漫画版デビルマンリメイク「Devilman crybaby」
「Devilman crybaby」湯浅監督
「四畳半神話大系」や「夜は短し恋せよ乙女」などイラストレーターの中村?佑介の絵をそのままアニメで動かすようなアニメを作ったり、松本大洋の「ピンポン」というそもそも独特な雰囲気の漫画をその雰囲気そのままにアニメ版ならではの原作とはズレない感性でアニメ化した監督。アニメだからこそできる表現、雰囲気の出し方が独特で面白くまた原作のイメージを壊すことなく、その空気感の上にアニメ的な広がりを演出するという個人的にはとても気になっている。「Devilman crybaby」はここまで彼が携わってきた作品とは若干毛色が異なることもあり、大丈夫かとも思ったが今回は湯浅ワールドで永井豪デビルマンを咀嚼したという内容になっている。
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「Devilman crybaby」に不良グループ5人役としてなぜかヒップホップの有名どころが
をはじめ、ヒップホップ界のスターたちが結集しており、KEN THE 390、YOUNG DAIS、般若、AFRAが参加。KEN THE 390は声優初挑戦であり、劇中のラップ監修も担当している。KEN THE 390、般若と言えばAbemaTVのフリースタイルダンジョンでおなじみのラッパー。AFRAはヒューマンビートボックスで有名。YOUNG DAIS、KEN THE 390はかなりイイ役どころをもらっている。
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「Devilman crybaby」 永井豪、湯浅政明インタビュー ※リンク先に多少ネタバレ含む
「一線越えた」神回はこうして生まれた 湯浅政明、「DEVILMAN crybaby」を語る
ねとらぼさんの記事に永井先生と湯浅監督のロングインタビューがでている。個人的には感想に書いた漫画版「デビルマン」がホラーで、「Devilman crybaby」が人間賛歌をテーマに感じた理由が書いてあるかのようなインタビューだった。正直自分がはじめに漫画を読んだ時には理解できていなかった部分がアニメではわかりやすく表現されていたのかも、とインタビューを読んで改めて思ったが、この記事はやっぱりアニメ版を視聴してから読むとよいと思う。現代版としていろいろな設定の変更を行ったことや、より過激になったシーンの追加などは湯浅政明が永井豪に確認を取ったうえで作られたわけではないというのにも驚いたが、また永井豪は永井豪で「変えてもらうのは大歓迎」というスタンスなのにも驚かされた。ここまでの作品では二人に直接の接点はなかったように思えるが、まるで長い間師弟関係だったかのような「デビルマン」という作品への理解と愛を持った湯浅監督に、「もっとやれ」というテンションの永井豪。思った以上に良い組み合わせだったんだなぁと思わざるを得ない。
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敢えて否定気味のツイートを集めてみたけれど、RTでアンチっぽいのが流れてくるのをちょこちょこ見るものの、実際に見てみると配信から10日以上経った今では賛成票のが断然多いようだ。なんにしても今年最初の話題作には違いないと思うし、Netflix入っている大人ならぜひ見てみるとよいと思う。
「DEVILMAN crybaby」Blu-ray BOX化
「DEVILMAN crybaby COMPLETE BOX【完全生産限定版】」(品番:ANZX-14231~14235)として5月30日に発売される。BD-BOXは、BD×3枚と特典CD×2枚の5枚組。音楽を手がける牛尾憲輔によるEXTRA Soundtrack・Remix CDとさらに特典として、アニメーションメイキングブック、アートワーク集がついてくる。BOXのイラストはデビルデザインを担当した押山清高による描き下ろしになっている。アマゾン限定特典でデビルカッター(レターオープナー)とポスターがついてで\30,240。特典無し版は\22,474。特典版が高いというより特典無し版が発売前から値引きされすぎな気もするが、どちらにしてもちょっとBlu-rayで持っておきたい気にはなってしまうよね。
【Amazon.co.jp限定】DEVILMAN crybaby COMPLETE BOX(メーカー特典:「B2告知ポスター」付)(オリジナル特典:「デビルカッター(特製レターオープナー)」付)(完全生産限定版) [Blu-ray]