兄妹のファッションセンスが最終回に近づけば近づくほどどんどんヤバくなっていく。登場人物のセレブならでは(?)のファッションセンスは一見の価値があるかもしれない。
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「ダイナスティ」シーズン2
アメリカでは10月12日スタート
(C)MMXVII CBS STUDIOS INC.
22話という中途半端な話数だったこともあり、てっきりシーズン1で終わるつもりなのかと思っていたがアメリカでは2018年10月12日からシーズン2がスタートすることがアナウンスされている。シーズン2のNetflix配信はシーズン1が一日ズレて配信されていたことから10月13日ではないかと予想される。コルビー兄妹も様子のおかしな普段着でまた出てきて欲しい。