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実話を元に「JIMMY~アホみたいなホンマの話」

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「JIMMY」俳優陣の芝居がイイところを突いている

JIMMY-さんまと大西
©2017YDクリエイション

ジミー大西役中尾明慶、明石家さんま役玉山鉄二をはじめ出演する俳優の芝居は実在するタレントにかなり寄せたものになっている。言い方だったりしぐさだったりがかなり研究されていて、例えば玉山鉄二セリフを聞いた後に脳内で明石家さんまの声で再生されるような感じ。実話を元にしているとはいえストーリーとしてはベタな人情ものが故に、もし彼らの芝居が安いモノマネ的なものだったらドラマがとても安っぽくなっていたのではないかと思う。だが同時にこのドラマで俳優は”TVタレント”というそもそも強いキャラクターを演じているため、実物とのイメージの違いに嫌気がさす人もいるかもしれない。ここは意見が分かれるような気もする。
でもMrオクレ役六角慎司だけは別格。本物が若返ったくらいのクオリティでもはやモノマネなのか芝居なのか本人なのかなんなのかわからないくらいMr.オクレ。てっきり本当にMr.オクレの息子か親類か思ったが六角慎司さんは1999年ころから映画などに出演されている俳優さんだった。そもそもMr.オクレが誰か知らない人も多い気はするけれど、作中でも本物が登場するので見ればどれだけ似てるかよくわかるはずだ。

 


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エンディング曲 最後の夜汽車

エンディング曲は甲斐バンドの1977年の曲「最後の夜汽車」をMISIAがカバーしたもの。明石家さんま自身がこの曲に強い思い入れがあったとのことだけれど、この選曲はかなり秀逸。エンドロールの古い写真にこの曲がとても合っていて、作中の時代感をさらに盛り上げてくれる。

「最後の夜汽車」に強い思い入れがあり、レジェンド芸人たちの“売れていなかった頃”の写真が映し出される「Jimmy」のエンドロールにどうしても使用したかったと語っていた。さんまが特別な思い語る「最後の夜汽車」MISIA×甲斐よしひろのセッションに感激

MISIA – 最後の夜汽車 / MISIA SUMMER SOUL JAZZ 2017 明石家さんま「Jimmy」主題歌

MISIA 最後の夜汽車

1977年

甲斐バンド 最後の夜汽車

甲斐バンド 最後の夜汽車

 



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「JIMMY~アホみたいなホンマの話」 ネタバレなし 感想

JIMMY-エンドロール
©2017YDクリエイション

そもそも小出恵介が明石家さんま役として配信になる予定だった本作。小出恵介の未成年との飲酒やらなんやらのため代役として玉山鉄二が出ることになり、撮り直しを経て一年超し配信となった。結果明石家さんま役は玉山鉄二でよかったんじゃないかとすら思うが、小出恵介がやっていたらどうなっていたのかも若干気になる。そんなこんなアナウンスから配信まで時間がかかった「JIMMY~アホみたいなホンマの話」。基本的には実際にあったジミー大西と明石家さんまにまつわる実話を多少脚色してドラマ化しており、笑いと涙のわかりやすいエンターテイメントに仕上がっている。そもそもジミー大西の伝説的な逸話はネットにも結構まとめられているし、明石家さんまがテレビで話しているのを聞いたことも多いが改めて見るとなかなか大変な人生である。一話目の明石家さんまのセリフですべて集約されてはいるけれど、生来のキャラクターもあってジミー大西の人生はそこそこ大変だったろう。そんな人生を笑いに変えて生きてきた、もしくは笑いに変えてもらって生きてきたという彼の生き様はそれはそれで壮絶であり、興味深かった。古き良き時代だったかどうかはわからないが、少なくとも今よりも社会が物事に寛容だった時代。今から考えればおとぎ話のような逸話の数々。そんな時代があったのだ、という話を自分より歳が上の人から笑い話として聞けるのも面白い。またジミー大西のキャラもアホと言ってしまえばそれまでだけれど、アホのアホなりな一生懸命さがかわいらしくも感じるあたりなど、中尾明慶の芝居が素晴らしいという証拠なんだろう。僕だと80年代のテレビ番組「俺たちひょうきん族」はギリギリリアルタイムなので50歳近い世代にはかなり懐かしいシーンも多かったのではないだろうか。パーデンネン(画像右下)とか子供の頃はちょっと怖いとか思ってたけど、今見ると意味不明なビジュアルがめっちゃおもろいと感じたりするので、若い人よりも歳を取った人のほうが楽しめる場面が多いのかもしれない。