Netflixドッキリ番組「プランク・エンカウンターズ」レビュー
ドッキリTV番組「プランク・エンカウンターズ -恐怖のドッキリ-」内容
「ストレンジャーシングス」のダスティン(ゲイテン・マタラッツォ)が仕掛け人として2人のターゲットにドッキリを仕掛けるという内容の番組。ターゲットの2人以外の登場人物はすべて俳優で、ターゲットはホラー、サスペンスなどの映画の中に入り込んでしまったかのようなドッキリを仕掛けられる。
「プランク・エンカウンターズ」感想
ターゲットは映画のワンシーンのようなドッキリを仕掛けられるのだけど、まず予算のかけ方がハンパないのでいくら「あり得なさそう」な設定だと思っても、こんなことお金をかけてやるだろうか?という視点で考えると、いくらフィクションっぽくても目の前の現実をドッキリと把握できる人間は少ないような気はする。プラス、ターゲットは二人セッティングされドッキリ現場で遭遇させられるのでよりリアルさが加わるのだと思うけれど…。お金をかけてシナリオを書いている割にはオチ部分が若干肩透かし感はある。またドッキリを仕掛ける俳優がグッドガールズの強盗されたサラ金の人だったり、その他ドラマに結構出てる俳優だったりするのでドラマ好きだったら普通に俳優だと気づきはしないだろうか?と考えてしまうのは否めない。ターゲットが各シチュエーションに登場する理由もイマイチ弱いので正直ターゲット二人も俳優だと考えたほうが理にかなっているような気がしてくる。最終的には「ドッキリ番組をやっているという芝居」を見ている気分で視聴していたけれど、あとへ行くほどイマイチになっていったような…。1話約30分でサクっと見られるので良い暇つぶしにはなるけれど、ドッキリ好きには逆に物足りなく感じるかもしれない。実際うちの嫁は普通に楽しんでいたので変に疑い深い目で見なければ楽しめるはずだ。ぜひターゲットにはなってみたい。
視聴後に「プランクエンカウンターズ」をご覧になったあなたへで出てきた「SCARE TACTICS」のほうが正直面白いので同じ方向性で口直しをしたい人はチェックしてみると良いと思う。