Netflixドラマ「13の理由」レビュー シーズン4(完結)
(C) 2018 Paramount Television
「13の理由」 シーズン2 2018年 アメリカ 全13話(各話約60分)
原作・制作:ブライアン・ヨーキー
出演:ディラン・ミネット、キャサリン・ラングフォード、ケイト・ウォルシュ、デルク・ルーク, ブライアン・ダーシー・ジェームズ、アリーシャ・ボー、クリスチャン・ナバロ、マイルズ・ハイザー、ロス・バトラー、デヴィン・ドルイド、ミシェル・セリーン・アン、スティーヴン・シルヴァー、エイミー・ハーグリーヴス、ウィルソン・クルーズ、ジャスティン・プレンティス、アン・ウィンターズ、ジョセフ・C・フィリップス、ブライス・キャス、サマンサ・ローガン、RJ・ブラウン、ジェイク・ウェバー、ブレンダ・ストロング、アリソン・ミラー、ケリー・オハラ、チェルシー・オールデン、メレディス・モンロー、ベン・ローソン
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「13の理由」シーズン2 あらすじ
(C) 2018 Paramount Television
シーズン2はハンナの死の5ヶ月後から始まる。学校とハンナの両親の裁判は示談になると言われ、クレイ・ジェンセン(ディラン・ミネット)はハンナの死から立ち直ろうとしていた。しかし示談交渉は公判期日ギリギリに拒否され、ハンナの両親対学校の裁判が始まることになる。関係者が一人ずつ証人として召喚され、ハンナのテープでは知らされることのなかったハンナの物語が証人の証言として明かされていく。そんな中クレイのロッカーにあるポラロイド写真が入れられており、裏には「HANNAH WASN’T THE ONLY ONE(ハンナだけじゃなかった)」と書かれていた。
「13の理由」 シーズン2に登場する新キャスト
いずれもゲスト出演。とは言えわかっている役だけでも少なくとも4エピソードの出演があることからシーズン2のカギとなるメンバーになるのではないだろうか。
ファンドマネジャーとして成功し、地域社会の柱的存在であるブライスの父親バリー・ウォーカーを演じる。
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「13の理由」 シーズン2 ネタバレなし 感想
(C) 2018 Paramount Television
シーズン1ではハンナの主観で語られていたが、シーズン2ではハンナの周りにいた人間達が裁判の証人として一人ずつハンナの物語を語っていく。証人の中には自己保身のために裁判で嘘をつくものもいるように見える。だが、裁判として、証言として採用される限りそれは客観的な真実になっていくという古くは芥川龍之介の「藪の中」であったり、最近では宮部みゆきの「ソロモンの偽証」だったりに似た「人の数だけ真実がある」といったテーマ性になっている。
シーズン2では視聴者に物語の結末が知らされていないためシーズン1よりずっとエンターテイメント性が高く、ドラマとしての面白さはシーズン1を超えていると思う。また関係者のその後、またはサイドストーリーが見えることでより物語の奥行が広がるのも良かった。
もちろんシーズン1を視聴後に見たほうが良いが、シーズン2のほうがストーリーとしては面白いのでネタバレサイトでも読んでシーズン2から見るのもアリかもしれない。そのほうが心のダメージは少なめに楽しめるのは確かではある。ただあのシーズン1の辛さあってこそのシーズン2であるのも間違いはない。個人的な好みで言うならばシーズン3がありそうなラストにするような欲は出さずにシーズン2で終わらせる前提で作ってくれたらシーズン1と合わせてかなり完璧だったのに、とは思う。まぁ続くのならばそれはそれで見たいけれど。
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