【心優しいチンピラは反則】最強のふたり
見てると優しい気持ちになれる映画
「最強のふたり」(原題: Intouchables) 2011年 フランス 1時間52分
監督・脚本:エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ
出演者 フランソワ・クリュゼ、オマール・シー、アンヌ・ル・ニ、オドレイ・フルーロ
ざっくりあらすじ
頸髄損傷で体が不自由な富豪の介護人の求人に、貧困層の移民の若者が失業保険目当て応募してくる。なんの気まぐれか富豪はその若者に試用期間を与え、介護人としての仕事に就かせる。そんな二人の交流をコミカルに描いたドラマ。
ファンシーなお風呂に惹かれて
ちょうど住むところを失ったドリスは全然働く気などなく、面接を受けたという証明書を受け取りに来たのだけど、ファンシーな風呂付個室にひかれてなんとなく介護人を始める。
失業保険のためだけに応募したのに
いざ仕事を任せられると割と乗り気のドリス。ぶっきらぼうで前科があってもなんだかんだこいつ優しいやつなんだなってのが見ててわかる。もうベタベタなギャップ。でも素敵です。
障がい者のタブーにがんがん踏み込む
ドリスさん介護しながら中々障がいを持った人には聞きにくいこと言いにくいことをがんがん言っちゃう。「おいおいそんなこと聞いちゃうの?」「そんなこと言っちゃうの?」と見ててこっちがはらはらするけれどこの富豪なぜだかこのドリスには弱く、ちょっと困りながらもなんだかんだ許しちゃう。
二人を見てるだけでなんだか笑顔になっちゃう
逆に言えばあまり目立ったストーリー展開はないので過度の期待はしないほうがいいかもしれません。でも見るとなんだか優しい気持ちになれる作品だと思います。