【日本でリメイク】50回目のファースト・キス【オリジナル】
プレイボーイと記憶障害を持つ女の子のラブコメディ
「50回目のファースト・キス」(原題:50 first dates) 2004年 アメリカ 1時間39分
監督:ピーター・シーガル
脚本:ジョージ・ウィング
製作:ジャック・ジャラプト、スティーヴ・ゴリン、ナンシー・ジュヴォネン
出演:アダム・サンドラー、ドリュー・バリモア
50回目のファーストキス ざっくりあらすじ
ハワイの水族館で獣医師として働くヘンリーは後腐れのない一夜の恋を楽しむプレイボーイ。 ある日カフェでルーシーという女性と出会い、意気投合するが、翌日会うと彼女はヘンリーのことをすっかり忘れていた。 彼女は交通事故の後遺症により、事故前日までの記憶は残っているが以後の記憶が全て一晩でリセットされてしまうという短期記憶喪失障害だった。 ヘンリーは毎日、初対面から始め、愛を告白し続ける。
島一番のプレイボーイが記憶障害の彼女に出会ってしまう
カフェでルーシーを見かけたヘンリーは一目で彼女を気に入りうまくナンパすることができた。だが翌日ルーシーはヘンリーのことを全く覚えていない。覚えていないどころか変態呼ばわりである。
ルーシーの記憶障害と優しい嘘
ルーシーの記憶は交通事故のあった1年前の父の誕生日から止まっている。つまり彼女にとっては毎日が父の誕生日。彼女に本当の事を知らせても、翌日には忘れるため真実を知る度に彼女は悲しむことになる。そこで家族や周りの人間はルーシーには気づかれないように毎日事故当日の日曜日を演出していたのだった。
初日はうまくいったのに!!
昨日の記憶を保持できないルーシーだが、簡単にナンパされる女ではない。記憶障害を知った後、ヘンリーは何度もチャレンジするがなかなかうまくいかない(笑)。同じシチュエーションで記憶をリセットして何度も同じ人をナンパすることは現実にはできないけど、この映画を見ていると女の子の攻略法って日によって変わるものなのかも、って気がしてくる。
振られても何度も頑張るヘンリーが面白い!
何度振られても全然諦めないヘンリー。毎日ルーシーに会いにカフェに行きあの手この手でルーシーの気を引こうとする様子がとってもコミカルで笑える。毎日恋人と初対面から始めるなんてプレイボーイとしての経験がなかったら絶対できっこない。ていうか僕なら心が折れるわ。
でも新しく記憶を持てない人と将来どうするつもり?
一晩たてば忘れてしまうルーシーはどんな相手とでも一夜限りになってしまう。そんなルーシーに男を近づけまいとする家族。それでもめげないヘンリー。チャラいプレイボーイかと思わせておいて、ヘンリーは実は予想外のロマンチスト!
個人的に好きなラブコメの5本の指に入る映画なので是非おすすめしたい作品です。