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漫画版デビルマンリメイク「Devilman crybaby」

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「Devilman crybaby」湯浅監督

ピンポン-湯浅作品(C)アニメ 「ピンポン」製作委員会

「四畳半神話大系」や「夜は短し恋せよ乙女」などイラストレーターの中村?佑介の絵をそのままアニメで動かすようなアニメを作ったり、松本大洋の「ピンポン」というそもそも独特な雰囲気の漫画をその雰囲気そのままにアニメ版ならではの原作とはズレない感性でアニメ化した監督。アニメだからこそできる表現、雰囲気の出し方が独特で面白くまた原作のイメージを壊すことなく、その空気感の上にアニメ的な広がりを演出するという個人的にはとても気になっている。「Devilman crybaby」はここまで彼が携わってきた作品とは若干毛色が異なることもあり、大丈夫かとも思ったが今回は湯浅ワールドで永井豪デビルマンを咀嚼したという内容になっている。

 

 


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「Devilman crybaby」に不良グループ5人役としてなぜかヒップホップの有名どころが

をはじめ、ヒップホップ界のスターたちが結集しており、KEN THE 390、YOUNG DAIS、般若、AFRAが参加。KEN THE 390は声優初挑戦であり、劇中のラップ監修も担当している。KEN THE 390、般若と言えばAbemaTVのフリースタイルダンジョンでおなじみのラッパー。AFRAはヒューマンビートボックスで有名。YOUNG DAIS、KEN THE 390はかなりイイ役どころをもらっている。

KEN THE 390 / インファイト feat. ERONE, FORK(ICE BAHN), 裂固, Mr.Q (Music Video)
【Official Music Video】般若 / 生きる [Dir.by 金 允洙/Pro.by SHIBAO] (P)(C)2017 昭和レコード
KEN THE 390 – AFRAとサ上鎮座390〜RUN BEAR RUN〜 (Official Video)

 


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「Devilman crybaby」 ネタバレなし 感想

(C) Go Nagai-Devilman Crybaby Project

結論から言えば個人的にはとても面白かった。だが、まず1960年代の作品を現代の物語としてアレンジしている時点で、「漫画版デビルマンとしては初のアニメ化」と聞いて本作をチェックした原作ファンは複雑な気持ちになったのではないかとは思う。原作刊行からは50年近く経っているので例えばアニメ版「カイジ」や「アカギ」のように原作を忠実に再現してくれても嬉しかったような気もするが、本作のようにかなりアレンジされるのも結果面白かったのだから個人的にはよかったと思う。ただ、そこ変える必要あったのかなと思う部分に関してはその意図が気になるところではある(例えば牧村美樹がハーフ設定になっているだとか)。もちろん漫画原作がストーリーのベースにはなっているのだが、もう少し具体的に言えば”デビルマンがどういう敵と戦い、どういう結果になる”という部分以外は前述したキャラの性格や設定、それに展開までもが原作とは異なる。スーパー高校生の陸上の大会から物語が展開していく以降に関してはもうある意味原作漫画そっちのけである。原作改変と言えば、改変。人によっては改良、改悪どちらと取るかは違ってくるだろう。とは言え永井豪公認なのだから、もうこれが2018年版の新しいデビルマンということでいいと思う(エヴァンゲリオンの内容がアニメ版と映画で違うように)
良かった点は漫画版ではラストが打ち切りのような印象だったが、「Devilman crybaby」ではキレイにまとまった印象に変わっているところ、漫画ではごちゃごちゃしてわかりにくかった部分が分かりやすくなっていた辺りだろうか。ただ漫画版を再読してみると漫画は漫画の良さがあり、「Devilman crybaby」とは別の印象を持つ。漫画版では特にテーマがホラーであるという部分がやはり色濃く出ている。そこへ漫画版ベースのストーリーになっている「Devilman crybaby」を比べてみるとホラーテイストは大分少なくなっており漫画を再読した後には、やはり別物であると思うに至った。1969年アニメ版デビルマン、同年漫画版デビルマン、そして2018年「Devilman crybaby」はそれぞれ同じ設定を使った別のデビルマンである、という解釈ならばさほど間違ってはいないと思う。例えば漫画版が人間の負の部分にフォーカスを当てたホラーがテーマだとすれば、「Devilman crybaby」ではほぼ同じストーリーを描きながら人間賛歌をテーマに置いていると思う。ほぼストーリーは同じなのにそれぐらい印象が違うという部分はなかなか不思議な感覚ではある。勝手に多くのクリエイターや作品に影響を与えた言ってしまった広告で叩かれた流れのままネットでは叩かれそうな予感はするが、僕はいろいろな意味で楽しむことができたと思うし、知ってる人にも知らない人にもオススメできるアニメになっていると思う。ただし子供は見ちゃダメ。

 


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「Devilman crybaby」 永井豪、湯浅政明インタビュー ※リンク先に多少ネタバレ含む

「一線越えた」神回はこうして生まれた 湯浅政明、「DEVILMAN crybaby」を語る

ねとらぼさんの記事に永井先生と湯浅監督のロングインタビューがでている。個人的には感想に書いた漫画版「デビルマン」がホラーで、「Devilman crybaby」が人間賛歌をテーマに感じた理由が書いてあるかのようなインタビューだった。正直自分がはじめに漫画を読んだ時には理解できていなかった部分がアニメではわかりやすく表現されていたのかも、とインタビューを読んで改めて思ったが、この記事はやっぱりアニメ版を視聴してから読むとよいと思う。現代版としていろいろな設定の変更を行ったことや、より過激になったシーンの追加などは湯浅政明が永井豪に確認を取ったうえで作られたわけではないというのにも驚いたが、また永井豪は永井豪で「変えてもらうのは大歓迎」というスタンスなのにも驚かされた。ここまでの作品では二人に直接の接点はなかったように思えるが、まるで長い間師弟関係だったかのような「デビルマン」という作品への理解と愛を持った湯浅監督に、「もっとやれ」というテンションの永井豪。思った以上に良い組み合わせだったんだなぁと思わざるを得ない。

 


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「Devilman crybaby」賛否両論の否寄りのツイート

僕はどちらかと言えば賛否両論の”賛”のほう、というよりほぼ絶賛なので、あえて”否”よりのツイートを集めてみた。やっぱり原作ファンには違和感があったようだ。
湯浅監督ツイートから。よくわからないが、ただただアンチな人もいるようだ。

 

自ら原作信者を名乗る方。戸惑われたのでしょうか。



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お説教っぽいそうです。

 

確かに僕も原作と比べたら心を掴まれた感は多少弱かったかも。

 

アンチ関係ないです。個人的に好きな走るシーンがあったので。僕はちょっと笑ったのは正直なところ。




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敢えて否定気味のツイートを集めてみたけれど、RTでアンチっぽいのが流れてくるのをちょこちょこ見るものの、実際に見てみると配信から10日以上経った今では賛成票のが断然多いようだ。なんにしても今年最初の話題作には違いないと思うし、Netflix入っている大人ならぜひ見てみるとよいと思う。

 

「DEVILMAN crybaby」Blu-ray BOX化

「DEVILMAN crybaby COMPLETE BOX【完全生産限定版】」(品番:ANZX-14231~14235)として5月30日に発売される。BD-BOXは、BD×3枚と特典CD×2枚の5枚組。音楽を手がける牛尾憲輔によるEXTRA Soundtrack・Remix CDとさらに特典として、アニメーションメイキングブック、アートワーク集がついてくる。BOXのイラストはデビルデザインを担当した押山清高による描き下ろしになっている。アマゾン限定特典でデビルカッター(レターオープナー)とポスターがついてで\30,240。特典無し版は\22,474。特典版が高いというより特典無し版が発売前から値引きされすぎな気もするが、どちらにしてもちょっとBlu-rayで持っておきたい気にはなってしまうよね。

【Amazon.co.jp限定】DEVILMAN crybaby COMPLETE BOX(メーカー特典:「B2告知ポスター」付)(オリジナル特典:「デビルカッター(特製レターオープナー)」付)(完全生産限定版) [Blu-ray]